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DOD  作者: 死
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第一章 参 終

ひたすらにヒントを追い求めてどのくらいの時間が経ったのだろうか?

 「そうか、わかったぞ!」今まで集めた。教室の机の文字を全てあわせて読み合わせると一階から、

 「ここではなくおくじょうでまつ」

 つまり、この机の文字の意味は屋上に答えがあるんだよね、

 「零君!」振り替えると霊華がいた。

 「霊華! 無事だったのか、」霊華の無事を確認して落ち着き。そして、彼女と情報交換をした。

 やはり、この学校の教室の机の全てに文字がさっきのとおり、屋上となる。

 これで、全てが終わる。

 「霊華、覚悟はいいか?」

 「まだ、怖いけど大丈夫だよ、あ、あとこれ...」そして、僕らは、恐らくではあるがヤツのまつ屋上へ行く。

 

 そして、ガチャッ屋上の扉を開けて広場に出るすると、

 「零君! あれ!」彼女の指す方向に目を向けると屋上の床に黒い円形状の穴らしきものがあった。

 その穴の中から、黒い人形の物体が現れた。

 「ヤァ、ヨウヤクココマデキテクレタミタイダネ」

 「当たり前だ、じゃないと現実世界には帰れないからな、」黒い影はまるで苦笑いするかのように僕らを睨んでいた。

 「さぁ、速く僕らの世界に返してもらおうか、」

 すると突然、「フハハハハハハハハッ!」急に影は笑い始めた。

 「なにがおかしい!」

 「イヤァ、スマナイアンマリニモオカシナコトヲイウモンダカラツイ」

 「だから、なにがおかしいんだ?」

 「カエレル? ナニヲオカシナコトヲイッテイルンダキミハ?」段々と影の姿が次第にはっきりとした姿になっていた。

 その姿を見たとき僕は声が出なかった。

 「そんな、まさか、」僕の前にいたのは僕だった。

 「え? 零君が、二人?」

 「フフフッ、ゼロクンキミナラモウワカルデショウ?」

 僕はなにも言うことができずに、ただ黙っているしか、なかった。

 「このきオクはネ、キみじしンのきオクナンだよ」

 「ダカラこそ、キミはココマデタドリツケルコトガできたんだ。」

 「零君、一体これはどういうことなの?」

 「ソレハボクカラハナストシヨウカナ、」

 僕(偽物)は、三年前の出来事について話を進める。

 「カレハ、コノガッコウニカヨッテイタコトハタシカナンダヨ、デモカレハコノガッコウデトンデモナイコトヲシタンダヨネ、」

 「とんでもないこと?」

 「ソウダヨ、ソレハネアルヒトリノセイトヲアノヨニオイヤッタコトダヨ。」

 「零君が、あの世に追いやった?」

 「ソウソノジンブツコソ」

 「三年前の最初の被害者、波羅死危苦。」

 最後の力を振り絞ったかのような声で答えた。

 「零君! 大丈夫なの?」

 「うん、なんとかね、」

 「フーン、キヅイテタンダネ?」

 「当たり前だ。この学校の机の上にあった文字の答えがわかった時から、気付いていたよ。」 

 「ナルホドネ、」

 「この屋上は、たしかお前の本当の死体の現場なんだよな?」

 「ソウダヨ、タシカニボクハココデシンダ」

 「これが、お前の真実というわけなんだよ。」

 「サスガダネ、」

 「さぁ、速く僕らを現実の世界に帰してもらおうか、」

 すると、僕の偽物は赤く染まり、徐々に大きくなっている気がする。

 「カエス? ナニヲオカシナコトヲイッテイルンダキミラハコノユメノナカデイッショウネムルンダヨ!」大きくなった偽物が襲いかかるが、

 左ポケットに入っていたあるものを取り出した。

 「これでもくらえぇぇぇぇ!!」

 「ナ、ナンダソレハ!?」

 取り出したものはさっき霊華から、渡された、少し錆び付いた剣のようなものであった。

 しかし、その剣を振りかざした瞬間に巨大化した偽物が消し飛んだ。

 「コンナトコロデオワルトオモウナヨ、マタイツカオマエノイノチヲウバイニイクカラナ!」

 その言葉を最後に巨大化した偽物は光に包まれ消えていった。

 その瞬間に僕は意識を失った... ...

 

 「き、にき! 兄貴!」その声に僕は目を開けた。そこには、目に涙を浮かべた美花の姿があった。

 「ここは、」僕のいた場所は病院のベッドの上だった。

 「どのくらい寝てた?」すると、

 「一週間くらいかな、」と、泣きながら美花は答えた。

 そして、僕は現実の世界に帰ってきたのだ。

 それからというもの死夢から帰ってきた人間として、大々的にニュースになり、毎日のごとくインタビューを受けていた。

 そして、やっとの思いでインタビューの時間に幕を閉じる。

 ようやく、学校にも通うようになり、クラスのみんなからも質問責めの毎日、そして、僕は霊華とあの時の話をした。

 それ以来、僕らはあの夢を見なくなった。もちろん、日本中の人達もあの夢についてはなにも語らなくなっていた。

 いまでは、なかったかのようになっている。

 でも、僕はこれから先もあの夢のことを忘れることはないだろう。

 忘れられるはずがない。あの夢の中で消えていったあいつはいまどこでなにをしているのだろうか?

 もしも、また会えたのならその時は、絶対に、

 

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