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食料

食料

新暦1年3S1白樺3月1日昼

「いや~。どうやって食べさせよう?」取り敢えず釣りで魚をゲット。

ドロップアイテムの魚なので無限に手に入るが流石に9600億人分は。

「売ってあげようか?1石10ディルスでどう?」

そんなもんで貴重な食料売ってくれるのか?

「取り敢えず5兆石お願いする。代金はローンで構わないか?」

「良いよ。食料で儲けようとは思っていないから」とチハヤは言う。

だが俺の領地で謎の贋金事件が起きることになるが。

ディルスの価値を下げようとする者の陰謀だろうと思われるのだ。

「チハヤちゃん、敵方にも食料売りつけるから兵糧攻めが効かないんだ」

でも贋金事件はヤバいから高性能のセンサーで金の含有量を調べる。

含有量に問題はないので普通に使える贋金だが何のためにこんな事を?

「知らないの?金貨にすると金の価値が3倍に上がるんだよ?」

信用貨幣と言う奴で金貨の実際の価値は30チハリーくらいなもんだ。

1チハリーは100円だから3千円くらいだな。

「まあ食料を買えればいいが訓練はしておけよ」取り敢えず兵を集める。

徴兵で集めた農民のせがれや職人やサラリーマンなど役に立たん。

チハヤ国なら兎も角我等のような零細企業の新興国では直ぐに崩壊する。

「お任せください。このギロチンムーアが最強の兵にして見せる」

このギロチンムーアを暗殺しに来ない辺りカマモトは軍事の素人だ。

まあ民主主義の国で国家元首が天才将軍などというのも珍しい。

カマモトの国は一応民主主義を唱えてる国だが内情は独裁国家だ。

まあそれはチハヤ国も一緒だがチハヤちゃん魔王軍退治してくれる気。

ないらしいので自力でやらないといけないが白い牙の影響で。

空は粉塵に覆われローブラン王国の作物は今年は全滅だろう。

「こんな爆弾使ったらお前らだって困るだろうが」

そう思うのだがカマモトは俺がやったとチハヤに密告したらしい。

まさか信じた訳でもないだろうが策略とは言え怒られるのは腹が立つ。

「チハヤちゃん。あんな奴の戯言鵜呑みにしやがって」

今更戦いから手を引いて自国だけ助かろうと言うつもりなのだろうか?

「離間策とは分かっていても一方的に叱られるのは腹が立つなぁ」

それであの天才軍師桃夏の策なのだろうか鎖で繋いだ船を海上に並ばせ。

まるで火攻めにしてくれと言わんばかりに煽っているのだ。

「アリス軍師。どうやってサントペレス城を奪回しようか?」

ノルマンディ上陸作戦みたいにいきなり海上から奇襲しましょう。

「私が夢魔になってカマモトを呪い寝不足にしますから」

カマモトが熟睡してる時に奇襲すれば勝利は完璧だ。

「エグい策を考えますねぇ」柚木はこの案で大量の油を買い付けるのだ。

「アンタラこの薄暗いローブランを煙で暗黒にするつもりなの?」

うう寒い。

太陽光遮られたら寒冷化が訪れるしやっと春になったのに。

「あのう。川が凍ってしまいました。船は使えません・・・」

ローブランの船は水上艦隊だから氷漬けにされると川上り出来ない。

「氷に穴開けて魚釣りして氷の下からサントペレス軍を奇襲しましょう」

取り敢えず船に車輪付けて川を登らせて奇襲して激戦。

カマモトは寝不足に苛立ち絶対起こすなと厳命していたらしかった。

て訳で天才将軍R将軍は奇襲は予想して準備を整えていたのだが。

持ってきた補給物資を焼き払われ後でチハヤに滅茶苦茶叱られたが。

まあこの物資不足な時代に敵の物資とは言え貴重な物資を焼くとは。

「貴様らには食料の有難みが分からんのかぁ」

激怒するチハヤのせいでローブラン軍の士気は落ちるがそれでも。

「ローブラン王国の領地は奪回。船も3千隻鹵獲しました」

「大儲けだぜ。不凍港を目指す国の気持ちが何となくわかってきた」

そしてR将軍はカマモトの理不尽なお説教を受けていたのだ。


「何故起こさなかった?」いや寝不足だから起すなと言ったの自分じゃ。

「申し訳ありませんでした」何で俺が怒られないといけないんだろう?

「で何処まで敵軍は攻め上っているのだ?」

「サントペレス軍に迫っています。白い牙を使いますか?」

「馬鹿者。この寒冷化を加速させる気か?」いや原因アンタじゃん。

「ゾンビ軍を投入して足止めしろ。俺は眠い。絶対起すな」

苛められっ子はどう立ち回っても虐められるんだとR将軍は思った。

だがここで柚木の夢魔が寝不足に拍車をかける。

「ゾンビ軍300万騎で足止めしろ」でもホラー物のゾンビなら兎も角。

ファンタジー世界のゾンビなんて火炎魔法でイチコロだぜ。

「まあ足止めにはなるな。無人ゴーレムを8機出撃させろ」

しかしこの無人ゴーレム飛べないのだ。

ティミッドは一応飛べるゴーレムだが燃費が悪いのだ。

落とし穴に落としてR将軍のゴーレムを全滅させゾンビ軍も油で浄化。

残りは250億人の兵だが連戦連敗で兵の士気も落ちるのだ。

「てめえ。起すなって言っただろうがぁ」鞭でビシバシぶっ叩かれる。

やっと眠れたところだったのに起こされて超絶不機嫌であるのだ。

この作戦で精神攻撃すれば部下に離反されて降伏してくるかも。

「何で俺こんな王に仕えているんだろう?」

命を捨てても惜しくないほど名君のチハヤちゃんやローブランのガゼル。

「羨ましい」

それに比べて我が主の人望の無さは何なんだろうなぁ?

コイツ釣った魚にはエサくれないタイプだからなぁ。

「もうヤダぁ」部下が100億ほど一斉に城門を開けて逃亡した。

ああこれで俺の運命もお終わりだなぁと娘のカエデに全財産もたせて。

「お前はチハヤ国に寝返ろ。俺の仇は打ってくれよ」

こんな人望のない王でも外面は良いから何故か人が集まるんだ。

「お父さん嫌です。寝返るなら一緒に裏切りましょう」

無駄だと分かっていたがあえて命令に抗議してみたのだ。

「俺は最後までカマモトの味方でいるつもりだ」

そういう人だよね。

分かっていたことだけど私が駄々をこねても迷惑なだけだな。

「分かりました。お父さんの仇は必ずチハヤちゃんかガゼルさんが」

まああの臆病者のガゼルに寝返った方が良いな。

今なら逃亡兵に紛れて安全に脱出できるだろうと思われる。

「ガゼルに寝返るのか?臆病者として有名だぞ」

「お父さんも少し寝不足ですか?臆病者にあれだけの兵が集まる訳ない」

それに評判通りだとしても部下が支えているんだから問題はない。

「ではご武運を」

「別れは済ませておくぜ。カマモトは今度こそ俺を処刑するだろう」

「いや処刑しないと思いますよ?お父さん」

「何故だ」

「カマモトに虐めてる自覚がないからです」

本人としては部下を心底可愛がってるつもりなのだろうと思うのだ。

「ではご武運を」そしてこの日カマモトは200億の兵を失ったのだ。

降伏の予定です。

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