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33.お腹に異変!?
休日
リビングのソファーで横になっているみさき。おおきくなった腹の上でおもちゃの車を走らせる。
「ぼーーぶーーー。こっから強烈なさかになっておりまーす」
そのままおもちゃの車をはなす。それは重力に負けて腹の上を走っていき、床に落ちる。
それと同時に腹に違和感を感じる。
「ねええ!!」
「なんだ?」
リビングの机で趣味のガンプラ作りをしている。
「わたしおしっこ漏らしたのかな?それとも・・・」
「それとも!?」
父が急に声のアクセントが変わる
「全員集合~~!!!」
みさきがそう呼びかけると、少しずつお腹が痛くなってきた。
慌てて家を出る四人家族
「急げ、急げ!」
父が家族全員にそう叫び、車に乗るように促す。
「みさき、入院の書類持った?」
母は妹を抱きかかえたまま、みさきに言う。
「ああ、もった!」
みさきではなくなぜか父がそう答える。
「駐車許可証は持った?」
「持った!」
再び父が急ぎながら答える。
「いいわよ!」
全員が車に乗ったことを確認し、エンジンをかけるのを示唆する母。
「はやく!飛ばして~!」
みさきはだんだん痛くなってくるお腹の腹痛に耐えられなくなる。




