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第95話 スケさんVSハードル伯爵私兵団隊長

「アリア、いい加減にしなさい!どれだけ私たちが心配しているのかわかっているのか!」

ここはアリアのお父さん、ハードル伯爵の執務室。


ついにアリアが呼び出されて本格的に怒られた。


「お父様、私は大丈夫です。私にはスケさんや仲間達がいますもの!」

アリアがぷくーと頬を膨らませて言った。


「スケさんとは隣にいる話すスケルトンだろ!?もうこの際森に遊びに行くのも許す!だが、騎士達を連れて行け!」


「いりません!スケさん達がいれば十分です!」


「いいかいアリア、スケルトンはそんなに強くない。騎士を付ければ私も少しは安心できるんだ。野盗などに囚われたらどうするのだ?森には危険なモンスターもたくさんいる!騎士を連れていない幼い貴族の子女でしかないお前はなにができるんだ!?いい加減にしてくれ!今月だけでも何回家を抜け出したんだ!?」


お父さんめちゃくちゃ怒ってる。

そりゃそうだ。この子、今月毎日抜け出してるもん。

アリアにたくさん言ってやったくれ、お父さん。


「私はもう我が家の騎士達よりも強いです!たくさん仲間を集めましたもの!」


「なら、うちの騎士達とアリアのモンスターを戦わせてみろ。そうしたら、わかるだろう。行くぞ。」


「望むところですわぁ!私が騎士達に勝つことができたらもう文句はないですわね?」


「いいだろう、うちの騎士達に勝つことができたら私はもう何も言わない。」

ハードル伯爵はそう言うと立ち上がり、アリアを連れて練兵場に行く。


えっ?これ俺も戦うの?








「ハードル伯爵様!?なにか御用でしょうか?」

兵舎にきた俺たちに練兵していた隊長らしき騎士が駆けてくる。


「娘がわがままでね。自分のテイムモンスターがうちの騎士より強いから護衛は要らないというのだ。ロン、すまないがアリアのテイムモンスターと誰か戦ってくれないか?」


「1番強い騎士を出しなさい。私のスケさんがコテンパンにしてあげますわぁ!」

アリアそう言って俺の腕に抱きつく。


あんまりハードルあげないでくれないかな?


「はぁ、わかりました。では、私がお相手致します。おい!場所を開けろ!」


練兵していた兵士達が場所を開ける。


そして、やっぱり俺と隊長が戦うことになったみたいだ。


「私はハードル私兵団 団長のロンだ。よろしく頼む。」

そう言って俺に刃の潰された練習用の剣を渡す。


—俺はアリアのテイムモンスターのスケルトンのスケさんだ。お手柔らかに—


「は、話した!?」

隊長のロンが目を見開いて驚いた。


「ふふん、すごいでしょ?ロン。」


「え、えぇ。珍しいスケルトンですね。」


—では、始めようか—

俺は渡された刃の潰された剣を構える。


「では、始め!」

騎士の1人が審判をするようだ。鎧を着た騎士が開始の合図をかける。


「悪いが俺も隊長をしているんでね。部下の前でスケルトンに負けるわけには行かない。」

ロンは俺に切り掛かる。

すごく綺麗だ一刀だ。模範のような一太刀。

だが、それが逆に受け流しやすい。


「なっ!?」

俺はロンの剣を受け流し、すかさずカウンターを入れる。

ロンは俺が自分の剣を受け流しカウンターを入れたことに驚き声を上がるが、しっかり俺のカウンターは避けた。


俺は距離を詰めて連撃をロンに食らわせる。


ロンも全て剣で受ける。


「あのスケルトンあんなに強かったのか!?ロンは国王の元近衛騎士団の団長だったんだ男だぞ?」 


えっ?そんなすごい人なの?


「身体強化。スキル 力剣!」

ロンが身体強化をして凄まじい力の剣を振り下ろす。


あっ、これ食らったらバラバラになるな。


俺は受け流そうとするが、スケルトンのステータスでは受け流しきれず吹き飛ばされる。


「スキル 波剣!」

すかさずロンが剣戟を飛ばして追い討ちをかける。


俺は飛ばされた剣戟を受け流す。

が、すぐにロンは俺に距離を詰めてくる。


こいつ…戦い辛いな。


アルドとは違う強さ。

アルドは対モンスターに特化した強さを持っている。

だが、こいつは対人間に対する戦い方だ。

戦い辛い。


「強いな…本当にスケルトン?」


—俺も思ったより強くて驚いているよ、でもこれで終わりだ—

俺は一気に距離を詰め、ロンに手を向けて恐怖のオーラLv5を発動させる。


ロンの身体が一瞬硬直する。

その隙は見逃さない。


俺はロンの首に剣を当てた。


「負け…た?俺がスケルトンに?」



「嘘だろ!?なんなんだあのスケルトンは!?」

ハードル伯爵も驚きを隠せない。


「やりましたわぁ!!さぁ、次は誰ですの!?次はまとめてかかってきてもいいんですのよ!?」

興奮したアリアが騎士団に挑発をする。


「た、確かにこのスケルトンは優秀かも知れません。しかし、このスケルトンだけしかアリア様を守る者がいないのは危険だと思います。もしも数で敵が攻めてきたら、スケルトン1匹ではアリア様を守ることは難しいです。やはり、数人の騎士は護衛につけたほうがいいと思います。」


「だから、スケさんだけではありませんわ。私の仲間は。」


「ん?なんだ他にもいるのか?」


「ふふん!もちろ…」


「急報!森より魔王ブーモルの残党が接近中!その数約1500!!」

まさかの敵襲です!


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