第209話 【BLACK EDGE 其の209 プレゼント】
BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第209話
【BLACK EDGE 其の209 プレゼント】
倒れたマルクが見上げると、メテオラに見下ろされていた。倒れたマルクにメテオラは手を差し伸ばす。
「…………今のが……?」
立ち上がりながらマルクが聞くと、メテオラは頷いた。
「そうだ。今のが龍の力だ。その感覚を忘れないように」
そう言った後メテオラは使っていた剣をマルクに渡した。
「これを持っていきなさい」
「いや、でも、これは師匠の……」
マルクは遠慮するがメテオラは無理矢理渡す。
「卒業祝いだ」
「卒業?」
「ああ、龍の力を使っている姿も見れた。これで満足だ。お前は私の一番弟子だ」
こうしてマルクはメテオラの元から去った。
あの時の龍の力の使い方。それをずっとブラッドは行ってきた。片腕だけに龍の力を使い、 拳を強化する。
そして全身に龍の力を使う技がドラゴンインストールだ。
ドラゴンインストールはパワーはあるが、その分リスクが大きい。そのため乱発はできない。そして片腕だけではロジョンを倒すことはできない。
ならば、片腕だけでなく、攻撃に使う部位だけに龍の力を使う。
片腕だけに力を入れていると、足や腰などはブラッドの肉体のものだ。そのためブラッドの身体能力で問題なく使える程度しか、龍の力も扱えない。
そのため威力も下がってしまう。ドラゴンインストールはパワーの代わりに意識を奪われてしまう。そのため効率の良い攻撃ができない。
ブラッドは拳だけでなく、腰や足、それぞれの部分的に龍の力を発動させる。
そして強く踏み込まれた地面には穴が開く。だが、その踏み込んだパワーと、全身で強度がアップしたことでブラッドの攻撃力は増す。
「行くぞ、ロジョン!!」
ブラッドの拳はロジョンの腹に当たる。今まで以上のパワーでブラッドはロジョンを殴り飛ばす。
その威力にロジョンは耐え切ることができず、殴られた勢いで吹っ飛んでいった。そして通路を真っ直ぐ吹き飛ぶと、通路の奥にあった巨大な扉に激突。
その鉄の扉すら破壊して、ロジョンは吹っ飛んでいった。扉は破壊されて、フェアと赤崎がいると思われる部屋への道が開けた。
ブラッドはロジョンを追ってその部屋へと入る。そしてそこにいた。
「ブラッド!! ここ、ここだよ!!」
「フェア!!」
部屋に入るとそこには例の八本足の兵器と、その中にあるタンク状の場所に閉じ込められたフェアがいた。
「待ってろ、今助ける」
ブラッドがフェアの元に近づこうとした時、




