#1『ビックリ!戦いに巻き込まれちゃった!?』Bパート
前回分のBパートです
「ぁ、この辺で・・」
「ん!」
自転車の後ろに乗り、自分の学区の隣の学区にある地区のひとつ、瑞ノ瀬まで乗せてもらった裕子。
自分の学区までは、歩けば すぐにでも着くくらいの場所まで来れた。
「ホントに、ココで大丈夫?」
「はい。ここから歩いてすぐなので」
「そっか。じゃ、気をつけてねっ」
「はい、ありがとうございました」
「ん。じゃー・・・ぁ、1つ良いかな」
「?・・はい」
制服のポケットからスマホを出したお姉さんが、何か操作して、画面を見せてきた。
「この子、見たコトない?」
画面には、送ってくれた お姉さんと、もう一人写っていた。
「・・・たぶん」
「そっか。ありがとね」
スマホをしまう お姉さんの顔が少し悲しそうに見えた。
「・・その人、どうしたんですか・・?」
「ん〜・・家出中みたいなの」
「・・・友達なんですか?」
「んー・・友達とは思われて無いんじゃないかな・・」
「・・ですか・・」
「ぅん。同級生なんだけどね・・ほら、何か気になんじゃん?」
「・・そうですね」
悲しそうなお姉さんの顔が気になった裕子は、自分のスマホを取り出し、お姉さんの前に出した。
「ぇと・・レイン、交換、しませんか・・?」
「・・私と?」
「はぃ。もし見つけたり見掛けたら、知らせますよっ。あ、もちろん、イヤじゃなければで!」
「んーん、大丈夫・・♪じゃ、交換しよっか♪」
「はいっ」
「私は瞬。薄氷 瞬よ」
「・・まどかさん」
「クラスでは氷ちゃんって呼ばれてるね〜」
「こおりちゃん?」
「名字がね。薄い氷って書くの。それでかなー」
たはは、と苦笑するが、顔が少し くもっていた。
「じゃあ、私は、まどかさんって呼びますね」
「ん、ありがと・・♪で、アナタは?」
「ぁ、はい、裕子です。宇津馬 裕子です」
「うぶめ?」
「ぁ、ぃぇ、えっと、こういう字です」
裕子が自分の名前をスマホで見せる。
「ぁ〜・・なるほどね〜・・珍しい名字だね〜・・」
「はは、よく言われます・・」
「気にし過ぎない方が良いよ。珍しいけど、聞いたこと無い訳でも無しさ?じゃ、交換しよっ」
「はぃ」
「じゃーねー♪」
「はいーまたー」
手を振り、お姉さんは自転車で走り去った。
裕子のレインの友達欄に、歳上のお姉さんの名前が増えた。
探し人を見掛けた場合に確認出来るように、先程の画像も送ってもらった。
「多分、自分が見つけるよりも先に家出から帰るよね」とは思いつつ、裕子は改めて画像を見る。
普通の女子高生のお姉さんだと思う。
明るそうで、家出しそうな感じには見えなかった。
キレイなお姉さんだ。
制服の上からでも分かる。スタイルが良さそうだ。
自分で胸に触れてみるが、ほとんど真っ平らだ。
「いつか私もこのくらいのスタイルになるかなー・・」と思いながら、裕子は気付く。
「ぁ」
画像はもらえたけど、探し人の名前を聞き忘れていた。
「・・・」
後でレインして聞けば良いか、と気持ちを切り替えて、裕子は歩き続ける。
もう数分で自分の学区だ。
あとは、噂の心霊スポット前を通り過ぎれば・・。
裕子の学区と、隣の学区との境目には、地元では有名な心霊スポットが有る。
裕子が小学生になる前には倒産していたという、工場の跡地だ。
裕子の住む静岡県 端愛市は、隣の浜松市につぐ、県内有数の工業地帯だ。つぐ、とは言っても、市の規模も生産量も段違いの差があるし、吸収合併の議題も上がっているくらいだが、有数の工業地帯であるのは変わらない。
だからこそ、大小様々な工場が街の至る所に点在していた。
業績好調で業態拡大し続ける工場もあれば、倒産する工場もある。
その心霊スポットも、最盛期は凄かったらしい。
裕子は知らないけれど。
真夜中を塗り潰す様に、廃工場の影が見える。
裕子の身長から見れば、廃工場で夜空が切り取られているかの様だ。
『〜〜♪』
「?」
廃工場の横を通り過ぎる寸前だった裕子の耳に、微かに音が聞こえた。
「・・・歌・・?」
裕子に聞こえたのは、確か数年前くらいに流行った歌、その鼻歌の様な音だった。
女の子の鼻歌の様に聞こえた。
「・・・」
フェンス越しに廃工場の方を見てみた。
しかし、廃工場の暗闇の中に、鼻歌を楽しむ女の子の姿など見えない。
居るハズが無い。
もしかしたら居るのかもしれないが、居たら居たで、何かイヤだ。
真夜中の廃工場の暗闇の中で鼻歌を奏でている女の子とか、あまり関わり合いになりたくは無い。
「・・・」
廃工場の暗闇を凝視しても当然、人の姿など見えない。
しかし、時折吹きつける風に乗る様に、微かな鼻歌が聞こえている。
背筋が冷え、少し太ももを閉じた裕子。
「早く帰らなきゃ」とは思ったが、母親の顔が脳裏をよぎった瞬間、裕子は廃工場の入口の方に歩き出していた。
いつも放置しているくせに叱られる筋合いなんか無い、と頭に血が登っての行動だったのだが、それが幸か不幸かは、分からない。
ただ、裕子の人生の岐路の1つだったのだけは確かと言えた。
廃工場の正門まで行くまでもなく、裕子は途中のフェンスの穴から敷地内に入れた。
月明かりがあるとはいえ、廃工場は暗い。
微かな鼻歌が聞こえ続けている以外、人の気配も無い。
建物の1階の扉は固く閉じていたが、外側の階段を上がっていくと、2階の大きな窓が割れて開けられている場所があった。
スカートが気になった裕子だったが、周りを見ても誰一人居ないので、またぐ様に窓から入っていった。
入った場所は2階の通路だった様で、少し離れた場所に1階へと降りれる階段が見えた。
聞こえる鼻歌が下の方から聞こえた気がして、裕子は1階へと降りて行く。
大きな窓が工場の壁には沢山あって、汚れて曇っているとはいえ、月明かりがけっこう入って来ていた。
月明かりだけの屋内は、当然、暗い。
夜道を歩いていて、更に廃工場の敷地内に入って、弱冠は暗闇に慣れた裕子だったが、10メートル先になれば暗闇で見えない。
普段の裕子なら、こんな危険で無謀な行動はしない。
何故か、この日の裕子は、母親へのイラつきだけで、様々な行動を取れていた。
ドッ・・!
「っ!?」
廃工場の暗闇を、突如として、光がよぎった。
暗闇に慣らされていた裕子の目が眩み、よろけて近くの柱に掴まった。
ドッ!!
ドッ・・!
ドッ!!
廃工場の暗闇に、光の柱が立つ。
何度も何度も、上から下に向けて、細かったり太かったり、廃工場の天井を突き抜けて、何度も何度も光の柱が立つ。
少しして、廃工場の天井が崩れだした。
「〜〜っ!!」
悲鳴も上げられず、裕子は柱にしがみつき震える。
天井の一部が落ちて舞った色々なモノに裕子が咳き込み、目は涙いっぱいになる。
そうして天井が大きく開き、夜空からの月明かりが廃工場内を照らし出す。
辺りを見渡すが、落ちて来た天井の一部などが散乱していた。
2階から降りて来た階段の方へは戻れない。
落ちて来た物で塞がれていた。
行けそうな通路を見つけ、裕子が走り出す。
しかし、数歩走り出しただけで、裕子を異変が襲う。
踏み込んだ場所が、紙で出来ているかの様に抜けたのだ。
正確には、1階の床が地下階に向けて崩れだしたのだが、裕子に分かるハズも無い。
「・・きゃ・・!?」
崩れ出した床の崩落に巻き込まれて、裕子の身体が浮遊感に包まれた。
暗い、暗い、廃工場の地下階へと崩れていく床。
落ちて行く裕子の目に、崩れて出来た廃工場の天井の大穴が映った。
そんな大穴からは夜空が見え・・空に浮かぶ黒いモヤモヤと、月明かりに照らされた黒い人影の様なモノが見えた。
次の瞬間、身体が何か硬い物に叩き付けられる衝撃で、裕子は意識を失った。
■
「ニャニャン!『黒』は!?」
「その建物の中に飛んでったよ!気をつけて、アーシャ!」
「ん!」
黒いドレスの短いスカートを翻して、アーシャと呼ばれた少女が廃工場に飛び込んで行く。
宙を滑る様に滑らかな動きで、廃工場の中の暗闇に入って行った。
廃工場の内部の空中に浮かぶ姿は、この場の雰囲気に全く合っていない。
その姿を一言で表すなら、『黒いウェディングドレス』。
スカートは短く、フリルとレースが たっぷりのスカートが夜風に揺れる。
周りを油断無く見渡す その顔は、とても可愛らしい。
幼さを残す顔立ちは、思春期手前の幼さが際立つ。
手に持つウェディングブーケを小刻みに動かし、微かにでも物音がした方向に向ける。
その肩には、更に違和感タップリの存在の姿が見える。
ネコをデフォルメした様な姿の、可愛らしい何かが居た。しかも喋っている。
「アーシャ!あそこだ!あの柱の後ろ側っ!」
「ん!」
肩のネコが可愛らしい腕で指し示した方向には、この廃工場を支える柱の一本なのだろう、そこそこ太い柱が有った。
その柱の上の方、天井近くの場所に、黒いモヤモヤが蠢いていた。
微かな月明かりの差し込む廃工場内部は暗い。暗闇と言って問題ない。
そんな暗闇の中に在っても尚、更に暗い。
暗闇を凝縮した様な『黒い』存在が蠢いていた。
「ここまで追い込んだのだから、追撃してトドメを刺そう」とばかりに少女はブーケを向ける。
柱から飛び出した黒い塊に向け、ブーケから閃光が発される。
閃光は黒い塊に当たり貫通し、廃工場の壁をも貫いていく。
何度も中心部を貫かれた塊は、ついに地に落ちる。
追うように廃工場の1階に降りたドレスの少女が、塊に近付いて行く。
歩きながらも、自分の加えた攻撃で傷んだ廃工場内を見上げる。
元々、かなり年月を経ていて、少なからず風化して崩れていた場所もあったのだが、今では更に崩れてしまっていた。
「aAaaaaaAAaaa…………」
裕子が一瞬見た時点とは比べるべくも無い程に、塊から溢れるモヤは減っている。
「yAaAaAAAaAAA……!」
「・・」
黒い塊の一部が、はじける様に飛び出し、黒いウェディングドレスの少女に向けて伸びて行く。
「・・」
難なく躱した動きのままに、少女がブーケを持っていない方の腕を前に出す。
広げた手の前に黒い球体が現れる。
直径2センチか3センチくらいだろうか。
その球体が一瞬で直径3メートルくらいに拡がり、黒い塊の全体を包み込む。
拡がると同時に薄い色合いになっていた球体は、5秒程で消える。
「………u…a………a…a……」
ボロボロと崩れる様に、黒い塊からは、何かが次々と崩れ続けていく。
「・・さようなら」
黒いウェディングドレスの少女が、手に持つブーケを黒い塊に向けて構える。
ブーケは微かに光り、短い金属質のステッキに形を変え、その先端から光が迸った。
■
「・・・・ん・・」
崩落に巻き込まれてからどのくらい経ったのかは分からない。
しかし、十数分程は経っていた。
微かにうめき声を上げ、意識を取り戻した裕子が、身体を ゆっくりと起こした。
「ん・・」
上半身を少し起こした裕子は、目の前が真っ暗な事に気付き、少し考える。
そして、隣の学区の廃工場に居る事を思い出した。
「いた・・・」
背中やお尻も痛いが、左肩が すごく痛かった。
崩落する床から暗闇に放り出された裕子が、身体の左側を下向きに落下し激突したのが原因だった。
もっとも、激突した場所は既に斜めに崩落した床だった為に、その後は斜めの床を滑り落ちて背中側の強打で済んだのだ。
まっすぐ無防備に地下階に転落していたら、裕子は頭部強打で死んでいただろう。
「・・ここ・・・」
もと居た1階よりも更に暗い。
「・・・落ちたのかな・・」
裕子が横たわっていた場所は、滑り台の様になっていた。
裕子が居た場所の反対側は天井に付いていて、多分、床が崩れて滑り台の様になったのだろう、と裕子は気付いた。
上を見上げていた裕子は、ふと寒気を感じて足下を見た。
スカートがめくれ上がって太ももまで丸出しになっていた。暗くて見えにくいが、お尻側はパンツも丸出しになっていた。
滑り落ちた際に引っかかり、スカートがめくれ上がったのだろう。
「〜〜〜っ///」
ほとんど真っ暗だし、周りには多分、誰も居ない。
けれど恥ずかしいモノは恥ずかしいのだ。
急いでスカートを直した裕子は、一度周りをキョロキョロと見回した。
もちろん誰も居ない。誰の視線も感じない。
埃っぽい身体のアチコチを叩きながら、裕子はゆっくりと立ち上がった。
改めて天井を見上げてみた。
「上がれないかな・・」
高さ的には・・・無理だ。
滑り台みたくなってるから、助走をつけて駆け上がれば、何とかなるかもしれない。
しかし、裕子は体力自慢ではないし、体育の成績だって大体は3だ。
5段階評価で3だから、良くも悪くも無い。
「・・・探さなきゃ・・」
一先ず、地下階から1階に戻らないと話にならない。
月明かりの射し込む場所以外は闇が広がっている。
足下から冷気が上がって来る様な感じに、母親へのイラつきでブーストさせていた冒険心が瞬く間に消え失せていく。
「・・・」
こんな所まで来なければ良かった、と後悔が押し寄せ、涙が出て来る。
あんな鼻歌なんか気にしなければ良かった、と溢れ落ちだした涙を拭いながら裕子が震えていると、目の前を光の粒が通った気がした。
「・・・ぇ・・?」
光の粒は、左側から来た気がする。
左側の暗闇の方を見ていると、また光の粒が飛んで来た。
さっきは気のせいかと思ったが、今度は間違いない。
また飛んで来た光の粒を追いかけて行ったが、少ししたら消えてしまった。
何度か繰り返してみて、飛んで行くのを追いかけるのは止めた。
光の粒が飛んで来た方向は同じだった。そちらの方に向けて歩き出すと、少ししたら前の方から光の粒が飛んで来た。
光の粒とすれ違い、歩いて行った先はT字の通路になっていた。
少し待つと、右側の通路から光の粒が飛んで来た。
ここまで来ると、崩落した穴からの月明かりなど、一切無くなってしまった。
闇の中、壁に両手を付け、少しずつ少しずつ、少しずつ少しずつ、少しずつ少しずつ少しずつ、光の粒が飛んで来た方向に向けて歩いた。
やがて、何度目かの曲がり角を曲がると、少しだけ、ほんのりと明るい気がする場所に出た。
通路の先に、座り込む人影が見えた。
こんな真っ暗闇の中で座り込んでいる様な人物だ。
マトモなハズが無い。
しかし、光の一切存在しない闇の中を、希望を求めて進み続けた裕子の精神はすり減っていた。
すぐにでも気を失ってもおかしく無い程に、精神は摩耗していた。
「・・ぁの・・」
話し掛けた。
返事は無い。寝ているのだろうか。
「・・・ぁの・・?」
裕子は、再び話し掛けた。
返事は無い。更に歩み寄り、あと数メートルの距離まで近付いた。
「ぁの・・・・すみません・・」
あと5歩も歩けば、目の前に立てるかもしれない。
もしかしたら、ヒドイ目に遭うかもしれない。
しかし、この終わりの無い闇から救い出してくれるのなら構わない、とすら思ってしまった。
闇の中を彷徨い続け、小学5年生に進級したばかりの裕子の気力は尽きる寸前だった。
「ぁの」
更に近寄った裕子は、座り込む姿に話し掛け、光の粒が照らす姿を直視してしまった。
「ひっ・・!?」
裕子の引きつった悲鳴が上がった。
裕子の前には、壁に もたれかかる様にして座り込む人間の姿があった。
いや、人間は人間だが・・もはや、過去の人と言えた。
「・・・ぅそ・・っ」
寄りかかる様に座り込むその姿は、微かな光の粒の照らす中でも、異変を一目瞭然にしていた。
服装は・・・おそらく・・女性なのだろう。
所々にレースやフリルの付いた上半身の服。
少し胸元が膨らんでいる気もする。
そして下半身は、ロングスカートだった。
スカートの深めのスリットからは片脚が露出していた。
服装だけ見れば、女性、なのだろう。
髪の毛も長いのは間違いない。座り込んでいるからか、髪の毛の毛先が地面に付いているのだから。
しかし、裕子には「多分、女の人」としか思えなかった。
何故なら・・。
服から出た手も、スカートのスリットから出た片脚も、長い髪の毛で覆われた首から上も、白骨だったのだから。
「・・ゃ・・・」
悲鳴も上げられず、裕子は その場にへたり込んでしまった。
日常において、白骨死体を目にする機会など、そうそう やっては来ない。
ましてや、この少女 宇津馬 裕子は、まだ小学生の女の子なのだ。
職業で遺体や白骨や遺灰を目にする人々とは違う。
へたり込んでしまった裕子は震え、地面がジワジワと、裕子の腰の下から濡れていった。
僅かな希望に縋り、歩き続けた。
歩いて、歩いて、歩いて、歩いて、歩いて、歩いて、やっと見つけた希望だったのに。
気力は尽き、希望は打ち砕かれ、目からは大粒の涙が止めどなく落ちる。
「うっ・・・うぅ・・・ぅうぅぅ・・ぁあぁぁあ・・っ」
傾斜があったのか、裕子の方から白骨の方に向けて、ジワジワと液体が流れて行く。
流れて行く液体が、白骨の周囲の湿った範囲に到達すると、白骨死体の周辺が仄かな輝きを放ち始めた。
光の粒とは比べられないくらいの明るさが、眩く通路を照らす。
「・・・なに・・?」
突如として廃工場の地下空間を照らし出した輝きに、裕子は動転する。
混乱する頭でも、今この場で、この瞬間に考えるコトとは思えないコトを考えていた。
輝きに照らし出されて全身がクッキリと見える様になった白骨死体の、身にまとう服。
その服がとても可愛くて、白骨死体の片腕がカタカタと震えながら裕子に向けて伸ばされる様に持ち上がったのに、気付かなかった。
■■ED:『Don't stop.Don't look back.』歌:斎木 夏樹■■
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裕子「こんにちはー♪裕子です!小学5年生になったばかりの女の子です!皆さん、第1話、どうでしたかっ!?私、ヒドイ目に遭い過ぎじゃ!?しかも、最後には〜〜・・あぁあああっ!!恥ずかしい〜〜〜///お嫁に行けない〜〜っ///」
■■「次回予告は?」
裕子「え!?アナタ誰!?」
■■「まだ私のコトはナイショ・・」
裕子「でもアナタ・・あの黒いドレスの女の子だよね・・?」
■■「ナイショだってば。で、次回は?」
裕子「ん〜・・次回っ!!第2話!『変身しちゃった!』です!」
ニャニャン「お楽しみに〜♪」