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面倒事



ザワザワ



食堂に入ると人だかりができていた。なんの騒ぎだこれは。

気になる、でも嫌な予感がするから見るのはやめておこう。さて、なにを食べるか……うわぁ、流石金持ち学校…。食べ物の品質、品揃えが有り得ないくらいいい。んん?……、学食でステーキ…こんなにボリュームのあるものを食べたらきっとお腹いっぱいで眠くなってしまうし、食べきれる自信が無い……ぁ、パン…よかった、普通のご飯もあったのね。グラタンみたいなのもある、美味しそう。




「すみません、これ下さい」




「ん?おぉ了解!お嬢ちゃんアイリス様かい?噂通り美少女だねぇ、男達には気おつけるんだよぉ?……っと、はい!」




「いや、美少女なんて有り得ません…ぁ、美味しそうですね、ありがとうございます」



「いえいえ〜」




なんか、凄く優しそうなおばさんだったな。

ふふ…なんか、雰囲気が前世の私のお母さんみたい………お母さん…お父さん。会いたいなぁ……なんてね。

ダメダメ、余計なことを考える必要なんてない。とりあえず生きるために必死なんだから…。私もまだまだね。とため息をつきながらグラタンみたいなのものを一口食べる。





「ん…………美味しい。」


とろとろのチーズ…ほっぺが落ちそう。



「アイリス今すごいかわいい顔してるぞ♪」



「え……?…なっ!ガザニア様……可愛いだなんて、ご冗談を。なんの御用でしょうか。」




「ははっ!冗談なんて…俺はいつでも本気だ!」




あぁ、そうだったわね…この人はある意味とても純粋なお方だった。悪くいえばバカ……。

まぁ、もしものとき扱いやすそうで言いけれど。何とかすれば何かを聞かれたり勘違いされても多分ごまかせる。





「ところで!昼食は二人でとろうと言ったでわないか!」





「…申し訳ないのですか、あまり関わらないでもらってもいいですか?あの、あまり目立ちたくないので。」




あなたと居ると目立ちます。と言うと首をかしげ笑いだしたガザニア。



「目立ちたくない?君はひとりでいても充分目立ってる。なんせ美女で有名なんだからな?」





「申し訳ありません、今のはスルーさせていただきますね。では、ちょうど食べ終わったので、失礼します」



といいガザニアを無視して食堂を出る。

はぁ、めんどくさいわね。関わらないでと言っているのに……ほんとにもう。疲れる……。

次しつこくしてきたら暴言でも吐いてみようかしら。きっとマヌケズラがみれるでしょうね。










それから午後の授業。主に魔法の授業を終えて今は放課後。うさぎのルビナに言われた通り一応会いに行くところ。だってちゃんと会わなきゃ何されるかわからないもの。まぁもしものときは簡単な魔法か武術でどうにかすればいいかしら。

午後の授業ではめんどくさいのでガザニアの事は無視し続けた。




そしてルビナに言われた通り中庭にやってきた。何故かわからないけれど周りには奇妙なほど誰もいなかった。まるで人避けの魔法でもかかっているような…………。




「あ!アイリスこっちこっち!!よくきたね!」




「……まぁ、ほんとにちゃんとしたお茶会なのね…」





「ははっ第一声がそれかい?wまぁいいや、うん、そーだよ!楽しくお茶会がしたかっただけさ!!」




「そう、ならさっさと終わらせましょう?」




早く帰りたいもの、と付け足して用意されていた席につく。すると、苦笑いしながらお茶を入れ出すルビナ。

器用なのね…。




「それより、ガザニアに付きまとわれてるらしいね?お疲れ様wあれしつこそうだもんw」




「そうね、なぜそれを知っているの?」


そう訪ねると『さぁね?』とスルーされてしまった。



「親切じゃないのね、それに…あなた魔法が使えるのね?魔法でこの中庭全体に人避けの魔法でも掛けてるのでしょう?」





「……!!すごいねアイリスは!まさかここまで賢いとは思わなかったよ。」




「私が賢い……?あなたはそれが知りたかっただけなの?」




「うん!……だって、どうせ賢くて冷静って言っても予想外のことがあれば焦り出すのが人間だろ?でもキミはなんか違うね?君はまだ10歳だろ?まだまだ子供のはずなのに随分と大人じみてるね?…まるで何か大きなことを抱え込んでるような?」





「………………」



図星を突かれてだまってしまった。

わたしにはあなたの方が賢く見えるわ。なぜそこまで分かったのだろうか。怖いわね、気をつけなきゃ。



「教えてくれないの?w」




「あなただって教えてくれないことあるじゃない。」



と言うと『それもそうだね♪』と楽しそうに笑うウサギのルビナ。


その後はたわいもない話を聞かされて結局自室に戻ったのは夜の8時くらい。



勉強の予習も復習もできなかった。

でも、ルビナには気をつけた方がいいということがわかった。なぜなら勘が良すぎるから。

そしていたずら好き。ならば、私があまり攻略キャラたちと、関わりたくない事に勘ずかれたらきっとめんどくさい事になる。




「はぁ。次から次へとめんどくさい事に。」





まぁいい、寝よう。

なんだか頭が痛くなってきたから寝ることにした






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