ガゼルの怒り
ガゼルの怒り
新暦1年3S1白樺3月5日昼
「アイツラホントアッサリ撤退したなぁ」玉葱スープ飲みながら。
イリーナとイリアが部下の訓練しながら軍の強化に努めていたのだ。
どうせ軍を休ませ強化するまでの一時的な停戦である。
「ゴブリン軍が100万に膨れ上がったよ。臆病者とは聞いていたけど」
勇気はあると思うんだよなぁと思うのだがカマモトだけは怖いらしい。
今からでも遅くはないから和平を破ってカマモトをぶっ潰しましょう。
「いやカマモトの名にかけてそれは無理よ。和平を破ったりしたら」
「何故なの?何故攻撃してはいけないの?」
「攻撃すればガゼルが和平を破ったと宣伝するに決まっている」
「アイツ外面は良いからガゼルに不利になりカマモト派が減るのよねぇ」
サントペレス軍は350万騎にドラゴン1.5万騎。
ツンデレが50機だから我々だけでは防ぎきれないのだ。
「国民を募集するんだぁ」カマモトは荒野に兵を送りゴブリンを集める。
それで50億人集めて城も3時間で建ててしまい防備を固めるのだ。
兵の訓練も繰り広げて新たな戦いに備えているらしい。
「兵を率いて牛を倒せ。こちらは1兆人もいるから食わせるの大変なの」
イリーナは1兆人の部下でイリアは100万人のゴブリン軍。
取り敢えず兵の訓練の前に食料を自力で調達出来る体制を整えないと。
「ダルーニャにヘンター。食えそうな草とドロップアイテムを集めてきて」
「分かった。ダンジョンに兵を送り込み7兆石集めてくる」
新暦1年3S1白樺3月7日朝
食料を集めることは可能なのである。
この国は邪悪な神パンツ教団の統治する邪悪な国なのだ。
だが兵にパンツを捧げて米を降らせるのはセクハラであるのだ。
「ブルチラでも良いらしいぞ?ブルマは下着じゃないから見られても」
まあそうだけど最近はブルチラでもノーな女の子増えてるからなぁ。
チアガールですらズボン化の波に押されて勢力が衰えてきている。
後10年もすれば日本でチアガールのアンスコは消滅するかもなのだ。
「それでも金で納得していただきました。パンチラエネルギーで得た食料」
「5千兆石あります。ちょっと作りすぎましたね」
砂漠化進んでいるローブラン王国を救うべくゴミを捨てようと思った。
ゴミを捨てれば虫が繁殖するようになり土が柔らかくなるらしいのだ。
チハヤ国のゴミは生ゴミが主流だから普通に土壌改良の役に立つのだ。
「だいたいこの狭い国に1.2兆人も居住するのが無理があるんですよ」
だいたい砂漠の緑化とかパンツエネルギーで雨降らせられないのか?
セクハラは嫌だけど私達のパンチラで国が救われるなら見せても良いぞ。
お前がパンツ見せれば国が救われると強要されて断れる奴などいない。
「じゃ硬い土を耕してくれ。少しは柔らかくなるかもしれない」
普通に植林とかなら即効性があるので木を植えようと決意したのだ。
「木の精霊。そんな訳だから砂漠に住んで太陽光を遮ってくれ」
「良いけど成功したらチハヤ国軍中尉に任命してくれよ」
木の精霊ウンディーネが砂漠に根を張り配下と共に砂漠化対策。
「パンツエネルギー」大雨がふりウンディーネは耐えるのだ。
因みにウンディーネは水の精霊だろうと言うツッコミはやめて欲しい。
それで耐えたのだが木の匂いがすると馬や牛が葉を食いにやって来る。
「頼む腹減った。糞を提供するから葉を食わせてくれ」
いや良いけど太陽光を遮る目的で日々増やしてるから今葉を落とす。
バサバサ。
「もぐもぐ」馬と牛がやって来て大量に食べ糞を提供するのだ。
「じゃあ砂漠に強い草の種蒔くぞ。2.3日で芽を出す筈だ・・・」
パンツエネルギーで神の加護を与えられた草の種が芽を出すのである。
「馬共に牛共。草に手は出すなよ」分かっているって。
昨日までこんなに荒れ果てていたのにもう虫がやって来ているのだ。
「馬共。この縄張りは今日から俺のもんだ。馬や牛は俺らの餌だぁ」
馬や牛も考える。
ここで逃げれば餌場を失い飢えに苦しむ。
でもとどまれば仲間が食べられる。
「ここは仲間の1部を犠牲にして餌場を確保しましょう」
ドロップアイテムあるから殺される可能性も低いだろうと思われるし。
「分かった。ドロップアイテムの肉でも良いんだろ?」
「まあ天然物の方が美味いが我慢してやる。草食獣誘拐してくるぞ」
兎を誘拐してくれば草を食うので有り難いのだが。
白い牙のせいで惑星Jは極寒の星なんだよぅ。
「寒い。光合成ができない。でも光の呪文があるので光合成は出来る」
でも空は暗く氷点下-40度の極寒の地で生える草も凄い生命力だ。
「じゃ天候制御の魔法で大気を正常化させることは可能なんだけどね」
「だったらサッサとやってくれ。寒くて作物も育たないんだぞ」
こうなったら天候制御魔法使ってみよう。
それで太陽光は通るようになるのだが大洪水が起きるのだ。
今春だし中々氷は溶けないなぁと思うが国民総出で氷を割るのだ。
「高圧洗浄機で氷を溶かせ。人類の叡智は白い牙などに負けんぞ」
砂漠でも雨季には緑が覆い茂らしいのである。
新暦1年3S1白樺3月10日朝
ローブラン全域とサザーン王国は緑野になって動物も草を食べるのだ。
「寒いんだよ。魚に餌与えておけ。生きているか?」
「魚は無事のようです。生命力旺盛ですねぇ。流石ファンタジー世界」
「この米で酒を造ろう。ローブラン酒を造れば高速酒蔵で3時間程で。
ファンタジー世界で神が普通にいる設定だと神の力でどうにでもなる。
「神様猜疑心強いけど人がいいから煽てて顔を立てれば恐ろしく優しい」
チハヤは自分の息子も信用できないが信者の言うことは聞いてくれる。
ちょっとHなパンツ教団の神ルミナと違ってチハヤは女性である。
女の子にパンツ見られて=不快かはしらんが=文句言う女子も少ない。
「チハヤちゃんに見られるのは良いんだけどルミナ様も見てるんだよね」
現在はチハヤの下位神に過ぎないルミナとエリスだが一応教団のボスだ。
「皇帝陛下。貢物です。それとチハヤちゃんへの苦情と穀物の貢物」
国を救ってくれた守護神チハヤと邪悪なパンツ神夫婦のルミナとエリス。
まあ取り敢えずチハヤランドと交易してこの作った酒も売り払おう。
「おう。三河屋、そちもわるよのう」
「取り敢えず宴会用の酒用意してくれ。私は見た目16歳だけどね」
「年齢は200歳越えているからお酒飲んでも大丈夫」
なので停戦中に財力と国の復興をしようと心に誓うガゼルであった。
復興の予定です。




