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助けに来てくれたんですか



ガキンガキンッ──と刃が交じり合う音が

ブォォンッ────と能力が交じり合う音が響く中スナップとアイリスの表情はとても涼しい気。

お互いがお互い、強い者同士の戦いを心から楽しんでいる、そんな雰囲気だ。





ガキンッ!!

またもや刃が交じり合う。



「くっ…はは、やはりドラゴンとは強いですね………戦いがいがある!!」




ボぉぉっ



「っ!?……ふっ、アイリス、お前も本当に人間か?…強い者との戦い、楽しいぞ」




それから暫くまた、スナップとアイリスの激しい戦闘の中、バタバタと騒がしい足音を立てて可愛らしい小さなドラゴン、手下らしき者が二人の戦いを止めた




バタバタバタ



「大変です!大変でございますっ、スナップ様!!!」




「…なんだ、今いいところなのに」



「申し訳ございません!!ですが……なんというか…………人間のガキが押しかけてきました!!えと、三人です!」






なんか、可愛い……って、そうじゃなくて…三人…?もしかしてシオンたち…?

バッとスナップを見つめるとスナップもまた、アイリスを見つめた




もし、もしシオン達だったら───!

迎えに来てくれた、正直、自信がなかった、助けに来てもらえるなんて…




「…スナップ様…私は帰らせてもらいます」



「……なぜ?」




「それは───」





アイリスが話そうとした時、バンッと物凄い音を立て大きな扉が破壊された。

そこには私の大切な人たちが…




「……!!お嬢さまっ!!!」


シオン……



「アイリス!!」


パンセ様……


「無事か!!」



ガザニア……




「みんなっ!!……」



そのまま三人の方へ駆け出そうとするガスナップによって捕まってしまった



「…行かせないぞ」




「「「っ…!?」」」



「…離して下さい!」



「離すわけにはいかんなぁ」



だと思った…。



「言ったはずです、私は貴方の夫婦(めおと)にはれない、と。

貴方をお慕いすることは決してありません。」



しっかりと相手の目を見てはっきりと口にして説得をしようと試みる。

暫し黙った後、手首を掴む力が増し思わず表情が歪んでしまう、それと同時に肩を竦める。それに気づいたであろう前の三人が武器に手をかける音が聞こえた。痛い…少し乱暴じゃないかな、私女の子なんだけど…じゃなくて




「まって、3人共!武器をしまって!!」



「アイリス、それはできない相談だね、今君はそのドラゴンに捕まってる状態だからね」



「えぇ、俺のお嬢様に気安く触れられては困る。」



「おいおい、シオン、お前の、じゃなくて俺、ガザニアの婚約者、だ」



「なんの事ですか?俺はそんなこと知りません」



なんでその言い合いになるのよ、子供ですか!?えぇ子供ですよね!!!知ってる!!



「愚かな人間が…わたしに勝てるとでも…。この長い時間を経てもやはり学習をしない。先日の件で、貴様らは私に負けたのだ、だから。アイリスを奪われてしまった。

その時点で貴様ら人間などに勝てる確率など極めて低いだろうことは分かりきっているはずだ」



まるで私たち人間を蔑み嘲笑うかのように発せられた言葉に私の堪忍袋の緒ははち切れた。

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