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BLACK EDGE  作者: ピラフドリア
187/354

 第185話  【BLACK EDGE 其の185 ブルーバード】

 BLACK EDGE



 著者:pirafu doria

 作画:pirafu doria



 第185話

 【BLACK EDGE 其の185 ブルーバード】





 シャドーも目覚め、林にブラッド、シャドーと、ブルーバードのクロウ、クレインが集まっていた。




 赤崎に負けたシャドーとブラッドをなぜ、ブルーバードが助けたのか。




 四人は各々の体制で話を始める。最初にブラッドが聞いた。




「何故俺たちを助けた」




 ブルーバードとは前に戦闘になったことがある。なぜ、そんな組織の人間が助けてくれたのか。




 その質問にクレインは腕を組んだ状態で木に寄っかかり答える。




「私達の目的はお前達と同じだからだ」




「それは赤崎の兵器を止めることか?」




「ああ、あの男が作ろうとしている兵器はブルーバードにも脅威になる。だからそれを止めに来た」




 するとシャドーが今度は質問する。




「なら俺を助ける必要はないだろ」




「ついでだよ。私はお前なんてほっとけって言ったんだが、フェザントのやろーがお前も寄越しやがったんだ」




 それを聞いたシャドーは驚く。




「フェザントだと…………」




「ん? 知ってるのか?」




「ああ、まぁな」




 シャドーはフェザントとは一度王都で戦闘になったことがある。あの時は決着がつかなかったが、かなりの使い手だ。




 しかし、あの戦闘の時も感じていたが、フェザントはかなりのお人好しだ。戦闘の時には手加減をしていたし、今回もシャドーを率先して救ってくれた。




「ということは、フェザントと……クロウ、お前もブルーバードなんだな」




 ブラッドがクロウの方を向くと頷いた。




「騙していたわけじゃないぜ。聞かれなかったから答えなかっただけだ」




 カメリアに来た時にフェザントとクロウが一緒におり、その二人にブラッドは出会っている。




 ブルーバードがブラッド達を助けたのは兵器を止めるためだ。そのため龍の適応者を赤崎に捕まらないようにしたのだ。




 だが、そうなると一つ気になることがある。




「クレイン、お前が前に連れていた龍の適応者……女の子はどうした?」




 クレインは前にレイラという緑髪の少女を連れていた。その少女は龍の適応者であり、クレインが操作してプロタゴニストの森で暴れていたのだ。




「レイラならスワン様と一緒だ」




 クレインはそう答えた。




「そのスワンって誰なんだ?」




 クレインの口からさっきからその人物の名前が何度か出ている。しかし、ブラッドはその人物が誰なのか知らない。

 ブラッドはクレインに質問すると、




「ブルーバードの頂点に君臨するお方、組織のトップだ」








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