#12『ドキドキ!夏の日差しと魔法少女達!』Cパート
帰宅した夏樹は、部屋に居る『人形』をそのままに、『認識阻害』を最大に強めてバスルームに向かった。
魔法少女装束から変身を解くと、スクール水着姿に戻った。
『空間収納』の中から、プールでは結局使わなかったタオルと替えの下着を取り出し、水着を脱いで、プールに行く際に着ていた下着と共に洗濯機に入れた。
バスルームに入った夏樹の胴体から、光の帯が解けるようにして空中に溶けて消えていく。
シャワーを浴び始めた夏樹の背中には、真新しい赤い筋が何本も見え、浅黒い色合いの傷も無数に見えた。
シャワーの湯が流れ落ちていくが、無数に走る『何か細いモノ』で叩かれた様な筋の他にも、浅黒く変色した痣が幾つも幾つも見えた。
ただ、見えるのは胴体ばかりで、腕や脚には一切、そういった跡が見当たらないのが逆に不自然だった。
静かにシャワーを浴びる夏樹が、バスルームの鏡に写る自身を見つめた。
「・・・・あれは・・・裕子・・・アナタは・・・」
夏樹は、沈みゆく船内で見ることになった異変に思いを馳せた。
決してスルーなど出来ない、あの異変が脳裏から消えることはなかった。
ニャニャン「詐欺だ・・!予告詐欺だった・・っ!」
夏樹「ニャニャン?」
裕子「どうしたの?」
ニャニャン「どこが水着回なのさっ!?冒頭のオープニング前と最後の裕子ちゃんくらいしか、水着姿見れなかったじゃんっ!?これなら合宿の時の方がよっぽど水着回だったよ!!」
夏樹「はいはい・・」
裕子「でも、今回は大変な回だったね・・」
夏樹「ホントにね・・」
裕子「でも、今回、何か長くなかった?」
夏樹「ぁぁ・・今回は45分スペシャルだったらしいよ?」
裕子「そっか・・どおりで・・夏樹ちゃんスゴかったもんね〜・・♪」
夏樹「そんなこと・・ないから・・///」
ニャニャン「でも、時系列飛んでたよね?アレ、なんでだろ・・?」
裕子「ホントだよね・・ミッシングリンクってヤツ?」
夏樹「アレは・・近いうちに明かされるんだって」
裕子「そっかー・・楽しみだな〜♪」
夏樹「・・ (裕子には秘密にされるみたいなんだよな・・)」
ニャニャン「さて裕子ちゃん!次回は?」
裕子「はーいっ♪次回、第14話♪『繋げ!キズナのバトン!』ですっ♪」
ニャニャン「運動会だねっ♪」
裕子「・・ぁれ・・?」
ニャニャン「裕子ちゃん?どうしたの?」
裕子「・・14話だったっけ・・?」
ニャニャン「だって、タイトルコール用に書いてあったんでしょ?」
裕子「ぅん・・でも変なんだよね・・ここ、切り取って別の紙が貼られてるみたく見えない・・?」
夏樹「・・・」
ニャニャン「気のせいじゃない?」
裕子「ん〜・・ま、いっか・・?」
夏樹「では、第14話で!第14話を、お楽しみに!」
裕子「夏樹ちゃん?」
ニャニャン「さて、CM2本分ぶり〜」
夏樹「・・」
ニャニャン「裕子ちゃん居ないね?」
夏樹「ぅん、さっき帰った。見送ったから、帰ったのは確か」
ニャニャン「裕子ちゃん悲しまないかな・・?」
夏樹「・・・裕子には悪いと思う・・バレたら、誠心誠意あやまるよ・・」
ニャニャン「夏樹・・どうして裕子ちゃんにナイショなのさ・・?」
夏樹「次回・・先に見たの・・」
ニャニャン「ぁー・・オーディオコメンタリー役だったもんね?」
夏樹「・・アレは観られる訳にはいかない・・!アレだけは・・!!」
ニャニャン「ボクは好きだよ?この作品、あんなノリもあるんだ?って少し原作者見直したもん。この作品にしてはハッチャケ回だよねー」
夏樹「そのハッチャケに使われた私は地獄だった・・!原作者●してやろうかと本気で思ったもん・・!」
ニャニャン「ははは・・まぁ、パラレルワールドの夏樹だと思えばさー?」
夏樹「やだ・・やだ〜・・あんなの私じゃない〜・・」
ニャニャン「夏樹が再起不能になりそうだからボクがタイトルコールするねー♪ホントの次回!『interlude #12.5』話!まぁ、2クール目前の総集編回だねっ☆夏樹ファンはある意味必見回かな〜☆ぜひ観てねっ♪」
夏樹「や〜め〜て〜~観〜な〜い〜で〜~~・・」




