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01-未知の世界

…なんだ?

視界に僅かな光を感じた。

「ん…」視界が開けてきた。

「え?」そこにあったのは、多くの木々が連なる森だった。僅かに開けた場所から光が差し込み、鳥じゃない未知の生物が飛んでいる。

「なんじゃここは」思わず立ち上がった。

「ん?」体が軽い。腰も痛くならない。思わず自分の手足を見つめる。

「わっ…若返ってるじゃと!」手はシワが無くつるつるで腰も曲がっていない。

改めて儂は状況を整理した。

得体の知れない何かが飛んでる森(?)で目覚めて、体の動き上若返っているように感じる。一応服は着ている。と言っても布切れ1枚つけているような状態だ。

やっと落ち着いてきた。

そして重大なことに気づいた。

「あんなのに襲われたらどうするんじゃ!」

剣道6段であろうとも刀がなければほどんど意味がない。

「まずは武器を作るしか無い」

近くに竹(?)が見える。竹林らしきものだ。

儂は駆け出した。とても速く感じる。

早速竹林につき、竹に触った。

「この感じ…真竹に近いな」

真竹とは竹刀にたまに使われる高級な竹だ。

この世界では緑ではなく、黄土色のようだ。

「見た感じこいつが一番良さそうじゃな」

ただ問題がある。

火がない。竹刀を作るには火が必要だ。

「とりあえず枝を拾おうか」手ごろな枝を拾う。

枝を拾い早一時間。

「こんな感じかのう」苦労した末

ブォッ…火がついた。とても暖かく感じる。

自分の布を少し切り、組み合わせたら

「良し!完成じゃな」竹刀ができた。

竹を切ったので、水も手に入った。

その頃には日は沈みきっていた。

「もう夜じゃなもう寝るかのう」寝ようとしたとき。

「キェェェッ!」声がした。近づいてきている。

バサッバサッ音を立てるものと、走ってきているのか?足音がする。

咄嗟に竹刀を構えた。

「見えてきたぞぅ」

黄色い鳥と女性だ。

「たっ助けてぇぇぇ」逃げているようだ。

黄色い鳥はそれを追いかける。しかもびっくりなんと羽で数本の竹を切っている。

そしてこっちに向かってきた。

黄色い鳥は羽を振り下ろしこちらに攻撃しようとしてくる。

でも儂の相手ではない。

「3…2…1…0!」振り下ろした羽を防ぎ相手の胴に渾身の一撃!返し胴という剣道の技だ。

黄色い鳥は倒れた。ただトドメはさせていない。

「どうするべきか」頭を悩ませていた時

「私に任せて!」女性が前に出て杖を取り出した。(おいそんなのじゃ斬れるわけが無い)そう思ったとき

「風よ私にご加護を…風の斬撃ウィンドスラッシュ!」彼女の周辺に風が発生し、鳥の首をスパっと斬った。

「す…凄いのう」儂は驚いた。

「この鳥はフェンバード鉄の鎧のような羽が特徴なの」彼女はそう言って杖をしまう。

「で大丈夫?当たってなかった?」彼女が問いかけてきた。

「だっ大丈夫です」久しぶりに女性に声かけられるものだから緊張した。

「良かった。さっきはありがとう!」

「こっこちらこそ」最近の若者はとても明るい。

一旦彼女を拠点で休ませ、さっきの鳥(?)肉を食べながら話を聞いた。

「私の名前はアメウス・イオフィあなたの名前はなんて言うの?」名前?儂は考えた。ここはおそらく儂が知らない世界。もしかしたら日本人がいないかも知れない。名前に漢字も入ってなさそうだし、ここは怪しまれないようイオフィさんの様にカタカナが良いと感じた。

あと…(『叶えよう』)あの女神(?)は儂の願いの(若返って人生をやり直したい!)を叶えてくれた。儂もそれに応えるべきだと感じた。

儂…否「俺の名はメオス・セクトだ。宜しくイオフィさん」

俺はここで変わる。

もう田邊 宗十郎じゃない。メオス・セクトそれが俺の名だ!

「セクトさんね。こちらこそ宜しく!あと私のことはアメウスでいいわよ。」

「こっちこそメオスでいいよ。」

「じゃあメオスはどこから来たの?装備もボロボロだけど」どっどうする!なんか別の世界にいましたは引かれそうだし、曖昧にしておこっと。

「そっそっちこそどこからに来たの?俺ここらへんの地域に詳しくなくてよかったら教えてもらえたりする?。」

「私はヴルドル帝国から来たの地図見る?」

「おっお願いします。」

地図を見るとやっぱり俺が住んでた世界と違った。なんともこの世界には7つの帝国があるという。

「左上はレグルアント帝国古代からある大国よ。左側はブレジメガ帝国帝王は人間至上主義を掲げる残虐な国よ。左下はルートリア帝国正義を貫く武の国と呼ばれているの。右上はヴルドル帝国私が住んでた国。魔法帝国と呼ばれいるわ。右側はガルヴォリオ帝国多くの武具を作る冒険者にとって欠かせない国よ。右下はアグレイト帝国昔妖精が作った国と言われているの。そして中央にあるのがラグレイシア帝国多くの冒険者が集まる多民族国家よ。その周りを囲むのがさっきのような魔物が多く生息する今私達がいる魔の森よ。そして南にあるのが氣界の入口侵入は困難で私も行ったことがないわ。」うん。…俺には難しいな!ただ一番気になることを質問するか。

「その冒険者とは何だ?」

「知らないの!…冒険者とはギルドが運営する人々の困り事や魔物の討伐をする大事な役目を持つの。」

「へー面白い!」そんな事を言ってるともう月が真上に行きそうだ。こんな時間まで起きてたのは久しぶりだな。

「そろそろ寝ますか!」俺はそう提案した、

「そうですね。そうだ!明日ガルヴォリオで装備買いに行きません?案内しますよ」

「じゃあお言葉に甘えてお願いします!」

「それでは良い夜を」彼女はそう言って寝た。

そしてアメウスは寝ながら感じていた。(なんか不思議な人だな〜)と

どうも氣雷雨です!

今回結構長く(2週間〜一月間くらい?)主人公の名前や帝国の名前など色々悩んだのですが、00を投稿するタイミングに完成させるべく努力しました!

まだ私は本当に未熟者ですが

続きが読みたい! 面白い! など感じてくださいましたら、感想、ブックマーク、評価など宜しくお願いします!

これからも出来る限りの全力でやらせて頂きますので宜しくお願いします!

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