表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/71

40.雨音

- 雨音 -


庭にある小さな池に、気持ちよく泳ぐメダカ

小さい頃に植え、大きく育ったリンゴの木

妹たちが種を撒いた、綺麗な青紫色の花を咲かす紫陽花


五月も終わり、もうすぐ六月になり

梅雨が来たのか、今日も雨が降り

雨音を聴きながら、縁側で緑茶を飲む


いつもなら、この時期には読書をしてるが

今のご時世が原因か、読みたい本も読み終えてしまい

何もする事が無く、ボーと庭を見つめている


でも、庭の樹々や小さな池

そして、庭にある岩に落ちて弾ける雨音は

いつ聞いても飽き来ない


今思えば、私の父もここに来ては

日本酒を飲みながら、酒のつまみを食べ

雨音を聴きながら、いつも口ずさむ歌を歌う


「あぁ、確か――あの歌って」


そう思い出しながら、父が口ずさんだ歌を

記憶から思い出しながら、雨音でリズムを取りながら

ゆっくりとしたリズムで歌う

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ