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私はTS宇宙海賊船の船長  作者: 西遠 友花
第1章.私は宇宙海賊船の船長!?
5/5

第4話.私掠船免許(海賊免許)の更新ついに私は船長に

私達が持っている自動車免許に更新があるように私掠船免許(海賊免許)の更新の手続きしまくるお話しです。


今日は私はママと宇宙海賊船、飛梅の海賊メンバーの一人と一緒に私掠船免許(海賊免許)の更新の手続きをしに行く日で、今は宇宙海賊船、飛梅が所持している専用機、ピンク色の小型シャトルの中に乗って書類を書かされている。

私はママに聞いてみた。

「ママ、お役所関係をどことどこなの?」

ママは私に言った。

「国土交通省と星系軍と文科省と防衛省とか細かく含め20件かしら?」

それを聞いた私は不安になってしまった。

20件も行くなんて大変だなぁ。

そういえばママの隣の人は誰だろママに聞いてみよう。

「ママ、私に紹介してよママの隣にいるお姉さんを?」

ママは私に隣のお姉さんを紹介した。

「友菜ちゃん、ママの隣のお姉さんは宇宙海賊船、飛梅のメンバーよ!」

そしてお姉さんは私に自己紹介をしてきた。

「初めまして友菜ちゃん、私は早乙女サオトメ 陽菜ハルナよ!これからよろしくね!」

「こちらこそよろしくお願いします。」

私は陽菜さんの自己紹介を聞いて返事をした。

陽菜さんはさらに続けて喋った。

「私のお仕事は船医と友菜ちゃんの相談役兼参謀かな?友菜ちゃんのお父さん、友成船長の時は飛梅の副長もしていたのよ!」

私は陽菜さんのそれを聞いて質問した。

「陽菜さん、副長って何なの?」

陽菜さんは私の質問に答えた。

「友菜ちゃん、副長っていうのは副船長のことなんだよ!‥‥今の副船長は言わなくてもわかるよね?」

それを聞いて私は昨日の事を思い出して、あっとなって言った。

「陽菜さん、もしかして副船長って、愛ちゃんのことなの?」

「ピンポ~ン!正解友菜ちゃん、入って来て愛ちゃん!」

陽菜さんの言葉で入って来たのはまぎれもなく愛ちゃんだった。

「友菜ちゃん、そうよ私が副船長に立候補したのよ!あとねぇ、飛梅の中に乗ったら、まず船長見習いという研修があるみたいだよ!私にとっては副船長見習いの研修なんだけど?友菜ちゃん、一緒に頑張ろうね?」

私も顔を縦に動かし頷いた。

そしていろいろあって家に帰って来た。

「お帰りなさいませ!」

亜香里ちゃんと優香ちゃんと夕立ちゃんが出迎えてくれた。

亜香里ちゃんが私達に聞いてきた。

「皆様、お風呂にしますか?‥‥お夕食にしますか?‥‥自由行動にしますか?」

私は疲れていたのでお風呂に入ることにした。

「私はお風呂でお願いね❤」

守屋邸のお風呂は、ごく一般家庭にある浴室とは違って温泉施設クラスなのです。

男湯と女湯が有ってそれぞれ内風呂、露天風呂、サウナまで至れり尽くせりなのです。

私は一旦、私の部屋へ着替えを取りに向かった。

私の部屋は寝室兼勉強部屋で中は壁も天井も薄いピンクになっていてカーテンやドアもピンクで女の子らしい部屋です。

私は服や下着が仕舞っているファッションルームに入って、下着とパジャマとバスタオルとフェイスタオルを取り出し、再び部屋を出て大浴場に向かった。

私は心の方は女の子だけどたとえ女性ホルモンをいれたとはいえ、まだ入れ始めたばっかりなので外見は男の子なの仕方がないので男湯に入ろうとしたら、後ろから手を掴まれた。

「友菜ちゃんは変態の痴女さんなの?」

私は何‥‥何なの?後ろに振り返ると双子の妹、愛ちゃんがムッとした顔で私の手を掴んで立っている。

愛ちゃんの横には阿菜ちゃんや亜香里ちゃん達もいる。

まるで私のことを男湯覗きをする変態さんを見る表情だった。

私は言い訳をした。

「私の体はまだアレがついてるし、アレを見られるのも恥ずかしいの、‥‥だから法律に沿う感じで男湯に入ろうとしました。」

亜香里ちゃんが私に言った。

「友菜お嬢様、その法律は大衆浴場の場合のみだけです。‥‥家庭内のお風呂では無効です!」

そして私は何も反論できる理由がなくなり愛ちゃんと阿菜ちゃんに両手を繋がれて女湯に連行されました。

脱衣場で服や下着を強制的に脱がされて、恥ずかしくてタオルで隠そうとしたら没収された。

愛ちゃんがどや顔で私に言った。

「お風呂は裸のお付き合いなのよ!どうどうとしなさい!」

「お姉ちゃん、入ろう?逃げてもダメだよ?」

私は阿菜ちゃんに背中を押されて大浴場へ入った。

私は仕方がないので、まずお湯を体に流して浴槽に沈かった。

私は体や頭を洗うために一旦、浴槽から出て洗い場に行った。

椅子に座ろうとすると。

「友菜お嬢様は私の膝の上に座って下さい!頭や体を洗ってあげますからね?」

亜香里ちゃんは私にそう言って、私を膝の上に座らされた。

いくらなんでもやり過ぎだと思い亜香里ちゃんに私は反論した。

「いくらなんでも頭や体は自分で洗えるよ?‥‥‥‥‥お子ちゃま扱いしないで!?」

すると

「お子ちゃま扱いはしていませんよ?‥‥ただ従者としての務めをしているだけですよ。」

亜香里ちゃんは私にそう言った。

そして私は亜香里ちゃんに体や頭を洗われて、また浴槽に沈かった。

その後露天風呂の方へ行くために外を出た。

露天風呂は岩や大きな石がお風呂の周りを囲んでいた。

私は露天風呂に入った後、大浴場を通って脱衣場でバスタオルを使って体を拭いた。

そして下着とパジャマを着て髪をドライヤーで乾かして大浴場を後にした。

私がダイニングに入ると皆が待っていた。

愛ちゃんが私に隣に座るよう手招きをしていた。

私が椅子に座ったところでみんなそろっていただきますをした。

今日は豪華なメニューでローストチキンの丸焼きにコーンスープ、パンにシーザーサラダ、デザートがあった。

私は優香に聞いた。

「優香ちゃん、今日は何で夕食が豪華なの?」

すると優香ちゃんが私に言った。

「友菜お嬢様と愛お嬢様の船長と副船長の就任祝いです。」

愛ちゃんが私に言った。

「お母さんからの提案だって!」

私はママにお礼を言った。

「ママ、ありがとう!」

「いいえ、友菜ちゃん、船長就任おめでとう!」

ママは私にそう言って今度は陽菜さんが私と愛ちゃんに言った。

「友菜ちゃんと愛ちゃんが船長、副船長になったから、今後のスケジュールなんだけど、今日の夜に出発予定にするから、いいかしら?」

「それで良いよ!」

私達はそろって陽菜さんにそう言った。

私達は夕食を食べ終わり、それぞれの部屋へ戻ると夜にそなえて準備をすることにした。

リュックサックと宿題セットとメモ帳とパジャマとかえの下着とと体操服とブルマと白い三つ折りソックスと白い運動靴と船長服の下に着る服で良いよね?

私は今着ている服を脱いで、スリップを着る。

スリップの後にブラウスを着てからピンクのプリーツスカートを履いた。

その後ニーソックスを履き、ブラウスの上にベストを着てブラウスの首のあたりにリボンを付けた。

これらはママから昼間にお役所回りの間に買ってもらった服でママとの相談で話し合って私の制服になったのだ。

鏡を見てどこかおかしくないか確認してから船長服‥‥マントが付いた服を着てから船長帽を頭に被る。

この船長服とマントや船長帽はすべてピンク色で私の好きな色なのだ。

これらも昼間のお役所回りの時にオーダーメイドで作ってもらっていたのです。

私は荷物を持って部屋を出てリビングに行った。

リビングに行ったらみんながそろっていた。

愛ちゃんは私と一緒のピンク色の船長服や帽子を身に付けている。

船長服の下に着ているのも同じ物を使用している。

愛ちゃんが私を誉めた。

「友菜ちゃん、か・か・可愛いい❤似合ってるしロリ萌え!」

「愛ちゃん‥その‥ありがとう、愛ちゃんこそ似合ってるよ!」

私も愛ちゃんを誉め返した。

私はママを見た。

ママは海賊のクルーらしいけど、飛梅のピンク色で海賊の女性用の服みたいだけど工場の作業着っぽい上着に、下はスカートで中はスパッツでピンクのニーソックスを履いている。

「ママ、その‥‥カッコいいね!」

「友菜ちゃん、ありがとう!‥‥友菜ちゃんも可愛いいよ!」

「ママ、ありがとう!」

私はママを誉め、ママは私を誉めママにお礼を言った。

あれ‥‥うん‥‥やけに下がスースーすると思ったらチクっとお尻が痛かったので後ろに振り返ると陽菜さんが私のお尻に注射器を刺していた。

「あ・あの陽菜さん何してるの痛かったんですけど?もしかして女性ホルモンですか?」

私は陽菜さんに質問して陽菜さんは私に言った。

「そうよ友菜ちゃん、女性ホルモンよ!痛かったのについては謝るわ!ごめんなさいねぇ、実は友菜ちゃんのホルモン治療については陸にいるときはいつものクリニックで、宇宙にいるときは飛梅の船医である私がすることに決まったのよ!‥‥もちろんクリニックとの話し合いで決まったのよ!で今日がホルモンを打つ日だったのよ!わかったかしら?」

「いいえ‥その怒ってないです、陽菜さんこちらこそホルモンのことありがとうございます!だけど‥‥陽菜さん、みんなの前でショーツを脱がされ注射を打たれるの恥ずかしかったよ!」

私は陽菜さんにホルモンについてはお礼は言ったが、羞恥プレイが恥ずかしかったので訴えたのだ。

「あら、ごめんなさいねぇ友菜ちゃん。」

陽菜さんは私に謝ってくれた。

ママは私達を見回して口を開いた。

「そろそろ行く時間よ!」

そして私達は阿菜ちゃん達に見送られ家を出て近くに止めてあったシャトルに乗り込んだ。

私達は座席に座るとシャトルがエンジンが始動し、空に飛び離陸を始めたシャトルは宇宙へ向かうのです。


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