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新たなる王子

八王子くんから無視されて4日が経った。

私の机には


『田舎に帰れブス』『おめーの席ねーから』

などひどい落書きがされて荒らされているが

みんなそしらぬ顔をしている。


これがイジメか…過去にもこんなことあったな。

結局歴史は繰り返すってやつか


自分のハンカチを取り出し消そうとするが

そこにーー



『あーあーなんでこんな酷いことするかね』


『え?』


クラスメイトの小多田くん。

代わりに自分のハンカチで机を拭いてくれている。


『小多田くん…ちょっとダメよ!

ハンカチ汚れちゃうじゃない』


『だって凪沙さんの持ってるハンカチが汚れたら誰がその涙拭うんだよ』


『え?』


たしかに私の頬には気付けば冷たい水が流れていた。


『あ、俺が拭えばいいのか。その場合は』


ズキューン‼︎


す、好き…♡


八王子くんみたいなオラオラ系のイケメンじゃなくて、

地味系なオタクだったからスルーしてたけど、

よく見たらスタイルいいし顔も整ってる…

そして何より優しい!


付き合いたい…

あ、でも私スッピンどブスだって知れ渡ってるし

お断りだよね…


『声漏れてるけど』


『えっ!』


小多田くんが顔を背けてちょっと赤らめている。


『俺べつに顔とか気にしないし、凪沙さんのその

…動物に優しいところとかもいいなって思ってたから

よければその…よろしく』



『は、はい…よろしくお願いします…♡』



そう、小多田くんとは生物係で一緒だったのだ。

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