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第11章 3 戦い

 オレグとシロンが持ってきた明かりを空の棚の上に載せて、上着を脱いだドミトリーとコーリャは睨み合った。シロンが振り上げた手を下ろし、双方飛びかかる。

 勝負はなかなかつかない。途中から、ベゲモートが組み敷かれたコーリャに加勢して飛び出し、それに対抗してオレグも彼を殴りに出た。それを止めに入るシロン審判とマリヤ、震えながら見守っていたアリーまでわやくちゃの中に飛び込んでいって、大乱闘が繰り広げられた。

 オレグの痛そうな悲鳴がコーリャとドミトリーの耳を刺した。見ると、ベゲモートがオレグの腕に噛みついていた。オレグはベグを殴って振り払おうとするが、興奮したベグはらんらんと目を光らせてますます深く食らいついた。

「オレグ!」

 ドミトリーは叫んだ。彼とコーリャが二人がかりでベグを引っ張っても、オレグを解放することはできない。

「この……けだもの!」

 ベグはにやりと笑った。

「くたばれ、ロシア人!」

 その瞬間、オレグがベグをもの凄い勢いで投げ飛ばした。壁に叩きつけられたベグだが瞬時に受け身を取り、すぐに起き上がる。

「ロシア人だと? 一緒にするな! お前は何様だ__」


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