降伏
降伏
新暦1年3S1白樺3月2日朝
「あんな暴君には愛想が尽きました。降伏を認めてくだされば」
処女は駄目だけどお尻触るくらいならと譲歩することにしたのだ。
「いや俺三股交際してるからその心配はしなくてもいい」
カエデと寝返った200億の兵を不安気味に眺めるガゼルであるのだ。
これが罠だったら我軍は壊滅するなと思ったので取り敢えず武装解除。
「R将軍の娘だそうだが父親は寝返らないのか?」
コイツだけ寝返ってもあまり嬉しくないんだよなぁ。
「拒否された。私を味方に付ければカマモトの目を盗んで着服した」
金貨2ガイディルスを献上いたしますと言い出したがコイツ盗賊か。
「R将軍国の金を着服していたのか。カマモト気付いていないのかな」
まあサントペレス城を包囲して残りの50億を攻撃するのだが。
「大丈夫です。夢魔で絶対に眠らせませんから」柚木が怒ると怖い。
ここでカマモトが乱心して部下をぶった切ってくれたら反乱が起こる。
「てめえ。起すなって言ってるだろうがぁ」部下を斬りまくる。
「落ち着いてください。何故寝不足なんだ?チハヤの仕業か?」
「部下が城門を開きました。9850億の兵には勝てません」
「我々も降伏するしかありません」
この言葉にカマモトはキレたのだ・・・。
「この無能共がぁ」
見境なく味方をぶった斬るカマモトだが打出用ロケットで宮殿に。
「見苦しいぞ。逃してやるから無意味な虐殺は止めろ」
ガゼルが立場が逆転したので高飛車に退去を要求するのだ。
「己~。貴様には恩という物が分からんのか?あれだけ良くした俺を」
いや苛めっ子って虐めてる自覚がないからなぁ。
あれだけ虐めておいて本人は可愛がって面倒見てるつもりだったのか?
「もう良い。サッサと消えろ。R将軍。寝返れば大将軍に任命するぞ」
R将軍は思った。
寝返りたい。
だけどこんな奴でも主君は主君だ。
「お願いです。降伏を認めてください」
ビキニフレイとマイゴンは帰参を要求したがカマモトを激怒させる。
バッサリ。
「ひいっ。死にたくない」カマモトに斬られて殺される2人。
もうカマモトに従う奴はでてこないだろうと思う。
「脱出しましょう。折角逃してくれると言ってるのに」
「貴様もなのか?」寝不足で相当苛立っているらしい。
「貴様も裏切るつもりなのだろう?何故だ?何故俺を裏切る?」
「貴方の可愛がりは虐めとしか受け取られていないからですよ」
娘の言う通りだった。
だが今更降伏してもガゼルが受け入れるだろうか?
「お父さん。降伏してください。ガゼルさんはカマモトよりマシです」
裏切り者がぁ。
「場内の兵は全て我々に降伏した。残りはお前ら2人のみだ」
「命だけは助けるからサッサと逃げるか降伏するかしてくれないか?」
「勿論私も連れて行ってくれるのだな?貢献度ナンバー1の部下だぞ」
ズドン。
「貴様のような無能な部下にようはない」
胸を撃たれて重症を負うR将軍だがイリーナの矢でカマモトを撃つのだ。
「おのれ。ゴーレム召喚」まだ抵抗する力が残っていたのか。
思ったよりしぶといがここまで追い詰めれば焦ることもないと思った。
「俺を何で助けたのだ?カマモトの部下だぞ」自称部下ナンバー1だ。
でも貢献度ナンバー1の部下はR将軍ではなかったらしい。
「降伏する?カエデの身の安全はお前次第なんだけどなぁ」
R将軍は思ったのだ。
コイツ俺を降伏させるためにわざと悪役を演じているんだよな。
「降伏すれば娘の貞操は保証してくれるのか?」
コイツ俺等を何だと思ってやがるのだ。
「約束する。降伏した方が娘さんの立場が良くなるぞ」
「・・・」
ここで抵抗しても自分の立場が悪くなるだけだと思い降伏すると。
傷を直してくれた挙げ句2千京の軍資金をくれたのだ。
「娘よ。カマモトがあんな愚か者だとは思わなかった」
「取り敢えずサントペレス軍を倒しましょう。最近不機嫌だから」
部下を集めても直ぐに逃げられると思うしでも呪われてるのかなぁ?
「眠らせろ~。ゴーレム5機召喚」巫女アベルを雇い夢魔と戦う。
これでようやく眠ることが出来たが事態は手遅れだった。
信頼できる部下は全員ローブラン王国に降伏して配下がいないのだ。
我等の支配地域で兵を動員して8万集めるのだ。
「まだそんな力が残っていたのか」
でも食料庫は抑えたし金蔵も抑えたからそのうち崩壊するだろう。
だが手遅れなりに補給物資を得るために穀倉を襲撃する計画を立てた。
「攻撃しろ?補給線は我らの物だぁ」カマモト軍7万は油断した敵軍を。
討ち破り穀倉を手に入れたがこれで魔王軍は息を吹き返す。
「何かカマモトが正気に戻ってるよ?あんなクズの何処が良いのよ?」
イリアとイリーナは思うのだが苛めっ子は外面だけは良いのだ。
苛めっ子から見ればクズの極みの人が実は大社長とかチハヤ国ではある。
リアルでもありそうだが証拠が不十分で信じてもらえないんだよねぇ。
「英雄J将軍の軍事力なら劣勢のカマモト軍を撃ち破ることが出来る。
J将軍は密かにガゼル軍の背後に潜伏。
後ろから攻めかかり兵が総崩れになったが翌日9850億人に回復。
新暦1年3S1白樺3月3日朝
20万に増えたJ将軍の軍と柚木軍は激突。
氷上スキーで攻勢をかける柚木軍300億人を足止め。
「J将軍は強いな。俺に5千兵を預けてくれたら後方を脅かす」
「良いよ。悪あがきが凄いね。カマモトだけは生かして捕えろよ?」
虐められた恨みをお前も晴らしたいだろう?
「カマモトに恨みはないんですよね。でも降伏したからには」
手柄を立てて何処かの王になれたら良いなと思っているのだ。
だがカマモトにゴーレム技術を売った天使委員会がいたようだ。
天使委員会の紋章つきのゴーレムがたった7機でティミッドを撃ち破る。
「5千機のティミッド機が全滅?パイロットが無事なのが幸いだな」
カマモトの決死の反撃が始まったのだ。
反撃の予定です。




