返済の砦
返済の砦
新暦1年3S1白樺5月1日朝
先物取引でこのチハヤ人参の権利売り飛ばそうとわざと低めに取引。
安くさえすれば買う奴はいる筈だとガゼルは思ったのだ。
「取り敢えず1ガイ5千京ディルスなら応じても良い。どうだ?」
「足元見やがって。それでいいよ。チハヤ人参の価値は上がるぞ・・・」
これで1.5ガイディルス手に入れたガゼルは借金を8.5ガイに。
「おい。ガノン2で敵カノン部隊12機を撃滅しろ」チハヤ国の株を買う。
130ガイディルスで買うが戦で北部ローブラン王国が勝てば上がる。
「なのでちょっと本気をだしてカマモト軍の城を落としてこよう」
それでカマモトと裏取引だがヤラセで負けてくれてもチハヤ国は困らない。
チハヤ国が儲かるし高値の株買えば後は下落するの分かってるのに。
買う奴が悪いと一応株価は暴落する前提でチハヤ国に不正を宣言した。
「俺はこの戦いにおいて八百長をやる。株価は確実に上がるぞ」
最初に不正をやると宣言すれば騙されて株買う方が悪いのだ・・・。
不正を宣言してるのだから執行猶予が付く可能性も高い。
その辺は弁護士がしっかり弁護して無罪は無理でも不起訴になるかもだ。
最悪保釈があるから保釈金くらい支払うぞ。
「お兄ちゃん。カマモトは同意したんですか?ここで負けたら」
「心配しないでも良いぞ。柚木の頼みは聞いてやる」
これで八百長が成立すると株価が上がるかもと思う人もいたのか。
ほんのちょっとだけ株価が上がったのだ。
「いや~。八百長で30ガイディルスも儲かったぜ」
カマモトは大喜びだがガゼルは資産を250ガイに増やしたのだ。
借金はすべて返済したが勿論訴えられたのだ。
「では保釈金30ガイディルスの罰金刑に処する」
それで朝食を食べながら祝杯を上げるガゼルと柚木だが麦茶を飲む。
「カマモト軍が奇襲。砦の1角が破られました」
やばい、総力戦では捕虜にしたカマモト軍の兵士が暴れだすかも。
「捕虜は全員解放して。ローブラン王国の反ガゼル派を追い出すの」
柚木の指示で捕虜と半ガゼル派は追放され国民は20億人になった。
「ガゼル。マスコミの指示でプロレスを行いたい。私に謀反して」
「え?良いんですか?やれと言うならやりますけど本気で簒奪しますよ」
でもその前にカマモト軍を倒してからゆっくりと天下を争うさ。
「柚木。チハヤちゃんからの勅令で謀反するように指示があったのだが」
「その指示鏡通信ですよね?カマモトの策略じゃないですか?」
我々とチハヤ国を離間させ背後からチハヤ国を撃滅する作戦なのだろう。
「何ぃ。ガゼルが私を裏切っただとぅ?私の影武者を使い偽命令を」
罠だと分かっていても軍を動かさない訳には行かないので。
「チハヤの茶釜を差し出せば許してやる」と言ったら奇襲されたのだ。
「大変です。ガゼルが反逆。柚木の魔法でティミッド500機が壊滅」
生身でティミッドを破壊するとは流石は転生者だなと思うが。
「雑魚では勝ち目はないな。ガゼルもカマモトの陰謀だとは分かってる」
筈なのにここで謀反するとは思わなかった。
「ディールギス部隊5千機をぶつけて降伏させなさい」
このディールギス+5も柚木の極大爆裂魔法で灰になったのだ。
「化け物だぁ」
「あんた。転生者に雑魚が勝てると思っているの?」
ディールギスの後ろに控えていたティミッド500万機が吹っ飛ぶんだ。
極大爆裂魔法は全体攻撃だから敵はイチコロであるのだ。
「私はとんでもない女の子を敵に回してしまったらしい」
「てめえらの髪は何色だぁ?」
悪乗りした柚木は水着姿でバッタバッタとチハヤ国軍兵士をぶっ飛ばす。
これを昼食を取りながら見物するガゼルであったのだ。
柚木とだけは夫婦喧嘩しないようにしようと心に誓ったのだ。
一応3股交際だから結婚を前提だし3人王妃にすることもあるだろう。
新暦1年3S1白樺5月1日昼
「一兆人の部下が壊滅?たった1人の小娘にか?」
総司令官のリサは瀕死の部下を後方に下がらせ自ら剣で突撃する。
「私はこれでも剣道3段なのよ。お前みたいなど素人に負けるかぁ」
柚木は剣の1撃でリサをぶっ倒すと近くの海軍を攻撃して火の海に。
戦死者はでなかった。
私は人殺しはしないんだ。
たった1人でチハヤ国を壊滅させた柚木はチハヤ領に侵攻して。
守備軍を撃破してチハヤランドからチハヤ国軍を一掃。
人口1兆人を支配下に置き部下を逃がすために1人残ったチハヤを倒し。
異世界チートで二度と立ち直れないであろう打撃を与えたのだ。
1兆人が壊滅したチハヤ国は兵を鍛え直すためにダンジョンに篭もり。
新暦1年3S1白樺5月1日夜
訓練の終わったチハヤ国軍は柚木と交戦して今度はギリギリ撃退した。
だが圧倒的に武器が足らないので柚木軍に翻弄されて部下も強い。
1人強者がいると兵士まで強力になる法則があり手に負えないのだ。
「極大爆裂魔法」柚木の攻撃はチハヤの肌に傷を付けたのだ。
「封印魔法」柚木の能力を封印しない限り勝ち目はないので封印した。
だが柚木は封印してもチハヤに匹敵する能力の持ち主である。
流石に封印された状態でチハヤ国軍には勝てずに撤退をするが。
「柚木様万歳~。北部ローブラン王国に栄光あれ~」
柚木軍3万はこの勝利により楽に恩賞をいただくべく集まった。
50万の兵を鍛え上げるべくバーンのたこ焼きを食わせるのだ。
このたこ焼き能力値を上げるレアなたこ焼きで1個1~6ポイント上がる。
「国王陛下。夕食はいりません。勇者システムでレベルは90にまで」
勇者の力は部下やシンパにも伝染するので有能な英雄に弱兵はいない。
「柚木良くやった。褒美に20ガイディルス捧げよう」
ここで報酬ケチって柚木を怒らせたらチハヤに寝返るかも知れない。
「お兄ちゃん。報酬はいらないよ。ただダイヤのネックレス欲しい」
そんなもんでいいのかと600万ディルスのネックレスを下賜。
「ふふっ。報酬くれるなら私を抱いて欲しいんだけどね」
「抱かなかったら裏切るのか?まあ三股交際は認めたしな」
天下を取ったら考えてやるよと言っておくのである。
大軍師アリスの予定です。




