不思議な子供
子供って、大人とは違うものが見えるのでしょうか?
私は小さい時、皆とは少し違うものが見えていた。
三歳ぐらいの時だった。私が家の壁の角を見て、
「知らないおじさん来てるよー!」
と言ったらしい。母は、どうせ幼い娘がおかしなことを言っているのだと思い、さほど気にしなかった。
ある日、ひいおばあちゃんの家に行った。
ひいおばあちゃんの家におもちゃがなかったので、私はとても暇だった。その時は親戚が集まっていたので、遊んでもらおうかと思ったのだが、話が盛り上がっていたので、私はただひたすらぼーっとしていた。
部屋の中を物色していると、写真を見つけた。たくさん人が写っていたので、おそらく親戚一同の写真だったのだろう。その中に、以前私の家に来たおじさんが写っていた。
「あっ、この前家に来たおじさんだ!」
と私が言うと、親戚一同が静まり返った。何もおかしいことは言っていないはずなのに。すると、母が、
「この人が家に来たの?」
と聞いた。だから、あの時そう言ったじゃないか。私が頷くと、今度は周りがざわつき始めた。今度は祖母が、
「あなたが『家に来た』って言ったおじさんはね、もう何年も前に天国に行っちゃったのよ。本当に見たの?」
と、優しい声で言った。ぼけーっとしてばかりいた私が嘘をつくことなど出来るはずがない。本当に見たのだ。私が子供ながらに必死に身の潔白を示す様子を見て、親戚一同は、
(この子は本当に幽霊を見たんだ)
と思ったらしい。
今の私には霊感は全くない。だが、小さい頃は何回か家の壁に訪問者を見た。何回も
言うが、嘘ではない。今でも冗談で、私が家の壁をじっと見ると、親が血相を変えて、
「誰か来てるの?」
と聞いてくる。親の中での私は、今でも『不思議な子供』なのである。
読んでいただき、ありがとうございました!!( ; ; )
私はオカルトが大嫌いなビビりなのですが、「屍人荘の殺人」(←ゾンビのグロい系です、ネタバレをしていたらすみません( ; ; ))は大好きなんですよね、、面白いと大丈夫なんですかね、、、