【200文字小説】魔法の絨毯
男は魔法の絨毯を発明した。
「ふぇっへっへ。これでわしは万能の神じゃわい」
男は、大昔の原始人を従えている自分を想像した。
男の目論見はこうである。反重力を応用した機械を作り出し、それを過去に持っていく。そして機械を原始人に披露し、はれて神だと崇められるつもりなのだ。現代社会においては、発明しようともただ金が入るだけだが、大昔ならきっとそれ以上の報酬が得られるはずである。
タイムマシンの発明がまだだった。
男は魔法の絨毯を発明した。
「ふぇっへっへ。これでわしは万能の神じゃわい」
男は、大昔の原始人を従えている自分を想像した。
男の目論見はこうである。反重力を応用した機械を作り出し、それを過去に持っていく。そして機械を原始人に披露し、はれて神だと崇められるつもりなのだ。現代社会においては、発明しようともただ金が入るだけだが、大昔ならきっとそれ以上の報酬が得られるはずである。
タイムマシンの発明がまだだった。
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