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お久しぶりです牛乳石鹸です!前話から随分間があいてしまいましたが牛乳石鹸はまだまだヤル気はあります(笑 よろしくお願いします。



歩いて歩いて歩いて、また更に歩いて 一体どの位歩いたんだろ。

てかどこまで道続いてんの?これ。終わりが全く見えん。



「‥‥はぁ」



もう溜め息しかでねーよしかも相当なド田舎なんだなあ此処。

自転車とかのタイヤの跡が全然ないし 車の音も聞こえない。

まあこんだけ森が広がってると当たり前かあ。


こんな事を考えるながらも歩く歩く ただひたすら歩く。


そういえば、たまーに視線を感じんだよな。初めはどこからか解んなくて気のせいかと思った。

‥けど、歩いてるうちに俺の右横 木々の中から何か気配が感じる カサカサパサパサ 音がしてる。

人間じゃないな。何かそんな感じがする。

なんだろ?動物?ついて来てんのか?



「‥‥動物でもいいから 会いたい、かも。」



だって超寂しい。

だんだんとこの世界に俺1人だけしか居ないような気がしてきたし。

しかも独り言も増えてきたような‥‥

うわあ‥ヤバい。超寂しい人じゃん、俺。耐えらんない

とりあえず姿だけでも見て落ち着きたい。俺が。まああんまり動物の警戒心を煽るのもこっちに来てくれなさそーで駄目っぽいし。

一度座るか。休憩 休憩。




「よっこらしょっ」



あー疲れた!こんなに歩いたのいつぶりだろう。思い出す限りここ5年はないなあ お陰で足すっげーパンパン。明日は筋肉痛だわ。


さて 一応座ってみたものの、来てくれるかな?。まだその辺りに居そうなんだけど。まだこっちを伺ってんのか


早くでてきてくれー‥何か疲れたからか眠くなってきた。眠い ねむい ねむー‥

ズルズルと体が地面に沈んでいくのがわかった










モスモス ふさふさっ ふわっ



ん?なに?何かあたってる すっげーふこふこ。何これ?何かふさふさ通りこしてくすぐったーっ むずむずするっ



「‥‥っぶえーっくしゅ!!」



っは!ついくしゃみが!ってか寝てしまった!そして何か肩にいる!

バッと左肩を見てみると ‥‥何だ?狐?イタチ?リス?何か色んなのをごちゃ混ぜにしたのが肩に乗ってる。

首の回りについてる純白の毛は超ふっさふさ 俺の鼻を刺激したのはこれか!



「お前何だー?見たことないなあ。」



起き上がろうとすると肩から離れて、座った俺の少し離れた所でこっちをジッと見てる。

寸胴で足が太い。あと足の毛も下がるにつれて白い毛が生えてる。

こんな動物いたか?






「世の中には知らない生き物がいっぱいいるのな‥‥」



でも可愛い。あの胴長短足な所とか、ひょこひょこ歩く所とか。

うーん‥‥〇の〇のナ〇シカみたいにすれば仲良くなれるかな‥‥実はあれにちょっと憧れてたりするんだよなあ。



なんて思ってると、いつの間にかまた俺に近寄ってきて鼻をふんふん鳴らしている。

どうやら警戒中のようだ。そこも可愛い。あまりなつかない動物が飼い主にだけデレデレするのもいいもんだ。さて、



「そんなに警戒しなくてもいいぞー なんにもしねえからこっちに来い来い」



ちっちっちっちー

舌を鳴らしてよんでみると‥‥寄ってきた!よしこれはイケる!



「よしよーしいい子だなあ おいでー」



ひょこひょこふんふん

よしよし俺の匂いをかいでるぞ

「ほら怖くない怖くな い゛っ!!」

ってー!!マヂで痛い本気で噛みやがった!!いでででででっ



「ちょ‥‥ちょっと痛いかなー離して貰える?」


ちょマヂで離して‥‥よくこれナ〇シカ耐えたなスゲーよ

と思った所で急にパッと指を離される

いってーな指から血ぃダラダラ出てるぞどーすんだこれ。

とりあえずハンカチで止血したりとわたわたしてるとあのキツネ擬き?がなんだか落ち着かなげにそわそわしてる。おいおいどうした俺の血のせいで腹が減ってきたのか?

すると急に大きく口を開き‥‥

「ケーン!ケーンケーン!」



なんだ鳴き声はキジなのか‥‥

ってじゃなくて いきなりなんだもしかしてあれか?


こうげき

ぼうぎょ

→なかまをよぶ


みたいなやつか?!1人じゃ倒せないからって呼んだのか?!見た目に反してとんだ猛獣だな!!





回りの木々がなんだかざわざわしてきて急に俺の心もそわそわしてきた

今度はなんだ一体何匹呼んだんだ?!

明らかに何かが近づいてきている気配に回りの自然が薄気味悪くなってきた。


ざわざわざわ ざわざわざわ


木々が一斉に俺の場所を何かに知らせているようにざわめいている。



「おいおいおいおい何が起きるんだ‥‥」



つい、またポツリと独り言を洩らしたとたん



ガサガサガサっ

「見つけたっ!!!!!!」



いきなり後ろで大きな音がしたと思ったら、肩を引っ張られ後ろに倒された



「っ!!」



倒されたと同時に何故か意識が段々と薄くなり ぼんやりとした視界の中で最後にみたのは―


金にきらめく二本の角が生えてる頭部だった‥‥

何で?









久しぶりに投稿しましたがこの投稿するまでの間に少し設定を考え直しました!まあムチムチな人外を書くために頑張ります(笑

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