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こんな事を望んだ訳では…!!

精一杯頑張りますとも(๑•̀ㅂ•́)و✧

ドサッ


「ッ…はぁぁぁ。疲れたわ…そして退屈な日ね……決してめんどくさい事が好きな訳でわないけれど」


そう呟きもう1度、次は小さくため息をしてゆっくり目を閉じた。


夢を見た、とても不思議な夢。

懐かしい様な…そうではないような。

忘れているような…思い出さなきゃいけないような…思い出さなくてもいいような…そんな…夢



『愛奈!!いい加減にしなさい!!貴方ね、何度言ったらわかるの!だいたいね…』


『あーも!!うっさいな!黙ってよ!!いちいちうるさいから!!ろくに家にもいないくせに!こういう時だけ親ずらすんなよ!!』


ケンカ…??でも。これは、この人たちは…だれ?

見たことも無い風景。知らない空間…不思議な…

何を喧嘩しているのかしら…?でも、ここまで言うことはないのではないのか…


『愛奈…』


あ……。ほら。泣き出してしまったわ


『愛奈!母さんはお前を心配して…!!』


あぁ、この人たちは愛奈さんの、ご両親かしら?親子喧嘩…というのね。羨ましい…私にはこんなこと一度もないもの


『うるさい!くそジジィ!!ホンットに、こんな家嫌いだ、大っ嫌いだ』



『『愛奈…!!』』



え…?だめよ、愛奈さん!!喧嘩したまま飛びだしてしまったら!いつ会えなくなるのか分からないのだから…!

………え?なに?いつ会えなくなるのかわから…ない?何故そんなことを




わからない。…だめ、だめよ……行ってわ…だめ……



キィィィーーー……バンッ!!





「いやぁぁぁ!!!」


ガバッ!!


目を覚ますとそこはいつもと同じ見慣れた自分の部屋だった。


「ッ…はっ…はっ……はー…なにが、どうなっているの?」


痛い…痛い、痛い痛い痛い痛い痛い…いたい。

頭が痛い…息がしにくい。助けて…誰か…誰か助けて…


あぁ、そうか…私はあの時死んだのか。

どうしてそう考えたのかわからない。でも、なぜか頭の中でそうなのだと納得した自分がいたのだ。


その後わたしの悲鳴を聞いて血相を変えてきたじーやのお陰で私助かったのだと思う。

軽い過呼吸を起こしたのだろうと言われた


じーやにとても心配されたが大丈夫だと言ってなんとか納得してもらって今私は1人部屋にいる。


もし夢に出てきた愛奈という女性がほんとに自分なのならば、頭を整理しなければいけない。



整理した結果はこうだ。


私は前世。愛奈という女性で、日本というところで生まれて生きていた。家族は3人家族で愛奈はその時16歳という高校1年生だった。愛奈が死んだその日は単身赴任の父親が久しぶりに帰ってきて、いつも忙しく父親同様あまり家にいない母親が珍しく仕事を早めに終わらせて帰ってきていて。家族揃っての久しぶりの幸せな食卓になるはずだった。


そんななか、母親が口にしたのだ『貴方、ちゃんと勉強しているの?友達とかとはどう?彼氏は??彼氏は出来たの?』などと色んなことを聞いてきて愛奈は『特になんもないよ。勉強もちゃんとやっている』そう伝えたのだ。

けれど母親は納得いかないような顔をしてしつこく何度も同じことを聞いてきたので愛奈はうんざりして怒鳴った。

そして幸せな時間になるはずが最悪な時間になり愛奈こと私は家を飛び出した。


実は愛奈は学校であまり上手くいっていなかったのだ。愛奈は顔や性格はいいほうだった。そのせいか、男子からはイヤラシイ目でみられ、女子からは恨みを買い、いじめられていた…

そんなことを両親に言いたくなかったのだ。なぜなら、言ってしまうことでプライドが傷つくよりも迷惑を掛けたくなかったのだ…。

そして家をすぐ曲がったところでトラックに引かれ死亡。



バカバカしいわ……

「…死んだら迷惑もクソもないじゃない…」


自分1人の静かな部屋に小さなかすり声だけが響いた。


その後散々泣いた。声を押し殺し誰かに聞かれないように、静かに泣いた。

その姿はもはや5歳の女の子には見えないだろう。


5歳児なら5歳児でほんとうならもっと可愛らしいはずなのだから





なにかと間違えてたりしたら指摘してくれるとありがたいです。



そしてアドバイスなどお待ちしてます!!

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