復興
復興
新暦1年3S1白樺3月11日朝
「じゃ酒だよ。酒で偉大なるチハヤちゃんに酒あげるから金貨を・・・」
「OK。土壌改良で落ち葉とか用意するんだがクワガタとか」
カブトムシは一年で死ぬがクワガタは数年生きるのであるのだ。
てことはクワガタは春になれば餌を得るために森に出てくるのだ。
「クワガタって500ディルスする大型個体がいるらしいんだが」
虫語の出来る奴連れてこい。
人間に飼われる代わりに餌保証するのだが。
「餌くれるのか?まあ俺殺されるんだろ?標本にされて売られるんだな」
まあ生物はいずれ死ぬんだし一族の未来を保証してくれるなら。
「生物はドロップアイテムで生きることになってるので殺生は起こらぬ」
このクワガタのドロップアイテムでも天然物並の500ディルス貰える?
金貨500枚あれば1万人に酒が配れる。
神力でもパンツエネルギーで金貨降らせることは出来るから。
パンツ見せるか酒飲むだけで大金持ちになれるんだよねぇ。
「金貨があればうちのような産業のない国でも発展できるのだ」
普通に王家の秘宝とか売り飛ばせれば金になるがサザーンの秘宝を売るか?
「王の秘宝は売ると税金を横流ししたことになりヤバいんです」
トッポイとアリスはポーションの販売で儲けていたが最近怪我人が多い。
疫病に苦しむ人も多いからポーションは売れるのだ。
「超過交易になりがりですねぇ。幾ら稼いでも交易で他国に流れ出す」
クワガタを集めて売り飛ばせば儲かるがクワガタって金になるのだ。
金持ちの息子でも手を出すことのある商売である。
美味く行ったのかどうかはしらんが金持ちの子息が配下に集めさせていた。
普通に昆虫ショップに持ってけば買い取ってくれるはずだから。
金持ちにしか分からん独自の販売ルートがあるのかもしれない。
「カマモト様。ポーションを譲ってくれないでしょうか?」
コイツは煽てて調子に乗らせて実利を貪る方が良いに決まっているのだ。
ポーションの販売網を抑えてしまえば多少増産しても国内で値上がりする。
「1本5ディルスでどうだ?停戦記念に安く買ってくれ」
「5ディルス?そんな安値で良いのか?」流石のカマモトも躊躇した。
「ポーションならもっと安く作れる。心配するな」
ポーションの販売ルートを確保してカマモトは値上げを企むだろう。
その時に裏ルートでポーションを横流しして私腹を肥やすのだ。
「それとクワガタのドロップアイテムの輸出の許可をいただきたい」
産業無いからクワガタとポーションの輸出で儲けないといけないが。
「この賢者の鎧売っぱらっても良い?」
「売るんですか?担保に質屋から借金した方が良くありませんか?」
「トッポイ、冴えてる。いらない物は取り敢えず質入れしよう」
それで7京ディルスかき集めたが国力は脆弱だし技術支援を得ないと。
「チハヤちゃん。葡萄と苺の栽培方法教えてくれませんか?」
「ロイヤリティは支払ってもらうぞ。それでも良いのか?」
「勿論です。僅かな使用料でチハヤ国の産物使えるようになるなら」
安い出費ではあるが俺等パクリは得意なのである。
合法的に葡萄と苺を手に入れたら改良して可能ならオリジナル化する。
版権=著作権?=使用料支払ってもチハヤ国の葡萄や苺なら。
大儲けが期待できるからロイヤリティ支払ってもお釣りが出るのだ。
「合法的に大儲けできるのに版権使用料踏み倒す奴がいるんですかね?」
「いるんだよ。貰った技術は俺のもん。何で金支払わないといけない?」
と考えているらしくトラブルになってる国とかあるんだ。
まあチハヤ国だって異世界の知識真似して定食屋で大儲けしたからなぁ。
「まあ1京ディルスほどでいいですか?そのうちオリジナル化して」
輸出攻勢をかければ大儲けだがパクリって企業でやっているから。
パクリだろうとなんだろうと俺が儲かればいいと思うのかもしれない。
「分かった。業者に分けて説得してみよう。前払いされたら技術供与」
しない訳にはいかないからいらない技術から供与するよ。
「いきなり最上級の技術供与しても量産化出来るとは思えないよ」
「パクリは得意なんだ。神の畑で明日には大売り出しをしてみせるぜ」
栽培方法はネットで見るから販売許可さえくれれば何時でもOKだぜ。
「え~?あの閲覧料1万ディルスの栽培方法見たのか?」
どうやらコイツラ本気でチハヤ国の葡萄や苺真似するつもりらしい。
「1京ディルスでもロイヤリティ足りないのか?」
「イリーナです。実は試験的に作ってみたんですよ」バレるとヤバいが。
「1京ディルスには版権の無断使用の罰金も含まれていますからね」
「分かった。ちょっと農家に声かけてみるよ」
葡萄に苺を1京ディルスで貸し出すことに同意したのだ。
「ロイヤリティは月1京ディルス。分かったね」
「OK」
新暦1年3S1白樺3月12日朝
正式に版権使用料を支払い神の畑で葡萄と苺を促成栽培したのだ。
「一つ1チハリーだ。=100円=版権使用料はちゃんと支払っている」
葡萄は葡萄酒にすれば良いので幾らでも需要があるのだ。
でも苺はショートケーキのトッピングにするしか需要がないのだ。
「イリアさん。葡萄酒とショートケーキで村興しだよ」
まあ魔力の水晶玉転売すれば5ガイディルス儲かったのだが。
でも自国の産業育てなければ魔力の水晶玉値切られたら終わりである。
「あのう。最近病気がちでして。軍を引退したいのですが」
再就職の決まった兵達が辞職していくがローブラン王国の兵は。
40億人にまで減ってしまい取り敢えず国内の産業を育てるべく。
製鉄業に手を出し鍛冶師に鉄を作らせたのだ。
「大変です。チハヤちゃんが魔力の水晶玉の代金60%カットを宣言」
では売値は120ディルスか。余り多くの水晶玉で値崩れしたか。
これでは儲からないので魔力の水晶玉は廃業するものが増えるだろう。
「砂鉄を動員してゴーレムを造ろう。ツンデレに負けてたまるか」
それで魔力の水晶玉が安くなって庶民は喜んだが国レベルでは困る。
「牛丼屋の収入が1月6千兆ディルスだけど昼食は牛丼食べるから」
牛丼の値段1チハリー上げれば7千兆ディルスの収入になるかなぁ?
「包丁は匠の技で3ディルスで売れるんだよ。国民に武器は持たせたく。
無いけど包丁と斧と弓矢は仕方ないではないか。
取り敢えず5ガイディルスを月0.5%の約束で銀行に預けたのだ。
「これで利子は250京ディルスの筈だから部下を食わせることが」
出来る筈だが経済しっかりしてれば借金してても財政破綻しない。
そして部下40億人に金貨渡して飲み食いさせ景気を煽ることにした。
財政再建の予定です。




