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BLACK EDGE  作者: ピラフドリア


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330/354

 第328話  【BLACK EDGE 其の328 見た】

 BLACK EDGE



 著者:pirafu doria

 作画:pirafu doria



 第328話

 【BLACK EDGE 其の328 見た】





 控え室の窓からスカイとリトゥーンがブラッドとフレッタの戦闘を見ていた。




「見ましたか? リトゥーンさん」




「ああ、君にも見えたか……」






 それはブラッドがフレッタの電撃を喰らい、倒れてしまった後である。




 ブラッドの全身から黒いオーラが背中に集まると、そこから上空に向かって黒いオーラは飛んでいく。




 そして点高く飛んで行った後、そのオーラは黒い龍の姿になって戻ってきた。




 龍はブラッドにぶつかると、ブラッドの全身を黒いオーラが包み込んだ。








 充電を終えたフレッタは空中を移動しながら、ブラッドの様子を伺う。




 今のブラッドがどういう状況か分からない以上、迂闊に近づくことはできない。そして電力を無駄遣いするわけにもいかない。




 ゆっくりと反時計回りでブラッドの上空を飛んでいると、ブラッドが動き出した。




 ブラッドは拳を握りしめると、その拳をフレッタに向けて振った。すると、その拳から龍の顔のオーラが現れて、フレッタに使って飛んでくる。




 フレッタは空中を移動してそのオーラを躱したが、そのオーラは大きく円を描きながら再びフレッタに向かって飛んできた。




「追尾か、それともそういう軌道にしてたか……」




 フレッタは両手を広げて空を飛ぶ。そんなフレッタを龍のオーラは追ってきた。




「前者か……」




 フレッタを追尾する龍。だが、フレッタは追われ続けるわけではなく、それが追ってくると分かると龍の方に身体を向けた。




 そして空中で静止するための電気を一時的にやめると、龍に向けて両手を向けた。




「無駄撃ちはできねぇ。一発で消し飛ばす」




 フレッタは龍に向かって電撃を放つ。




 電撃は龍にぶつかると龍を電気が包み込み大爆発を起こした。




 これでフレッタは龍を防いだと思った。しかし、そうではなかった。




「……なっ!? 龍の後ろにもう一匹だと……」




 龍のオーラの後ろにはもう一匹の龍のオーラがいた。二匹を同時に飛ばしたのか、それとも途中で分裂したのか。




 だが、一匹目の龍によって隠されていたもう一匹の龍を、フレッタは電撃で倒すことができず。




 回避も間に合わずに、フレッタはその龍のオーラにぶつかってしまう。そしてフレッタは龍のオーラに噛みつかれて身動きが取れなくなり、そのまま龍のオーラに運ばれる。




「っ!?」




 そして龍のオーラは舞台の上空に来ると、急激に落下してフレッタを地面に叩きつけようとした。




「こんなところでやられられるか……」




 フレッタは無理矢理片手を引き摺り出す。








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