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超短編2

かーそる。

作者: しおん

うえ、した、みぎ、ひだり。

光の上を走り回る。


でもそれは、私の意志じゃなくって外からの命令。

私は従う事しかできないのさ。悲しい運命だね。


どうせ何気無く認識して、私のことなんて意識してすらいないんでしょう?


知ってるんだから!


でも、居なくなったらあなた達は故障だのなんだのって文句を言う。居る時にはそのありがたみを意識すらしてないっていうのにね。

まるで虫がよすぎるわよ。


小さくたっていなかったら困るんだから。

乱雑に扱うのは、やめてちょうだいね?


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