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Character Episode-心の穴

ただいまマスカレイド戦記を絶賛投稿中です。

設定上2012年没とさせていただきます。

儂は産まれてから孤独だった。

あの時まで…

儂は産まれてすぐ空襲により捨てられた。

そして軍人に拾われ幼いながら物心がつく頃には肉親の手で無く剣を持っていた。

でも…

「おい坊主!」

「貴方誰…?」

「私は櫻坂と言う君はなんて言うんだい?」

「…コレ」儂は産まれてすぐにもらった名札を見せた。

「田邊宗十郎か…いい名前だな!坊主は一人なんか?」

「…うん」

「…なら今日から私の息子ってどうだ?」

「いいの?」

「あぁ構わんよ!」

「櫻坂ねぇさんありがとう」

今でも儂を拾ってくれた櫻坂大尉には感謝してもしきれない。俺の為に防具を作ってくれた。俺に剣も教えてくれた。

でも儂が10の頃戦死した。27歳だった。

最期に聞いた言葉は

「宗十郎また会おう!」

そして数年後儂は特例で軍へと入隊した。

儂は剣しか使えなかったが前線へと大尉の弟子として出してくれた。

ただ儂は 

怖い見た目をしていたため誰にも近寄られなかった。

けど例外がいた。

「お前が櫻坂大尉の弟子で有名な宗十郎?まだガキじゃねぇか?」

「貴方は?」

「俺は山本 北斗(ヤマモト ホクト)20歳だ!宜しく頼むぜ」

北斗は俺と対等に話してくれた。でもここは戦場人は散る。

パァン

「北斗!」

「へっ俺はもう駄目やな」

「まだ大丈夫だ!今から応急処置を…」

「黙りな宗十郎!ここは戦場だ!弱い奴から死んでいく…宗十郎コイツを母に届けてくれないか?」

「あぁ約束しよう!」

「男の約束だぜ。お前は…生きろよ…」

「北斗!…」

「てめぇら覚悟しとけ!」

ザシュ ザシュ

「Why!The guy is getting hurt! but The guy is moving!」

「The guy is crazy!」

この出来事により太平洋戦争頃に「Hidden Demon」と米軍に呼ばれていた。

ただ日本は負けた。戦友も総攻撃により亡くなった。

儂はただの大人として製薬会社に入社した。

ただ儂は孤独だった。

大尉との縁で少尉や少佐などの親族とお見合いできたがやはり駄目だった。

儂の見た目は人よりも怖く見えるからだ。

だから儂はそんな人の子どもを育てたくなかった。

儂は製薬会社を定年退職した後防具の製作に勤しんでいた。

まだ明るい未来を目指せる子どもたちの為だ。

人は人を見た目で見る。そんな人生を歩ませたくないからだ。大尉や北斗のような優しくて明るい人を…

儂は小学生から高校生まで幅広い世代を手掛けてきた。

「ありがとう!」そう言い目を輝かせる子供は儂の笑顔も呼んだ。

ただ年も年辞める日が来てしまった。

最後の客は中学生くらいの女の子防具を初めて買うのか札を握り締めながら目線があちらこちらに飛んでいた。防具を見せると彼女は少し小さい声で「ありがとうございます」と言い代金を払って出ていった。

儂は彼女も大尉のように素晴らしい剣士に成長するんだなと妄想を膨らましていた。

儂は老後貯まった財産を使い小説を買った。

「最近の若者はこうゆうのが好きなんじゃな」それから知ったのが異世界転生と言うものだ。

摩訶不思議な世界は儂の心を掴んだ。

発売されるのを楽しみにしながら本を読んでいた。

そしてある朝

「今日は新刊発売の日じゃな…その後はどうするかのう」

ドサッ

いきなり地面に崩れ落ちた。コレが年か…

遂に大尉や北斗の元へ行けると感じた…でも

『お前は…生きろよ…』

北斗の声が儂に響いた。そうだ儂はまだ生きるんだ。

「もう失敗はしない!だからもう一度…」

そして意識は途絶えた。

そして

『叶えよう』あの女性が見えた。

「貴方が儂の神ですか…」直感で感じた。この人は女神だと

『…それは内緒ですかね』

『貴方の願いを叶えましょう』

意識贈呈(エイルギフト)

そして儂は

異世界へと来た。

儂はそこでも孤独だった。

でも彼女に出会った。

「私に任せて!風よ私にご加護を…風の斬撃(ウィンドスラッシュ)!」

そして彼女は駆け寄ってきた。

「大丈夫?当たってなかった?」彼女が問いかけられて儂は

「だっ大丈夫です」久しぶりに人に声かけられるものだから緊張した。

「良かった。さっきはありがとう!」

「こっこちらこそ」最近の若者はとても明るく優しかった。

こんなに優しい女性は大尉以来だった。

「私の名前はアメウス・イオフィあなたの名前はなんて言うの?」

(『叶えよう』)

儂の頭にその言葉が流れてきた。あの女神(?)は儂の願いを叶えてくれた。儂もそれに応えるべきだと感じた。

そして…北斗や大尉の想いを背負って…儂は生きていく…

儂の名前は…否「俺の名はメオス・セクトだ。宜しくイオフィさん」

俺はここで変わった。

こんにちは氣雷雨です。

今回はCharacterstory主人公のメオスの先世田邊宗十郎のストーリーを描かせていただきました。

私自身この作品が初めてで色々な事を考えて作った思い出が蘇ってとても楽しく感じました。

次はメオスかアメウスのストーリーを書こうかなと考えています。(10月中旬くらい?)

これからも頑張っていきますので感想やブックマーク、評価などよろしくお願いします。

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