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BLACK EDGE  作者: ピラフドリア


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338/354

 第336話  【BLACK EDGE 其の336 戦い方】

 BLACK EDGE



 著者:pirafu doria

 作画:pirafu doria



 第336話

 【BLACK EDGE 其の336 戦い方】





 女性は傷つけない。そう語ったアサギは、決してスカイに打撃攻撃はすることはなかった。




 関節技を使い、スカイの動きを封じたりはするが、スカイが無理に抜け出そうとすると、アサギは技を外した。




 スカイの攻撃は一度も当たることはない。実力差は明白だ。それなのにアサギに弄ばれているような気がしたスカイは、苛立ちを感じていた。




 やがてスカイの攻撃は単調になり始める。アサギはスカイの攻撃を避けながら、




「諦める気はないのか?」




 と聞く。




「諦めません!! あなたこそ、降参してください!!」




「そいつはできないな」




 スカイの攻撃を避けたアサギは、スカイの背後に回り込むと再び関節技で動きを封じた。




 もう何度やっても勝てないのか。スカイは諦めかける。だが、








 スカイは小さな頃、父親であるキースに剣を教わっていた。




 何度も何度も辛い思いをして、剣の稽古をやめたくなった。それでもやめなかったのは、キースが褒めてくれたからだ。




 父親を尊敬していたスカイにとって、キースに褒められることは何よりも嬉しかった。




 そして父親の功績はスカイにとって、憧れであり、汚してはいけないもの。






 父親が勝ち進んできたこの大会で、スカイも優勝する。




 スカイは剣をわざと落とす。そして足で剣を蹴って弾くと、それはスカイの頭上を回転しながら飛び、そしてアサギに向かっていった。




「っ!!」




 アサギはスカイから手を離すと、その飛んできた剣を弾く。剣は場外へと飛んでいき、スカイにはもう武器はない。




 だが、スカイはアサギの方を向くと、アサギにタックルをした。




 殴ろうが蹴ろうがアサギには効かないだろう。ならば、場外に落とすのが良い。




 だが、場外までは距離がある。そこまでアサギを押すことはできなかった。






 武器もない。攻撃手段もない。もうスカイにはアサギと戦う手段はなかった。




「降参します」




 スカイは降参を選んだ。




 このまま戦っていてもどうにもならない。降参するしか選択肢はなかった。




 悔しそうな顔のスカイにアサギは、




「君は成長できる。俺は過去に君の父と戦ったことがある。一勝一敗、最初の勝負は俺が勝ったが、二回目は手も足も出なかった。君と戦っていて、キースとの戦いを思い出した」




 三回戦。スカイvsアサギ。




 勝者はアサギ。





 そして次の試合は四回戦。フェザントvsシオンの戦いが始まる。




 ブルーバードの目的は何なのか。その目的は次の試合でわかるのか!?









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