第一話 公団住宅の少年 其の一
公団住宅の少年 其の一
空と雲の狭間に【天使】たちの住む【天界】はある。
それは巧妙に隠されていて、今まで、一度として気付かれた事は無い――。
こういう語り方をしてしまうと、厚い雲に覆われた浮遊島、もしくは、巨大な空飛ぶ城を思い浮かべる諸兄がいるかも知れないので補足しておくと、実際には小さな扉が一つ、宙に浮かんでいるだけである。
まぁ、扉を開けて中に入ると別の空間に繋がっているので、どちらの想像も間違いとは言い切れないのであるが、人界側から見ると扉がポツンと存在しているだけなので、やはり違うと言わざるを得ない。
透明などこでも〇アが浮かんでいる――と、でも思って貰えるのが一番近いかと思うが、決してどこへでも行ける代物では無いとだけ付け加えておこう。
「――それでは、行ってくるのであります!」
どこかの星の軍曹よろしく、ビシッと敬礼を決めたカーミィは、シアリー他、三名の万歳三唱に見送られながら『綿菓子の間』へと入った。
ちなみに、他三名と言うのはシアリーの同僚たちの事で、彼女たちの分も、きっちりと、ポチ袋は受け取っていた。
便乗と言うやつである。皆、ちゃっかりしているのである。
しかし、このおかげで『手間賃』と言う名の資金集めに成功したカーミィは、ほくそ笑むほどに快く引き受けたのであった。
やはりこちらも、ちゃっかりしているのである。
『綿菓子の間』とは、人界に降りるまでの待機場所となる待合室の事で、本来は長ったらしい別の呼び名があったのだが、丸い部屋の壁に沿って、白くて柔らかなソファが並んでいるので、いつしか、誰かが『綿菓子の間』と呼んだのが定着してしまったのである。
【天使】たちが人界に赴くには、やはり手順があって、一旦『綿菓子の間』に入ってからは暫しの間待機となり、順次検問室へ呼び出され、渡航許可ならぬ『渡界許可』の照会が行われる。
そこで、精神や体調に問題が無ければ、再び『綿菓子の間』で待機した後、人界への扉が接続され、降下出立となるのであった。
まぁ空港の税関みたいなものだと思って貰えれば良いだろう。
その際、人界での行動制限を聞かされるのであるが、その内容は代わり映えしないが故に、殆どが形骸化され聞き流すだけであった。
その内容を一部抜粋して要約すると「必要以上に人界の者に干渉するな」とか、そういう類の事である。
もう少し分かりやすく要約すると「肉食獣が獲物を襲うのを、可哀相だからという理由で助けるな」と、そんな意味である。
自然の摂理に反する事は、【神】の望むところでは無いのだ。
そう言った理由から、今回、『綿菓子の間』へと入ったのは、カーミィの他には一名だけで、その一名とは、もちろん、クレマチス=ビアンカ二級執行官の事である。
いつもなら、複数件の『預言書』が届けられ、十人前後で纏まって人界に降りるのだが、緊急の案件だった事もあり、珍しく、出立するのはカーミィたちだけであった。
廊下での一件もあったが為に、カーミィは、バツが悪いと思いつつも、逃げ出す訳にも行かない狭い空間で、座る姿勢を何度も直していた。
いわゆる、ケツの座りが悪い――と、言うやつである。
しかし、それはお互い様であったようで、クレマチスにしても、あんな捨て台詞を吐いて別れた尻から、二人きりにさせられるなど、予想だにしていなかった事態なのである。カーミィと同じく、何度も座る位置を気にしていた。
こちらも、ケツの座りが悪かった――と、言うやつである。
気恥ずかしさと重苦しさが漂う『綿菓子の間』において、現在、気楽に弛緩しているのは、お互いの従者たちだけであった。
「おす、久しぶりやなぁ白風丸。どないや調子は」
「おす、白水丸のアニキ。こっちは『ぼちぼち』ですわ」
待ち時間もまだあるので、彼らの事を少し説明しておくと、彼らは【白刃鼡】と呼ばれるモノで、体貌こそ違えど、【天使】たちと同じシステムの一部として【神】が生み出したモノである。
彼らは、主と認めた【天使】に仕え、己が身を武器に変え【悪意】と対峙する。
そして、主たる【天使】が役目を終えた暁には再び眠りに付き、また、主たる【天使】が現れるのを待つ。
そうやって蓄積された知識と経験は、新たな【天使】に役立つようにと引き継がれていくのである。
まぁひと言で表わすならば『武器であり、お目付け役でもある』と言った所である。
ちなみに、彼らがカンサイ弁で話すのは、単に流行と言うだけで全く意味は無い。四百年ほど以前であればナゴヤ弁が流行していたのだそうだ。
彼らの弛緩した会話はまだ続く。
「そうか、『ぼちぼち』か、そら良えなぁ、なんのかの言うても、人生『ぼちぼち』が一番幸せや」
「うん? なんでですのん、アニキ」
「そら、おまえ、『ぼちぼち』いうたら可もなく不可もなく言うこっちゃ、一番のんびりできる良え時間やないかいな」
「そう言われたら、そうでんなぁ。『ぼちぼち』――良え響きですわぁ」
剣呑とした主たちとは違い、従者たちはのんびりだ。まるで日向ぼっこをして粗茶をすする町内会の世話役のようである。
その会話を耳にしていたクレマチスは、バツの悪さもそうであるが、新たに苛付きも覚えていた。
自身は、これほど顔を合わせたくない相手と居るのに、どうしてそんな呑気に会話をしてくれるのだ。従者なら、主の意向を酌むべきだろうに――。
そう、感じていたからだ。
この心情を分かり易く例えるならば、母親同士が仲良く井戸端会議をしているその傍で、喧嘩をしている相手と待たされている。まさにそんな気分だったのである。
溜まりかねたクレマチスはとうとう苛付きを口にする。
「いい加減うるさいわよ、あんたたち。精神統一の邪魔だから少しは黙ってて」
それなりにトゲのある言い方で吐き捨てる。しかし、己が従者たる白風丸は、完全にクレマチスの内情を読み取ると、辛辣な言葉を返してきた。
「なにが、精神統一ですのん。捨て台詞吐いた後に顔突き合わせてしもたさかい、姐さんのバツが悪いだけでっしゃろが。ワイらには関係あらしまへん、八つ当たりは勘弁ですわ」
すると、すかさず白水丸も、
「そうでっせ、姐さん。バツが悪いから言うて、当たるんはお門違いっでっせ。ワイらの情報交換も任務を果たすための立派なお役目なんでっさかい、そっちこそ邪魔したらあきまへんで」
『なー』と声を合わせて頷き合う、その行為が、更に苛付きの数値を上げた。
「あ……あんたたちねぇ!」
あぁ言えばこう言う。自身の従者のみならず他者の従者にも責められる。
何が情報交換だ、さっきから聞いていたら『ぼちぼち』『ぼちぼち』と、カンサイローカルなテンプレ会話で遊んでるだけじゃないか! どうしてこの私がこんな針の筵のような目に!
クレマチスがその思いを口にしようと腕まくりをすると、
ポ――ン
金属質の丸い音が室内に響いた。次いでアナウンスが流れる。
『間もなく、扉が接続されます。接続後は速やかに降下を開始し、指定の任務を果たすべく行動を開始してください。また、任務終了後は一時間以内の帰還を原則とし、理由なく遅れた場合には、罰則が科せられる事、ご注意ください。では、【神】の望まんとする明日の為に――』
聞きなれた案内が流れ、扉が開かれた。
「フンっ」
苛付きを表す様にクレマチスは鼻を鳴らしたが、実のところバツの悪さから逃れられるとホッとしていたのであった。
まぁ多少は、従者二匹にからかわれた苛付きも含まれてはいたが、今はその事よりも、早く『綿菓子の間』から抜け出したくて仕方なかった。
「ほら、行くわよ白風丸」
クレマチスが促すと、「はいな」と、白風丸は返事をし、ダッフルコートのポケットへと滑り込んだ。次いでひょこんと顔を出し「ほな、アニキ。また後ほど」と挨拶も済ませる。
クレマチスは白風丸がポケットに入ったのを確認すると「おう、またな」と挨拶を返す白水丸を無視して扉を潜り抜け、さっさと人界へと出立して行った。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
主憎けりゃ従者も憎い。
と、言ったところである。
カーミィは、クレマチスが出立した事を認識すると「ふぅ」と溜息を吐き、ようやく、両肩に覚えていた緊張をほぐした。
実は、とばっちりを食わないようにと、ずっと鳴りを潜めていたのだ。もしかしたら息も止めていたかも知れない。
逃げられない場所で地雷を踏むことが、いかに危険な事であるか、カーミィは身を持って知っていた。ヘリオト女史とのやり取りの中で何度となく経験した事が、ようやく生かされたのである。多少は成長していると言う事である。合掌である。
時刻は、間もなく日を跨ごうかと言う深夜になる。扉の外は真っ暗で、カーミィが半身を乗り出して覗き込むと、真冬の空気に引き締められた人界の夜景が眼下に広がっていた。
上空一万メートル。積乱雲の到達する最高の高さから見えるこの景色は、カーミィの大好きな景色のひとつであった。先ほどまでの重たい気分もいっぺんに吹き飛んでいく。
砂粒のような小さな光、その一つ一つに、自分たちの守るべき文明の光が灯っているのだ。そう思うと感慨深い。
この景色を見るたびにカーミィは「よし、頑張るぞ!」と、気合を入れ直し励むのであった。
人界の者達は、既にこの高さを飛び越えて、更なる高みへと昇っている。今や、宇宙と呼ばれる神の領域にまで足を踏み入れて、この景色を眺めている。羨ましく思うと共に、少し寂しくもある。
この景色よりも高い所から見下ろすなんて、どんな気分だろうか?
その更に高い所からこの景色を眺めている【神】はどんな気分で見下ろしているのだろうか?
ノスタルジックに思っていると、
ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ
思考を妨げるかのように、警告のブザーが鳴る。すると、間もなくしてアナウンスの声が、
『――カーミィ。早く出発してくれないかしら。扉が閉められなくて困ってるんですけどぉ』
それを聞いたカーミィはひと言「あぁ、ごめんね」と謝ると、そのまま倒れ込むように、眼下の夜景に飛び込むのであった。
◇◇◇
カーミィたちが人界へと降り立つ少し前の話になる。
夕闇の迫る中学校の図書室で一人の少年が、古びた本を読み耽っていた。
その本の表紙には十字架を逆さにしたような紋章が刻まれており、明らかに日本語でも英語でもない別の文字が記されていた。
到底、少年が読めるような本には思えないのだが、その少年は何故か熱心に、一ページずつを食い入るように見つめていた。
そんな中、少年のポケットから、バイブレーションの振動音が響く。
周りには、まだ、ちらほらと生徒が残っており、その中の一人が振動音を嫌うように少年を一瞥した。
図書室内であったが為に、少年が廊下に出てから表示を見ると、そこには、彼の保護者の名前が表示されていた。今どきの子にしては珍しい二つ折りの携帯電話に少年が出ると、とたん、怒りに満ちた女の声が耳元で響いた。
「てめぇ、どこで油売ってんだ! 保育園から迎えが来ないって催促の電話が入ってんじゃねぇか! さっさと行ってこいよ!」
少年が謝る言葉を口にする前に、一方的に通話は切られた。
通話口の向こうで聞こえていた音は、パチンコ店特有の電子的喧騒音であった。
少年は小さく溜息を吐くと、帰り支度をする為に図書室へと戻る。
蓮木野市立第一中学校、一年三組、篠垣良太。今回、『預言書』に記された、カーミィが監視を行う予定のメインの候補者である。
そして先程、少年の携帯電話の先から聞こえた声の主が、自称フリーライターの篠垣咲子。クレマチスが監視を行う予定のサブの候補者であった。
少年は、学生鞄の中に逆さ十字の本を詰め込むと、大きく溜息を吐いた後、小走りに図書室を出て行くのであった。
◇◇◇
――時間を戻そう。
今、カーミィは、担当の少年が住んで居る蓮木野市上空へとやって来ていた。
郊外にある蓮木野市は、過去にはベッドタウン的な役割を果たす為に計画された町だったのであるが、大都市の開発と共に新たな交通網が敷設されると、その役割を他の町に奪われ、今では片田舎と呼んでも過不足無いほどの町となっていた。
その為、古びた公団住宅も多く、皆、南に面してまっすぐに並んでいる。今回の候補者である少年も、その立ち並ぶ公団住宅の一角にある、棟の五階に住んでいるのであった。
手配された『預言書』の資料によると、少年は近くの蓮木野市立第一中学に通う一年生で、早苗という九歳離れた妹が一人いる。両親は昨年交通事故で他界しており、その為、父方の姉である篠垣咲子に兄妹とも引き取られていた。
篠垣咲子は社会不適合者であり、毎日ギャンブルに手を出しては、酒を飲んで夜中に帰って来ると言った怠惰な生活を送っていた。
少年たち兄妹を引き取ったのも、もとより、亡くなった両親の保険金が目当てであったと噂されていたほどだ。
ひとまず、カーミィは、候補者の所在を確認する為に公団住宅近くの公園に降り立った。
直接目的地に降りないのは、方面本部からの『認識疎外』の補助を受ける為である。出立時と帰還時のごく限られた時間ではあるが、指定された場所でのみ、この補助を受ける事が出来る。つまり、これ以外の場所と時間で翼を使うと、報告書を提出する羽目に陥るという訳である。
少し面倒ではあるが、【天使】たちは、そこから、候補者の住居を探して移動し、程なくして住んでいる部屋が見つかると、あとは、監視に適した場所を見つけるべく近辺を探るのだ。
その中で、カーミィが選んだのは、少年が住む部屋の真向かいとなる棟の屋上であった。安易に翼を使う訳にも行かないので、子供用のおもちゃや三輪車が煩雑に置かれて狭くなった階段を無造作に避けつつ昇って行くと、やはりというか先客がいた。クレマチスである。
「どうして、付いて来るのよ!」
鉢合わせると、すぐ、クレマチスは怒鳴りつけて来た。気付かれる前に逃げようと思ったのだが、こういう時に限って相手は気付いてしまうものである。
「いや、別に付いて来た訳じゃないんだけど……」
カーミィがそう答えると、
「嘘おっしゃい」
ほぼ食い気味でクレマチスは言葉を被せてくる。
「あなたってばアカデミーの頃から私の後ろをついてくる変な癖があるのよ、こっちとしてはウンザリなの、いい加減止めてくれないかしら」
そんな事を言われても――とカーミィは思う。メインとサブの監視対象が同じところに住んでいる以上、監視場所が被るのは仕方のない事である。それでも、なるべく被らないようにと選んだ結果、見事選択をはずしたのである。いわゆる、お約束と言うやつである。裏目と言うやつである。
監視に良さげな場所は、もう一か所、隣の棟にも有ったのだ。
それに、クレマチスはそう言うけれど、アカデミーの頃から今まで、一度として後ろをついて行こうと思った事は無いのである。完全な被害妄想。いい加減ウンザリなのはこっちである。
すると、不意にクレマチスの従者たる白風丸が、ポケットから顔を出し、
「姐さん姐さん。今のは被害妄想の激しい台詞でっせ。姐さんの担当がメインの子の保護者なんやさかい、同じ場所に住んでるのは当たり前やがな、監視場所も被るいうもんでっせ」
一部言葉を代弁してくれた。続けて、
「それに見た所、姐さんの監視対象の方が部屋に居らんみたいですし、どちらか言うと、姐さんの方が『こんなところで何してますのん?』って感じでっせ。あいたたたーっていうもんでっせ」
遠慮のない言葉であった。聞いているこちらが苛まれた気持ちになってくるほどだ。
「うるさいわね! 今、移動しようとしてたでしょ!」
クレマチスは無理やり白風丸をポケットの中に押し込むと、改めてカーミィを睨み直し、悔し紛れな言葉を吐いた。
「ま……まぁ良いわ、この場所はあなたに譲ってあげる。でもね、これで勝ったとは思わないでよね」
何を以って勝ち負けが決まるのかは分からないが、あまり神経を逆なでするような事は言わないでおこうと、カーミィは黙っていた。君子じゃなくとも危うきには近寄りたくないのである。イヤイヤである。
しかし、こういう時に限って相手は返事を求めて来るのである。やはりお約束である。裏目である。
「フンっ。澄ましてないで、何か言ったらどうなのよ?」
威嚇する様にクレマチスが言葉を吐き捨てると、カーミィは、
「何かって言われても……ねぇ……(どうしよ)……」
と、もごもごと口籠る。すると、しびれを切らしたかのようにクレマチスは、
「フンっ。そうやって余裕を気取ってるといいわ。その内、痛い目を見るのはあなたなんだから」
と、せっかちにも言葉を切り捨てて、ワザとらしく「フンっ」もう一度鼻を鳴らしたかと思うと、肩で風を切りつつこの場を去って行った。
バタバタと慌ただしい、それでいて一方的なやり取りではあったが、ともあれ、緊張から解放されたとカーミィが安堵の息を漏らすと――束の間、今度は階段の奥から「ドンガラガッシャン」派手な音がして、
『――っ痛いわね! 誰よ、こんなところに三輪車を置いたのは!』
と、怒りに満ちた声が聞こえて来た。
カーミィは煩雑に置いてあった階段の三輪車を思い出すと、
『邪魔だったから動かしたことは黙っておこう』
と、そんな事を思って苦笑いをした。
どちらにせよお約束である。防ぎようは無かったのである。
気を取り直して、候補者の住んでいる部屋をカーミィは見る。
ただ、古ぼけた壁を見ても仕方ないので神通力で透視する。
部屋の中では、まだ、あどけなさの残る少年が、幼い女の子の寝ている傍で、難しそうな本を読んでいた。左手の親指が女の子に握られているので、少年は次のページを捲りにくそうにしていた。
クレマチスの従者である白風丸が言った通り、彼らの他には誰もいないようであった。
とりあえず、対象の確認を終えたカーミィは、大きく伸びをして言った。
「さてと。お腹も減ったし、何か食べに行こうか? 白水丸」
それと同時に、主張するかのようにカーミィのお腹が「くぅ」と鳴る。
実は、任務の通達がいつもより急だったので、夕食を食べ損ねていたのだ。その為、カーミィの頭の中は既に食事の事で一杯になっていた。
ねだるように主張したカーミィの腹の音を聞いた白水丸は、
「そうでんなぁ、とりあずハンバーガー屋だけは、しばらく勘弁ですわ――」
と、願望を口にした。
静かな夜の空に「えー……」とカーミィの不満気な声が響いたのであった。
お疲れ様でした。物語が始まったばかりなので、設定説明が多くて読むのが大変だったと思いますが、めげずに読んでいただいてありがとうございます。
次回からは、彼女たちの仕事ぶりがメインとなりますので、もう少し読みやすくなるかと思います。
ではでは、次回もまた、お立ち寄りいただけますよう、心よりお待ちして申しております。
たかはらナントでした。