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30.仲直りがしたい
やっぱり大輝は、私の一番の理解者かもしれない。しっかり怒ってくれるし、だからと言って、自分が偉いとも思っていない大輝が好きだ。
多分、大輝だって私のことが好きに決まっている。
でも喧嘩してしまった。だから単純に・・・・・・・・
仲直りがしたい。
「もしもし~」
「あ、もしもしみさき?どうしたの?」
「ちょっと買い物付き合ってくれない?」
「いいよ。なんの買い物?」
こんな夜遅くなのに付き合ってくれるみずきは本当に親友として大好きだ。
「ちょっと大輝と喧嘩しちゃって・・・・」
「え!?まじ?なんで?」
それは、あなたが教えてくれた噂のせいでしょ。と言いたがったが、それは私が普通に考えれば
自分が悪かったなと気づく。自分で決めて生むって決めたのに自分で勝手に苛々して、そしてキレた。
これは私が悪い。
「大輝の好きなタブレットってなんだっけ?」
「タブレットって食べるやつのこと?」
「そう」
「それはレモン味のやつ・・・たしかどこのコンビニでも売ってるやつだったな~」
「うし!じゃあ、それ買いに行こう」
そうしてみさきは夜遅くの町に出ていった。




