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暗殺未遂


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なに………?


何かが顔に落ちてきたから目を開ける。とそこにはにんまりとピエロのような笑顔を顔に貼り付けた一人の男がいた。



「ひっ」



反射的に避けようとしたが首を掴まれしめられる。


苦しい……苦しい苦しい苦しい苦しい。

助けて……誰か。、シオンは?シオンはどこ?

これは…現実?



「クッ……ククク、あははははッ♪怖い?ねぇ、怖い?お姫様」


クスクスと笑い出す男。


誰?……これは、だれ??

私の中に浮かんだのはただ一つ“暗殺者”なぜ?私がなにかしたのだろうか。何をした?……自分が殺されかけているのに何故か冷静な私。

思い出せ……思い出せ。きっとこの人物もゲームの中に出てくる人物……だれだ。

思考を巡らせる中、私の口から出た言葉、声はとても冷ややかなものだった。



「あなたは……だれ?私を殺しに来たのかしら?」



「……?……ふっ……はは♪ほーんとに子供っぽくないねお姫様はw久しぶりだよ、君みたいな子……ざーんねん、でも君は今から僕に殺されるんだから」



楽しそうにそう言って首を絞める力が強くなる。

あー私死ぬのかァ……そう思った。




ん?待って……さっきの顔に落ちてきた雫のようなものはなんだろうか?……んー、こんな事考えている時じゃないのだけれど、手も震えている…………あー、そういう事か、でも言ってしまえば逆に怒らせてしまうかしら?……でもな……あー……あ。、





「楽しいの?そんなに?……ふふ、そんなにても震えているのに?暗殺者さん?あなたは人を殺すことに慣れていないのね?」




「なっ」



よし、力がゆるんだ!



バキッ……ゴッ



「ぐはっ」



倒れ込む男、何が起こったのかって?

実は男の後ろにシオンがいて、それに気づいたから思ったことを生意気にも言ったの。

だって、シオンなら絶対に私を守ってくれるもの……。そして私も、守る……。



その後男は大人達によって取り押さえられ牢屋にいれられた。

けれどまだあの男が誰なのか気づけてない私。気づかなければいけないはずなのに……んー……だれかしら?



まぁ、まだいいや。




「お嬢様……大丈夫ですか……申し訳ありません!来るのが遅くなってしまって」



「シオン……ううん、大丈夫。ありがとう助けてくれて。……お陰で助かったわ」



「ッ……あなたは、どこまでも優しいのですね」



そう言って優しく微笑むシオン。


あぁ、これが前世の私だったら失神してるだろうな…。でもまぁ、そんな訳にも行かないので、我慢我慢……





最近思ったことがある。私は随分キャラが変わったな……って。まぁ、それはシオンの前と、心の中くらいだけれど……

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