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選択
俺を使って全てを斬れ
私を使って全てを破壊しなさい
言葉が流れ込んで来る。自分じゃない2人の言葉が強い衝動と共に流れ込んで来る。
早くしろ
早くしなさい
こんなはずじゃなかった。こんなつもりじゃなかった。
意識が遠のいて行く。心に自分の居場所がなくなって行く。
嫌だ、勘弁してくれ。ただひたすらに強く願った。
声が小さくなって行く。心があるという実感がある。
夢と現実の境界線が結ばれ始める。
目が覚めた。
そこには、刃と銃、その2つを強く握りしめ、ただひたすらに涙を流している自分がいた。
作者の拗らせた妄想をただただ文にしてみているだけなので暖かく見守って欲しいなぁ