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ギルド登録

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新暦1年3S1白樺1月3日朝

ギルドに到着してギルドの説明を受けるガゼル達であるが要するに。

初級冒険者中級冒険者上級冒険者それ以上は下からDCBASである。

初級はお約束で薬草摘みや野生動物の討伐くらいしか仕事がないが。

こちとらプロの薬草採取の専門家の息子がいるのだ。

薬草だけでギルド破産させるくらいは納品できる自信があるガゼルだ。

「じゃ米が2万石に薬草が3千石。幾らになる」

「30万ディルスですね。1ディルスは1万円ですよ?念のため」

では30億円か?

遊んで暮らせるが部下を養わないといけないしギロチンムーアにあわんと。

「よう。良い儲けじゃないか?新入りは古参の客に奢るのが習わしだ」

「幾らくらい奢れば良いんだ?」

「贅沢は言わん。ビール5杯ずつだ」

「そうだ。サクーシャル先生の小説読みながらビール飲んでいるんだ」

今や1日で閲覧者500万人を超える小説家だが若い頃は悲惨だった。

1部の熱狂的な信者により支えられ何とか中間レベルの小説家になった。

「俺も好きだぜ。くだらねえと思いながらも何故か読みたくなるんだよ」

「ほう。ガゼル殿は俺のファンだったのか?買収だ。俺が奢ってやる」

リアルだとこんな事したら詐欺だがチハヤ国では問題ないのだ。

「サクーシャル先生か?サインお願いします」

サクーシャルは用意したサインよう判子でサイン色紙にサインしていく。

「えっとじゃあ俺冒険者になったという事でいいのか?」

「良いですよ。会員証発行しますけどこれだけ採集依頼こなされると」

中級冒険者に昇格するだけはあるんだよなぁ。

「中級冒険者からでも良いですよ?登録後の依頼完了とみなせば」

薬草3千石は膨大なポイントが有り上級冒険者に昇格もあり得るのだが。

「ガゼルさん。それと討伐依頼は取り消せません。カマモトの恐ろしさは」

ミモザ村でも響き渡っているらしく関わり合いになりたくないのだ。

「心配するなよ。再調査させるから。でも暫くは賞金首は取り消せん」

サクーシャルも文官としても軍人としても無能なチハヤ国の官僚だ。

だが一応チハヤ国の内情は教えられているので土下座で詫びを入れるが。

いきなりいわれのない反逆容疑で討伐に来ておいて今更なんだ?

伝説の摂政チハヤの部下とは言え許せんぞ。

「我らも騙されたのです。チハヤちゃんに進言したのがカマモトでは」

積極的に貢ぎ物をしてくれるので好印象しか持ってなかった。

「アイツは世渡りが上手くガゼルは苛めっ子の烙印を押されていますから」

「俺が反抗した時にだけ大人しく殴られるだけだ」

「分かってます。でもカマモトを処刑すると不景気が加速する」

「てめえは経済のために罪もない少年を大逆罪に処するのか?」

ブチ切れた俺はサクーシャルをぶった切ろうとして止められたのだ。

「殿中で御座る。殿中で御座るぞ」半分面白がって止めに入る冒険者。

「落ち着きなさい。サクーシャル。カマモトを讒言の罪で逮捕してくれ」

「それでは総本部からの命令に背くことになりますが」

「理不尽な命令には拒否する権利がある」と飲みに来たダルーニャ。

「全く。ここは抑えてくれ。好景気になって税収が安定したら」

「チハヤに支払う銀行預金の利子を下げれば好景気になるさ」

でもそれやると国庫収入が減って増税が待っているんだよねぇ。

「カマモトはいません。荷物をまとめて蓄電いたしました」

「何だと?念の為俺の資産も確認してくれ」まさかとは思うが。

「金蔵は空です。兵糧も焼かれています」

「俺の資産350京ディルスあるんだぞ。全額か?それも兵糧も」

大急ぎで補給を頼んだがチハヤは補給はできないと言ってきたのだ。

補給大臣のルリ様がそんな事を?もう一度確認を取れ。

「1万石と金貨500万枚速攻で送ってきました。後はなんとかしろと」

戦争で命令形頭が混乱しているらしいなと思ったが取り敢えず家を購入。

5万ディルスほど失ったがガゼルは討伐者を返り討ちにする名目で兵を。

10名雇用して守らせたのだがイリーナに指揮を任せるのだ。

柚木にはゴブリン族をまとめさせれば後は儲けるだけであるのだ。

「いや~。ではサクーシャル殿。チハヤちゃんと話し合ってもらおうか?」

「直接申し開きして下さい」

直接魔法鏡で通信できるのかと思ったが文句言えるなら言ってやろう。

「てめえ。人を陥れておいて言うことはそれだけか」

賞金首を取り下げろと思うのだがとんな奴なんだろうと思われるのだ。

伝説に語られるが猜疑心の強い人で一度疑われたら容赦なく切腹らしい。

「えっと本当に無実なの?」

「当たり前だ。俺だってチハヤ国の国民だぞ」

「だってカマモトの言うには直ぐ切れて暴力を振るう不良少年だって」

「だから謀反くらい起こすだろうと言いたいのか?」

素行が悪いのは確かだがだからってチハヤ国に逆らう訳無いだろう。

「まあ討伐軍だしたからには戦うしかないね。でもカマモト、信じてた」

国の予算持ち逃げした極悪人だが今更戦いはやめられない。

「でも停戦には応じられるよ。カマモトを捕えて処刑するから」

どの道兵糧と軍資金を失ったダルーニャ軍では討伐はできないだろう。

かわりの将軍を派遣するような余裕はないし停戦しかないな。

「チハヤちゃん。では停戦について話し合おう・・・」

「何者だ?黒覆面」

「我々はガゼル軍の将だ。チハヤちゃんの命をいただく」

俺は勿論無罪を主張したがチハヤちゃん聞いてくれないんだよなぁ。

「裏切り者~」

俺は無実だがチハヤちゃんはそのまま操られて全土にガゼル討伐を宣言し。

まっかまっていてもしょうがないから冒険者ギルドに行き仕事しよう。

取り敢えずミモザの街にいる限りは手は出させないとギルドの許可は貰う。

そして惑星Jの領地=拠点の森と隣接している=があったので。

密かにドザエモンBの名義で買い取り領主として旗揚げすることになった。

レベル上げの予定です。

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― 新着の感想 ―
おや、ついにギルドの登録ですな。だんだん面白くなってきましたな
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