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BLACK EDGE  作者: ピラフドリア
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 第248話  【BLACK EDGE 其の248 巨大狼】

 BLACK EDGE



 著者:pirafu doria

 作画:pirafu doria



 第248話

 【BLACK EDGE 其の248 巨大狼】




「こ、こんなにデカいんですか…………」




 ブラッド達の前に現れたのは、木よりも大きな体を持った巨大狼であった。




「これじゃあ、ホワイトウルフなんて、子犬以下よ…………」




 ホワイトウルフと比較なんてしちゃダメだ。これではあの狼犬が可愛く見える。




 そんな巨大な狼が目の前に現れた。これがガレオの言っていた狼だろう。




 スカイは剣を抜くと構える。




「こ、この程度でビビっていたら、賞金首稼ぎにはなれません!」




 スカイは剣を横にすると、狼に向かって走る。そして高くジャンプして、狼の首を狙って剣を振る。




 しかし、狼はスカイの攻撃を避ける。




 攻撃は良かった。しかし、急所を狙うのをバレていた。




 狼は着地したスカイに向かって、爪で攻撃をしてくる。スカイはその攻撃を避ける。もう片方の手でも攻撃してくるが、それも避けた。

 そして狼に近づいたスカイは、狼の首をもう一度狙おうとするが、その前に狼に避けられてしまう。




 確かにスピードはキース以上だ。しかし、そのスピードを使いこなせていない。



 避けた狼は今度は着地する前にスカイのことを前足で殴る。スカイは剣でガードしたが、その勢いで後ろに飛ばされてしまう。




 地面を転がったスカイは立ち上がってすぐに戦闘に戻ろうとするが、狼はスカイのことを追いかけてきていた。




 立ち上がるよりもはなく、狼がスカイを攻撃する。スカイの防御が間に合わない。その時、




 狼が横方向に吹っ飛ぶ。狼は壁に激突すると、そのまま倒れた。




「大丈夫か?」




 狼を倒したのはブラッドだ。やられそうになったところにブラッドが助けに来て、狼を攻撃したのだ。




「なぜ助けたんですか……」




 倒された狼を見ながらスカイが言う。




「ピンチだっただろ?」




「今のは演技です!! やられそうになったところで一発逆転するところなんです!!」




「いや、嘘だろ!!」




 まぁ、こんなこともありながらも狼退治は終わった。狼だから群れでいるのかとも思ったが一匹で終わった。




 スカイが本当にまだあの状態からどうにかすることができたのかは分からない。それはそれでそのうちわかるかもしれないし、分からないかもしれない。




 ブラッド達は店に戻り、狼を倒したことをガレオに伝えると驚かれた。




 そしてお礼に飴玉を貰った。




 いや、あんなでっかい狼倒させて報酬が飴玉とはどういうことだろうか。

 そしてガレオは倒されるとは思っていなかったらしい。




 もしかしたら俺たちのことを殺そうとしていたのだろうか……。




 とりあえず、馬車を手に入れたブラッド達は先に進むのであった。








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