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狸とローブラン王国

狸とローブラン王国

新暦1年3S1白樺3月1日昼

ローブラン王国に商人がやって来て薬草を売りに出したのだ。

「生命値30ポイント回復する薬草です。上級薬草は100ポイント」

ジビエの森林で薬草を手に入れた薬草師は俺のところに売りに来たのだ。

正直金は腐るほどあるし魔力の水晶玉で2ガイ4千京ディルスある。

買えないこともないのだが冒険者ギルドに金ばらまいて人口増やさんと。

行けないので結局薬草を売ることを許可するガゼルであるのだ。

「ほう。千京ディルスで定額給付金やっておけ。サザーンもだぞ」

まあ経済さえ潤えば大名家も儲けられるので定額給付金は必須である。

国は基本的に売れない雑貨屋とかから備品を調達しなければならない。

高級店の鉛筆も安い古道具屋の鉛筆でも効果は対して変わらないのだ。

「定額給付金貰えるんですか?」チハヤ国では1500京ディルスの収入。

借金も5ガイディルスほどあるので=利子10%=この金額だ。

株が100ガイで預金が60ガイで利子は月0.5%である。

「ローブラン王国万歳」

「あの臆病な国王を守るのが俺達兵士の役割だ」

兵士は一応こういう商売だからガゼルのために死ぬつもりではある。

でもあの人臆病者だから前線には滅多に出てこないよなぁ。

「定額給付金どう使うつもりなんだ?やっぱり株か?」と聞く同僚。

「1度滅ぼされた時借金した金額返済してしまうよ。残りは貯金だな」

「俺はギャンブルだ。1割くらいなら資産増やせるかもしれない」

物納で質屋に借金申し込んだ客に限り無条件で勝たせるしきたりがある。

転売すれば2倍で売れる物納ならカジノで1割勝たせても問題ないのだ。

「まそれは良いんですけど幾ら出す?この薬草いくらで買い取る?」

「5千ディルスだ。それ以上は出せん。金ないんだ」

嘘つけと思うのだが5千ディルスなら文句はないので品物渡すのだ。

「ローブラン王国の人口も3千万人越えたなぁ」

狸の冒険者も冒険者ギルドに登録するが食品ロスの食べ残しの処理。

この仕事に日給2ディルスもくれたので食には困らないのだ。

腹一杯飯を食わせてもらって給料まで貰える良い仕事なのである。

ジビエは人間の食べ残しなど気にしないので食えるだけ食うのだ。

「ドロップアイテムの猪の肉が5つか。1つ200ディルス出すよ」

「本当か?もう泥水を啜らなくてもいいんだ」

ジビエは大喜びだが子牛の値段って日本じゃ100円くらいらしい。

競争力のある畜産、酪農家は生き残るだろうが大半は淘汰されるな。

「100円なら牛買って一旗揚げようと考える豪気な人もいるかもだ」

それに比べりゃ200ディルスなんて高い方だろう?

文句あるのか?

「ないです。むしろ高すぎて。米100石は買えますよね?」

別作品じゃ牛1頭1万ディルス=1億円=で売ってたぞ。

和牛は高値がつくんだよ。

食料自給率に貢献できてるのかはしらないが。

「いや肉は高いから国も買い取ってくれないらしいな」

おい?

チハヤちゃんはそこまで貧乏ではないぞ。

今日も1500京ディルス儲けたところだから交渉すれば肉も買い取る。

そうか?

ならチハヤちゃんに献上して魔王軍の新たな元帥R将軍。

の侵攻でアッサリ30城を失ったナントナーク王国の救援に行くのだ。

俺が行くのは怖いから柚木に任せておくが俺なら留守城を襲撃。

「してきたよ。どうしよう?カマモト怖いから籠城しよう」

「落ち着いてください。魔法の結界張ったから能力は抑えられます」

それでも留守城には10万のゴブリン兵しか残っていないぞ。

どうやって撃退する気なのだ。

「覚悟を決めてください。こうなったら潔く散るしかない」

イリーナは死にたくなかったがガゼルの狼狽えようを見て覚悟を決めた。

「ガゼル。軍とともに出てこい。ゴブリン兵など皆殺しだ」

取り敢えず狸の冒険者に呼集をかけると5万頭集まったのだ。

「城を守っていろ。裏切ったらナントナーク王国へ派遣した兵呼び戻し」

皆殺しにするから覚悟して裏切るんだな。

「ここは出撃しないと私の軍は崩壊するよ?魔王軍の元兵なんだから」

怯えるガゼルに取り敢えず国民には経済活動を停止させ避難させる。

「ティミッド隊4万で攻撃させろ。時間を稼げ」

ゴーレムを城の城門に整列させることにより突撃は避けられる。

しかし100億超える兵を相手に籠城したらどうしようもなくなるのだ。

「籠城などしたら部下が反乱を起こすに決まっている」

「でもよぅ。安全第一だぜ。食料の確保と補給線の奪取を」

この人弱い者には強気だが強い者にはめっぽう弱いのだ・・・。

「大変です。マイゴンとビキニフレイが寝返りました」

「何だと?カマモトに虐められる方がいいというのか?」

しかも全部ではないが2ガイディルスも持ち逃げされたのだ。

お宝を提供すればカマモトに許してもらえると思ったらしい。

「アイツラ絶対に許さねぇ。突撃だぁ。ゴーレム部隊で撃滅しろ」

後方で5千騎に守られながら突撃してカマモトの首を狙った。

「俺だってやれば出来るんだぁ。結界に飛び込んでくるなど愚か者め」

それでも100億は多いのでこのまま補給の穀倉を奪取してしまおう。

サントペレス領はこの戦いで魔王軍に奪い返され結局撤退するのだ。

山田領に立て篭った8万のゴブリン兵とティミッド4万機は包囲され。

それでも経済活動は続けないと戦の資金は出ないのだ。

白い牙=小型爆弾=で山田領をふっとばしたカマモト軍はビキニフレイに。

4万の兵を与えて逃げ出すローブラン王国軍を撃破したのだ。

「情けない。留守城を襲われたと聞いて慌てて侵略者ぶっ潰して戻れば」

誰だよ?

こんな劣勢なので決戦を讒言した愚か者は。

「お兄ちゃん。チハヤ国にお願いして北部から牽制してもらいましょう」

血の気の多いイリーナかイリアの讒言だろうがもう仕方がないのだ。

それで北部の駐屯兵1万人が惑星Jの南方に攻め込むと行軍を停止した。

「美味く行った。トッポイとアリスに来ていただこう」

ところがトッポイ軍は動かないので仕方なく領地安堵を約束した。

「いやこの敗戦を機に裏切ろうと言う兵が多く説得に手間取りました」

「遅参の罪は忘れてやる。勝利の暁にはチハヤ国の王になれるかもだ」

前皇帝のハクアの12王が佐倉の13王になる日も近いかもな。

「国民総動員で国民の8割9600億人徴兵してきました」

勝利の暁には定額給付金と貴族の地位をくれる約束なら命かける。

「我々は生き延びるつもりです。たっぷり恩賞いただきますよ」

取り敢えずこの兵を食わせるためチハヤ国から食料輸入しようかと思った。

食料の予定です。

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