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短編詩

おとな

作者: 半信半疑

 大人になるってことは、

 泣かなくなるってことじゃない。

 喚かなくなるってことじゃない。

 本能を理性で

 押さえつけることができるってことじゃない。



 昔見た大人の姿と、

 今見ている大人の姿は、

 違うはずだ。



 足し算の一たす一が二である、みたいな

 理路整然とした世界と、

 感情という生々しい生き物が

 徘徊する世界の、

 その両方が

 対立したり、混ざりあったりする中で、

 混沌とした三次元の世界の中で、

 そんな世界で生きる大人は、

 その姿を

 変容せずにはいられない。



 だから許してください。

 汚れてしまうことを。

 穢れてしまうことを。

 


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