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異世界『ながらタブ』事情 《異世界タブレット端末普及推進奮闘記》  作者: 一等神 司
第一章 行方不明の幼馴染みを探しながらの宮崎県内堪能
10/12

あいつの変な好みまで知っているマブダチだ

結局 昨日も幼馴染み(あいつ)は帰って来なかった。

今日は、幼馴染み(あいつ)が頑張って入社を決めた通信会社の初出社の日だ。

スマートフォンに出会って、幼馴染み(あいつ)はスマートフォンに関係する仕事を熱望して、やっと入社出来た会社だ。

その会社へ初めて出社するのに、旅行したまま帰らないって、明らかに変だ。

幼馴染み(あいつ)のおふくろさんも、それを解ってて、警察に捜索願を出した。


俺が待ち合わせに遅刻しなかったら、こんな事にならなかったのかも知れない。


幼馴染み(あいつ)が泊まっていた宿にも電話を入れてみた。

当然 警察からも連絡が有った様で、チェックアウトした時間位しか解らないそうだし、その時間を伝える事は出来ないと言われた。

個人情報保護法 その法律に違反する事になるかも知れないからだそうだ。

特に、電話では、尚更 無理だと言われた。

でも、頭には来ない。それだけシッカリとした情報管理をしている宿だって事だから。


俺は、警察より無力かも知れない。

でも、幼馴染み(あいつ)の行動パターンは、誰よりも知っている。

俺と幼馴染み(あいつ)は、親に隠れて、一緒にエロサイトを巡回してた位に仲が良いんだから。

幼馴染み(あいつ)の女の好みまで知っている位に仲が良いんだから。

女の好みが、見た目はそんなに気にしないが、グイグイ来る様な肉食系女子が苦手で、大人しくて陰気な位の口下手で自分に自信が無い位の内向的な女性が好きなのも知ってる。

そう、幼馴染み(あいつ)はヘタレの癖に、内気な性格の女が好みと言う、理不尽極まりない『一生童貞で居ろ!』って、何度もツッコミを入れた程に、自分と相性の悪い女が好みの変わり者なのも知っている。

それで、小学生の時に、同級生から『本の虫』って言われていた内向的な女の子が好きになり、全く話した事も無かったのに、突然 好きだって告白して、フラレたのも知っている位に仲が良い。


だから、今日 幼馴染み(あいつ)が帰って来なかったら、宮崎まで探しに行く。

幼馴染み(あいつ)が泊まった宿からの足取りを、高千穂で聞いて追って行く。


高千穂で見付からなかったら、幼馴染み(あいつ)が行きそうな、宮崎県内の幼馴染み(あいつ)が行きそうな観光地に行って探す。


俺ならきっと見付けられる筈だから。


だって、俺は幼馴染み(あいつ)と友達だから。親友なんて軽いもんじゃない。

気が付いたら友達になっていて、言葉を交わさなくても、お互いの事が解る。そんな兄弟みたいな心の繋がった友だから。



そう、俺と女の好みも全く違うのにね。

俺 グイグイ来る様な肉食系女子が好きで、グイグイボディタッチして来るから、俺の事が好きなのかと思って、『付き合おうか?』って言ったら、『えっ?私彼氏いるよ?』とか言われて落ち込んだ時も、幼馴染み(あいつ)に励まされた。

いや、普通 ベタベタと触れてきたら、勘違いするだろう!

何だったんだ?あれ?『お互いの為に良いお友達でいましょうね』とか言って、結局 それっ切りじゃん!

勘違いした俺が悪いのか!?違うだろう!?

ああ、可愛かったなぁ・・・・・・

露出が凄くてさ、近くに来ると、良い香りがするんだよ。うん。凄く良い香りなんだ。

あんなに『私達って気が合うね!』とか『すっげぇー頼りになる!』とか言ってた癖に、何が『勘違いさせちゃったね』だよ!!

思い出しても悲しいだろう!!


はぁ・・・・・・


うん。明日 幼馴染み(あいつ)を探しに行こう。

そして、また恋愛の愚痴を聞いて貰おう。うん。決まりだ!

この小説は、「異世界『ながらスマホ』事情」と言うタイトルの小説の派生の物語です。

宜しけれ「異世界『ながらスマホ』事情」も読んでお楽しみ下さい。

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