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異世界『ながらタブ』事情 《異世界タブレット端末普及推進奮闘記》  作者: 一等神 司
第一章 行方不明の幼馴染みを探しながらの宮崎県内堪能
6/12

神話の郷 なんだから神社巡りをしてみた

結局 あいつと合流が出来なかった。


かなり怒ってるのかなぁ・・・・・・


まあ、気を取り直して、今日は【神話の郷】の高千穂の各地の神社巡りをする。

そして、夜しかまだ高千穂峡に行ってないので、二時から三時を目標にして、午後から高千穂峡に行く。

神社も二日目に行った天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)にも行く。

良い雰囲気だったし、観光スポットとして大人気の天安河原(あまのやすかわら)に、前回は時間的余裕が無くて行けなかったので、今日は行く。

あ、いや、あいつと合流出来るかも・・・・・・とか考えちゃいない。うん。こんなに怒る必要はないだろ!

午前中の十時に会う筈が、翌日の十二時過ぎてから到着しただけなのに!

寝過ごして!うん、二回程!


一日とちょっと・・・・・・

うん。一日と少しだけ、二回程 寝過ごして、待ち合わせに遅れただけだ!

そんなに悪くない。そんなにって事は、ほぼ悪くないって事で、まぁ全く悪くないって言っても言い過ぎでは無いよなって思う。


あいつ、小さかった頃は、凄く素直な怒りん坊じゃない良い子だったのに、どうしてこんなに怒る奴になってしまったのか!?

いつも失敗しても許してくれてたじゃんか!?

小さかった頃とか言っても、俺等 同い年だけどね。


今回 俺が悪いって言う人が、この世に居るんだろうか?


誰だって寝坊とか寝過ごしたりするだろう!

二回程とか・・・・・・


うん。俺は悪くない!


しかし・・・・・・

神社 多い!


高千穂の名を持つ高千穂神社に、旅行二日目に行った天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)荒立神社(あらたてじんじゃ)に、槵觸神社(くしふるじんじゃ)、石神神社に上野神社に黒口神社、菊宮神社(きくのみやじんじゃ)に、岩戸坂弁財天いわとざかべんざいてん・・・・・・

まだまだ在る。

今日は回れるだけ回ろうかと思っているけど、絶対に全部は回れないだろうと思う。


回る順序は、効率は悪いかも知れないが、人気順で行こうと思う。


食事は・・・・・・

ここでも鶏肉を食べたい!

初日の鶏の炭火焼が美味し過ぎて・・・・・・

高千穂でも食べられるみたいだから、それを道の駅とかで買って食べたりとかして、少しでも神社を回る時間を確保する!


先ずは!高千穂神社!

ここはアクセスが良い場所に在る。

駐車場も在って行きやすい。


「でかいなぁ・・・・・・ ここが古来から在った神社って、凄く感じさせてくれる・・・・・・」


でっかい杉の木が、本当に大きい杉の木が、御神木として在った!うん。でかい・・・・・・八百年?凄いな。

鉄の狛犬かぁ・・・・・・

悠久の時を感じさせてくれる神社だ。




次に!二日目にも来た天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

かなり高千穂町中心部から離れた場所に在る。

ここでは、二日目に時間の都合で行けなかった天安河原(あまのやすかわら)に行こうと思う。

歩いて十分程の細道を行くと、最奥に在る。


「もう死語だけど「マイナスイオンで満ちている!」って感じの清涼感がある場所だな・・・・・・」


これは・・・・・・


「少し怖い感じがする・・・・・・ 何か居そう・・・・・・」


実際に来ないと解らないだろうけど、何か人の力の及ばない存在が、ここに居る様な気がする。

神々や精霊、そんなよく解らないけど、人より力の有る存在、人より上位の存在が、この空間には居そうな気がしてしまう。

凛とした空気が凄い。全身が浄化される気がする。

来ないと解らないだろうけどね!

直ぐ横に流れている渓流も美しく、それらを観るだけでも、十分な観光になる。

岩肌にはイワタバコなど、多種多様な植物が茂り、この地の豊かさを感じさせてくれる。


「良いなぁ・・・・・・ 高千穂・・・・・・」


その後も荒立神社(あらたてじんじゃ)槵觸神社(くしふるじんじゃ)などを順に回る。

やばい!パワースポットって言われている神社仏閣を、これまでも何箇所か旅行をした事があったけど、これまでのその神社仏閣と比較して、高千穂に在る神社は、歴史の深さを感じたり、存在感の大きさを感じて、身体全体にパワーを感じる。

まあ、括弧 個人の感想です 閉じ括弧 だけどね。うん。でも凄い。

霊験あらたかって感じが濃密な空間だ。

こんな狭い空間で、長い歴史を持つ神社が密集しているって凄いなぁ・・・・・・


そして、移動の途中で、また道の駅に寄って、今度は鶏の炭火焼を食べたけど・・・・・・

うん。美味い。


お昼には、鶏の炭火焼が美味いと評判のお店でも、更に鶏の炭火焼を頂く、

うん。美味い。旨味が濃い!塩加減も絶妙で、何度でも食べたくなる!

やっぱり宮崎に旅行するなら、この鶏の炭火焼は外せないね。

また小腹が空いたら、どこか美味しそうな所で、鶏の炭火焼を食べようかな・・・・・・


鶏の炭火焼以外では、宮崎名産の野菜をポリポリと食べた。

もちろん そうやって食べられる物をね。

メインは【キュウリ】。うん。瑞々しくて美味い。


「さて、明るい間の高千穂峡ってどうかな?」


車は、あいつに教えて貰っていた、無料駐車場に停める。

夜に行った時とは違い、渓谷の底では無くて、渓谷の崖の上の方に在る駐車場だ。

ホタルの鑑賞だと、渓谷の川面だけだから、崖の上から行くと、目的地までかなり歩くけど、昼間は遊歩道を歩いて巡るのが、観光の目的になるので、崖の上から谷底を目指して歩いても、何も問題は無い。

多くの観光客と、進む順序が逆になるだけだ。


「なかなか観光客が多いなぁ・・・・・・」


行き交う他の観光客も、薄っすらと汗ばみながら、渓谷沿いの小道を歩いている。

凄く健康に良い観光だ。

そして、目に映る景色が、そのどれもが素晴らしい。

巨石巨岩が当たり前で、深い渓谷を飾っている。

その底には深い色を見せる清廉な川の流れ。

これまで見てきた川の景色の中で、今の所 一番 美しい。


ずっと渓谷沿いの小道をゆくと、最奥はホタルを鑑賞する時に、車を停めた駐車場付近になる。

その手前には、マスや【チョウザメ】など、清い水を好む魚が池で泳いでいる。

ボートの乗り場もこの辺りだ。

ボート?乗りません。だって、乗ってる人達の多くは、「爆発しろ!」って言いたくなる様な幸せそうな二人乗りで・・・・・・

うん。男女ね。

えっ?俺?一人。うん。待ち合わせてた幼馴染みは男です。

恋人??うーん・・・・・・ 脳内になら何人でも居ます。


「もうボートに乗ってる男女は爆発しろ!」


と、叫びたい!

我慢しました。はい。喉の所まで出掛かってたけどね。


はぁ・・・・・・

せめてご飯の時には、幸せを感じたいから、夜ご飯も鶏の炭火焼にしよう。

大遅刻して大迷惑を掛けたであろう幼馴染みを探さずに、高千穂観光を満喫する主人公です。

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