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精霊の誘惑



 聞いて 聞いて

 答えて 聞かせて

 光る階段を登るたび あの声が聞こえる


 探す 探す

 それでも 見えない

 暗く長い廊下を通るたび 誘惑の声が聞こえる


 私の影が あなたの心が

 ぶつかって 遮られて なにも浮かばない

 浮かばれない 浮かばれない


 聞いて 聞いて

 答えて 聞かせて

 自分の声も形も わかりはしない




 いつの間にか迷い込んだ

 どこかの精霊の森

 道のある場所を歩いていたはずなのに

 知らないうちに迷い込んだ


 光に包まれた階段を登りだす

 その間は不思議な声が聞こえた

 可愛らしいような、美しいような

 図太いような、怖いような


 闇に包まれた長い廊下を渉りだす

 その間は声の主を探す

 どれだけ探しても、姿が見えない

 ここにいるのは、私だけ?


 影がない、なにも感じない

 全て奪われてしまった

 聞こえない、見えない、答えられない


 いつの間にか迷い込んだ

 どこかの精霊の森

 道のある場所を歩いていたはずなのに

 知らないうちに迷い込んだ

光の階段は、天国の階段。

闇の廊下は、三途の川。

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