闇の軍師
闇の軍師
新暦1年3S1白樺5月11日朝
闇の軍師はカマモト軍の猛攻を軽く防ぎながらチハヤ国に降伏を打診。
ミー姫に降伏してもどうせ殺されるだろうと思ったがチハヤは無視だ。
「援軍が来ない?やっぱ信用されていないなぁ」命乞いしても無駄か。
ツバキとみのりの主演する映画見ながら書類にサインしていた軍師殿は。
因みにジ・ターキー達の恋人と言う噂があるが正式に后になっていない。
「あのチハヤちゃんに虐められるじゃないですか。后になったら」
側室は古今東西正妻とは仲が悪いものだ。
正妻が控えめなら側室に虐められるし側室虐める正妻も多い。
「いや~。降伏するなら軍を派遣しても良いと」ツバキが説得に来た。
カリスマ的な人気を背景に軍師補佐に就任してるツバキである。
桃夏より余程優秀だが虐めを恐れて徹底して控えめだ。
「降伏するって言ってるだろ?処刑するにもせめて弁護士呼べ」
「チハヤちゃんはそのお言葉を信用できないとおっしゃっている」
「どうすれば降伏を認めてもらえる?俺も命は惜しい」
などと言うのだがカマモトの側近信用したら何時裏切られるか。
「補給部隊を襲っておくから自力で追い返しなさい」
「俺の反逆の噂言いふらしたのはお前らだろう~。責任取れ~」
「そんな事言われても私はカマモトを弱体化させる策を考えてるだけ」
降伏するなら命だけは助けるけどアンタも軍師なら何とかしなさい。
これでチハヤ国にアッサリ見捨てられた闇の軍師は包囲する敵軍を。
「手当り次第ぶっ倒し」首都から脱出して30万の兵で辺境に篭る。
そんなに強いなら真面目に戦えよと思うツバキであるのだが。
「魔軍宰相フォートレス様。一応補給物資は送って下さい」
いや見捨てるようなこと言っても密かに補給しないと帰参されたら。
「なら誘き寄せて処刑しよう。私があの愚か者を処刑する」
などと言うセリフをワザと本人に聞かせたらまさか帰参は無理だし。
「ミー姫。匿って下さい。このままじゃ俺処刑される」
闇の軍師の兵って真性のクズ揃いだと思うがクズは差別用語なのか?
物乞いは差別用語になるのか?
「全く。金貨600ガイディルス支払うなら考えてあげるよ」
「うううっ。弁護士を呼べ・・・」
闇の軍師はどうにもならなくなり腹を切るがツバキとしては困るのである。
「これでは我々が騙し討ちしたように受け取られるではないか?」
慌ててシエル軍が牛さん王国を100億の兵で抑えるのだ。
「諸君。我々はカマモト軍を倒す。この戦いで天才軍師メタボドーラ様を」
アイドルとして活躍してきた隠れた天才軍師メタボドーラに三顧の礼。
闇の軍師は信用できないがメタボドーラは信用できるし下手さえしなきゃ。
部下に裏切られることはめったにないので気軽に応募できるのだが。
「では私の戦略をお教えいたしましょう」
「カマモトに南を譲り南西はガゼルに譲り我々は北に勢力を伸ばす」
戦力を立て直せば30兆人の人口を抱える大国です。
兵力の精強な兵が6500億人もいます。
「天下3分の計なら平和を得ることが出来るでしょう」
「チハヤランドもヘコバゴンもチハヤ国の領土だが見捨てるのか?」
「ガゼルは兎も角カマモトに国を治める才覚はないです」
そのうち反乱が起き弱体化するでしょう。
「でも闇の軍師を倒してたのは早まりましたね」
生かしてカマモトに倒させるべきだったが今更言っても始まらない。
「カマモトを処刑したのは我々ではない。アイツは腹を切ったのだ」
牛さん王国を滅ぼしたのに多少の後ろめたさがあったらしいな。
「これは贈り物の金貨である。チハヤちゃんの代わりに私が授ける」
まあ出来ればチハヤちゃんに来てほしかったがシエルでも良いのだ。
「では仕えましょう。私はアイドルを育成して国富を充実させるのだ」
「任せたぞ。チハヤ国に従わぬ北方の民を討伐して軍の士気を取り戻す」
あのチートな柚木に壊滅させられたチハヤ国軍の士気は最低だ。
確かにメタボドーラの献策に従い北方の異民族を討伐した方がいい。
「北方の異民族ですか?」私の初陣には相応しいのだ。
「金貨2ガイの軍資金を与える。兵力は現地で編成するように」
とかっての同僚である軍師補佐ツバキにみのりが偉そうに命令を下した。
アイドル活動は続けているが6500億人のファンが確保できたのだ。
海軍はファンにならなかったが急ピッチで再建しているのである。
それでメタボドーラが兵を募ったら8千人集まったのだ。
この動乱の時代に北部に勢力を伸ばした聖王ルドルフの軍団8億人。
国民は500億人程度らしいが冬の寒さに備えないといけないからなぁ。
「聖王ルドルフ。独立は認めるからチハヤ国に従ってくれない?」
8千の兵では圧力にならんが背後には6500億人の陸軍がついている。
「いや~。最近の情勢を見てここは独立しかないと思ったのだ」
「戦うか?一応討伐に来たのだけど私も三顧の礼でスカウトされたし」
アイドルが政治をやるとグラビアとかで財政状況良くなるからさぁ。
アイドル議員がそういう事やると売名行為だの政治舐めるなと言われる。
でもアイドルが本気で集金したら村興しが出来るのだ。
現役のアイドルが経営するお店みたいなノリで村営も上手くいくのだ。
「まあ反乱平定すれば大金持ちになれるよ?」
「知っている。チハヤちゃんに逆らうつもりはないんだ」
独立したいだけなのかと思うが柚木に大敗した今のチハヤ国で。
万一討伐に失敗したら反乱勢力が各地で蜂起するだろうと思われる。
「独立を認める。だが私の指揮下にはいってもらうぞ」
それとプロレスしようと提案して7度戦い7度ルドルフ軍が敗退。
「コイツ強い。こっちは8億人もいるんだぞ」
「やっぱチハヤちゃんに逆らうんじゃなかった」
ホンキで独立できると考えていなかったらしく自治権を条件にだし。
降伏を打診してきたのだがその辺の事聞いていないなぁ。
「チハヤちゃん。北方の国の独立認めて良い?」とチハヤに電話で聞く。
「良いけど2ガイのお金で異民族の軍編成して」これで30億集まった。
「まさか独立を認めるとは思わなかったがこの軍異民族の押さえか?」
「そうだね。自治権は絶対に侵害しないよ。犯罪者だけは引き渡して」
「俺北部王名乗っても良いのか?」
「一応王より格下の公爵なら良いよ。覇王ルドルフとか」
「いや一応聖王ルドルフを名乗りたいのですが駄目ですかね?」
チハヤちゃんと直接交渉だ。
チハヤちゃんと直接交渉できるのに全権与えられてない軍師などいらん。
クレーマーとか店員に権限与えられていないの知ってるから。
「お前じゃ分からんから店長か専務と交渉させろ」と言い出すんだよねぇ。
「私もう傀儡の王なんだけどね。一応軍団は掌握してるから」
独立認めるかは議会の承認を得ないと私の立場がなくなるから・・・。
それで急遽議決したら北方民族が独立してもチハヤ国は困らない。
らしいので独立は認められて反乱起こしそうな勢力は王に封じたのだ。
北方攻略の予定です。




