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狸の逆襲

狸の逆襲

新暦1年3S1白樺3月1日朝

取り敢えず農地の周辺に電気柵を取り付け狸が入ってこないようにした。

電気代もかさむが大切な食料を食害から守るためにはもう仕方がない。

「おい。金さえあれば食料分けてくれるんだろう?銀貨20枚だ」

なけなしの金と人間が食うであろう薬草を口で咥えて持ってきたのだ。

「狸か。これ貴重な薬草じゃないか?幾らだ?」この薬草なら5枚で。

「金貨7枚出す。食料も2石やる」まあ狸に貨幣経済は分からん。

キラキラした金属持っていけば食料と交換してもらえると言うだけだ。

「おおっ金貨7枚?相場は良く分からんがこの石ころあれば安泰だな」

狸はこの金ピカの石か薬草を持っていけば腹一杯食えると学習した。

「じゃあこれは食料。良いか数増やすなよ。増えすぎると食わせられん」

ガゼルは部下を鍛えながら狸に貨幣の有難みを叩き込んでいたのだ。

ジビエが貨幣を学び人間から食料を買えば食害など起こらなくなる。

「イリア。ゴブリン軍10万人に狸を移動させろ」

カマモトパレスだけになった魔王軍の本拠はナントナーク王国へ侵攻。

「焼き払え~。狸共。食料はお前らの物だ」

カマモトパレスの自動食料製造基地から魔力で食料はでてくるのだ。

「カマモトがナントナーク王国に攻め上ってるうちに狸問題を」

取り敢えず狸に米を食わせて手懐けようと食事を用意させる。

「この草ならもっと生えてるとこ知ってるよ。案内しようか?」

勿論通行料は取るがジビエと争うより安上がりだろうと思う・・・。

「よろしく頼む。幾らだ?」

「300。どうせ1度きりの商売だ」

「取り敢えず徒党を組めないように分散して森に配置するよ」

「分かってる。人間に逆らったら狸汁にされるだけだ」

それでも狸たちは日々レベルアップに励みレベル50に膨れ上がるのだ。

「人間ども我々ダルモス帝国の領内を通りたければ金貨1枚だせ」

人間の言葉を話すジビエとジビエの王狸は金銭を要求するのだ。

「お~けい。金貨1枚で4人分で金貨4枚だ。依頼した狸王お前らか?」

ダメ元で冒険者ギルドに薬草採取の依頼出したらコイツラ飛びついたのだ。

「報酬はださんぞ。知ってるんだ。その薬草高く売れるんだろう?」

「バレてるのか?まあ薬草集められるなら安い出費だがな」

「このドロップアイテムの小麦1石やるから1ディルスにまけてくれ」

「まあ俺達食料と飢饉用の金貨があれば文句はないが料理作れるか?」

「作れる。炒飯くらいしか作れないがお望みなら作ってみせるぞ」

「旨い料理作ってくれるなら1ディルスと米1石で納得しよう」

それで炒飯をご馳走になるがまあ不味かったのだ。

「食えれば良いんだよ。狸が贅沢なこと言うんじゃない」

「分かってるよ。資本主義を受け入れなければジビエは発展しない」

殺生は禁止の方向で運営してるチハヤ国とローブラン王国。

「だが猪や鹿も人間と同盟を結び共存する道を選んだそうだ」

因みに鶏のオスは問答無用で殺処分してるらしい。

卵取れないし肉としても需要がないらしく処分されているらしいのだ。

「じゃあここが薬草の生えてる場所だ。他にもあるがそれはこの次にな」

「すまんな。じゃあ全滅しない程度にドロップアイテム集めるぞ」

まあジビエはもう畑にはやってこない。

たまに人間が売ってくれる食料を貰いに行くだけなのだ。

薬草取りの1人が用意した炒飯を不味そうに食うが贅沢も言ってられん。

「じゃあ以来完了だ。この書類にサインしてくれ」

「これで中級冒険者に昇格だ。薬草摘みなどやらないで済むんだ」

え?それは困るな。俺達の仕事なくなったら米が食えなくなるじゃん。

「薬草は高いから初級冒険者に声かけておくよ」

分かった。

「まあ暇な時に寄らせてもらうよ」

「おおっ。でもこの金貨とか言う石ころ便利だよなぁ」

ジビエには何でかわからないのだがこれ持っていけば穀物分けて貰える。

それだけは理解できるので狩りをするジビエや肉食獣がいなくなる。

虫も産児制限により余り繁殖しないから狩りの必要はなくなった。

「道に迷ったぁ。通行料出すから助けてくれ」

等と言う旅人もでたので。

「金貨20枚だしたら助けてやる」と狸王がふっかけ同意した。

「お前は出禁だ。何処へでもされ」などと群れを追い出される狸である。

群れから追い出された狸は人間に捕まらないように細々と人間のペット。

まあ縄張りから追い出されたジビエは人間の畑に手を出すか。

地域狸として人間に飼われるかくらいしか生き残るすべがないのだ。

まあ畑に手を出したら人間に狩られてしまうので地域狸しかないな。

「冒険者ギルドかね?引っ越したいのだが護衛を頼む」

引っ越しの口実で集めた冒険者雇って群れのボスの座を奪い取る。

そうすれば金がわんさか手に入るので用心棒を雇えば俺の地位は安泰だ。

「依頼ですか?その条件だと狸に変身できる冒険者必須ですよね?」

「人間の手を借りたとバレると厄介だ。秘密厳守してくれる冒険者を」

「依頼主の秘密を暴露する冒険者など出禁にしますよ。ご安心を」

ところでどれだけ用意できますか?

成功報酬3千ディルスはかかると思いますけどそれでも良いですか?

「物納じゃ駄目か?米や肉なら大量にあるんだが」

「まあその辺は冒険者と交渉してください」

て訳で呼ばれる冒険者。

「であるからして狸に変身して群れのボスを倒して縄張りを確保したい」

と言ったらしいが成功報酬をローンで支払わせてくれとは。

「俺の部族は狸50頭に猪300頭の群れだ。押さえれば3千枚は」

「勢力は拡大するなよ。増え過ぎれば間引くしかないからな」

「分かってるよ。群れを抑えるのに精一杯だ」て訳で奇襲してボスを。

第一位オスを倒して群れを簒奪。

信用のおける部下8名に守らせ群れのボスの座を奪い取る。

「じゃ約束の報酬をだして貰えんか?ローンでも良いが」

「分かっている。ここで踏み倒したら人間の協力は得られない」

この地方はチハヤランド南のローブランとの交易路である。

惑星J北部の国を経由して人間達が山越えするルートだ・・・。

まあどんなルートでも人は訪れるから朝食前でも300ディルス儲かる。

「依頼バンバン出しておくぞ」借金返済するべく狸は頑張るのだ。

狸とローブラン王国の予定です。

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