反撃
反撃
新暦1年3S1白樺3月4日朝
カマモト軍の新型ゴーレムツンデレは35000のティミッド機と交戦。
見事に全滅して特攻攻撃に走った空母まで1隻犠牲になったのだ。
「馬鹿者。勝てないなら逃げれば良いのだ。蛮勇は手柄にならんぞ」
勇敢に戦えば上官が褒めてくれると信じてる部下が多いから困るんだ。
ツンデレは陸戦型ゴーレムだが近隣の街を攻撃。
抵抗するすべもなく街を放棄して300万人の人口を失ったのだ。
「絶対に起すなよ。俺は眠りたいんだ。お前に全権を任せる」
「ミスリル鉱山のある山が攻略されました。ツンデレにはかないません」
この知らせを聞いてカマモトは上機嫌で眠ることになるのだ。
「おのれ~」逃げる機会を与えずにサッサと処刑しておくべきだった。
カマモトのカマモトパレスから生み出されるツンデレが3機追加。
「どうする?白い牙を使うか?」厄介な敵には小型爆弾である。
だがこうなるとチハヤの開発した戦車部隊で反撃を開始するのだ。
一応ティミッド機なら戦車砲の1撃で破壊できる筈であるが。
「全滅しましたが7機再起不能にしました。柚木殿」
異世界人ならゴーレム召喚の魔法使えんのか?
「魔法は現世マウントでどうにか出来る分野ではないです」
召喚されてから2年間修行したんですよ。
異世界召喚の主人公だからチート能力持ってるとか思わないで欲しい。
「でもゴーレム召喚はできますよ。雑魚っぽいので良ければだけど」
柚木は1兆人に増えた部下に反撃を命ずると取り敢えずゴーレムは無視。
騎馬隊で村や町を奪回してチハヤ国に援軍を頼んだのだ。
「私はリサ軍司令官。1兆人とティミッド500万機戦車5千万。
ディールギス機5千、空母8千機で来ちゃった。
全軍で来たから留守を襲われたらひとたまりもないけど望み通り。
「多分ここでカマモトがやるのは破壊神の復活だと思うんだよね」
幾ら局地戦で勝利しても破壊神でも降臨しなければもう勝ち目はない。
「破壊神って確かチハヤ国空軍の司令官のメイリンじゃないか?」
「そだよ。確かに私を召喚しようとする動きあるけど絶対に同意しない」
私を力付くで屈服させられるなら魔王名乗れるよ。
「チハヤちゃんを裏切るなんて恐ろしいこと考えたこともないけどね」
そもそも力付くで私を支配できるなら私より強いということだよ?
私を召喚してまで戦う意味が全く感じられない。
「私を力付くで支配できるならチハヤちゃんより強いんじゃないかなぁ」
でも召喚者の魔力は無視しても問題ないから絶対に応じない。
「お菓子あるんだけど食べないか?」とカマモトが言ったらしかった。
メイリンのいる部屋にも聞こえてくる。
「行く」おい。
お菓子につられて召喚に応じるなんてチハヤちゃん給料だしてるんだろ?
「お菓子だけ貰った後不届き者をボコボコにしてきた」
一応話は聞いたが私には無理なので断ったのだ。
「なんて言われたんだ?」
「チハヤちゃんを暗殺しろと」無理に決まってるじゃん。
天使委員会と天界を1人で崩壊させるような奴だよ。
勝てるとホンキで思っているの?
「お菓子位用意するけど今軍人さんが一汁三菜に肉5切れで耐えてる」
そんなの関係ない。
「私は空軍司令官だし一応破壊神だよ?」
最近信者からのお供物もしょぼいしチハヤの配下の神にすぎんから。
でもそれでもチハヤ国の神だよ?
偉い人だから無条件で尊敬される筈だけど。
本気で私にチハヤを暗殺しろと言うならもっとマシなお菓子寄越せ。
「分かった分かった。でも給料だしてるんだからお菓子くらい」
「給料は教団に寄付している。神は金銭には興味ない事になってるから」
チハヤちゃんのような俗物の神様の方が珍しいんだよ?
「私が俗物?生活のためにはお金が必要なのよ」
シエルちゃん教団の金御神体である私に滅多に渡さないから。
あの人先代の神でチハヤ3人衆のエリスとルミナにしかお金渡さない。
「お菓子美味しい。久しぶりに食べた」
お菓子くらい柚木が異世界の菓子作ってやるから軽率に召喚に応じるな。
「お兄ちゃん。私お菓子は作れない。必要なら特訓するけど」
そっか俺は一応作れるけどこのお嬢ちゃん満足させる菓子は作れんな。
大体肉とキャベツ2個で1年生活しろなんて無理に決まってるじゃん。
全国からの供物合わせても暮らすのが精一杯だし。
神殿のお賽銭とか1チハリーしか出さないのに願いが横暴なのよね。
「私が力のある破壊神だったらチハヤの下に就かないっての」
大体最近は受験祈願とかする信者もいるけど。
神が神力で合格させたらカンニングじゃん、不正じゃんかと思うのだ。
カンニングが褒められるのは忍者の世界だけだぁ。
教師が見抜けないカンニング=忍者の技術?=を身に着けた優秀な忍者。
それは忍者として優秀な証明になるらしく喜ばれるらしい。
「全治6ヶ月の重傷負わせて呪いもかけておいたから3ヶ月は解除無理」
神に逆らう愚か者には神罰が下るのだ。
「諸君。カマモトに就くなら神に対する敵対行為とみなすけど良いの?」
取り敢えず反撃する前にカマモト軍に忠告しておいたのだ。
「J将軍に従う。神が神罰など下すとはありえん。心配するな」
「地獄行きだよ?天寿を全うしても地獄へ落ちるんだよ?」
「地獄が怖くて反乱など起こせるか」来るなら来い。
カマモト軍の誇りを思い知らせてやる。
「仕方ないね」チュドーン。
チハヤの信者は無事だが反乱兵は全員石になったのだ。
じゃ縛り上げた後石化の魔法解除して人間に戻して牢屋にぶち込む。
「神が人間の戦いに介入するなんて卑怯だぞ」
そう言われるから介入したくなかったんだけど私に喧嘩売るのが。
良くないと思い捕虜を裁判所に引き渡すのだ。
これでどんな判決が出ようとも三権分立だから私の責任ではないのだ。
「J将軍は逃げたようです。カマモトも神罰に耐えるとは流石だ」
ここで和平協定が結ばれ1ヶ月の停戦が発表されることになったのだ。
2部 停戦の予定です。




