第94話 ブラッディベアとの決戦!
さぁ、戦力は整った!
だが、俺もこの戦力で正面から戦って勝てるとは到底思っていない。
今いる戦力はをまとめよう。
Fランクモンスター
スモールラット1匹
Eランクモンスター
スケルトン(おれ)
ストーンマン5匹
Dランクモンスター
ワイルドビッグボア1匹
倒すには準備が必要だ。
俺たちは街に行き必要な物を買う。
正面からあの化け物と力技で戦う必要はない。
「い、居ましたわぁ。」
巨大な赤黒い熊が座ってなにかの肉を貪っている。
—よし、気づかれないように罠を仕掛けるぞ—
俺はあちこちにトラバサミを仕掛ける。
少しでも効いてくれたらいいなぁって。
本当は落とし穴とかも掘りたかったけど、さすがにそこまではあのクマも待ってくれないだろう。
「召喚!ストーンマン達、ワイルドビッグボア!」
アリアがテイムモンスター達を召喚する。
ストーンマン達にはあらかじめ油瓶を持たせている。
—投げろ—
ストーンマン達が油瓶を一斉に投げてブラッディベアに油をあびせる。
「グゥアァァ!!」
ブラッディベアが俺たちに吠えて威嚇する。
—行くぞ!—
俺はストーンマン達を引き連れてブラッディベアに向かって駆け出す。
ブラッディベアはむかってくる俺に鋭い爪を振り下ろす。
俺はその爪を躱し、剣で切り付ける。
が、やはり俺の攻撃力では皮一枚切ったくらいにしかならない。毛皮にすこし血が滲む程度だ。
もう一度ブラッディベアが俺に向かって爪を振り下ろす。
俺は剣で受け流して、流されたブラッディベアのの爪は地面に深く突き刺さる。
—ワイルドビックボア、今だ!!—
俺の合図にワイルドビックボアが突進し、ブラッディベアに深く突進が突き刺さる。
「グァ!」
ブラッディベアは小さく鳴き突進が刺さった脇腹を抑える。
もちろん、休ませる隙は与えない。
ダメージを負ったブラッディベアにストーンマン達が石の槍を持って群がって槍を突き立てる。
分厚い毛皮に阻まれて深くは刺さらないがそれでもかなり嫌なはずだ。
「グゥアー!!!!」
ブラッディベアは大きく吠えて身体中から流れている血を操作して血の鎧と鋭い爪を纏った。
こうなると俺たちの攻撃はさらに効かなくなってしまう。
だが、あいつには最初にたっぷり油をかけてある。
「ファイアーボール!」
アリアが魔法を使って野球ボールくらいの火の玉をブラッディベアに放つ。
もちろん避けようとするが、2体のストーンマンが身を挺してブラッディベアの動きを遮る。
ブラッディベアは遮った2体のストーンマンを薙ぎ払いバラバラにして吹き飛ばす。
「グゥアー!!!」
2体のストーンマンが犠牲になってしまったが、ファイアーボールはブラッディベアにあたりブラッディベアは燃え上がり、苦痛の声をあげた。
あとは持久戦だ。
—後退!—
俺たちは後ろに向かって走り出して逃げ出した。
もちろん怒り狂ったブラッディベアは燃え盛りながらこちらを追ってくる。
バチン!!バチン!!
仕掛けてあったいくつかのトラバサミがブラッディベアに作動する。
トラバサミをくらったブラッディベアは明らかに動きが遅くなった。
血の鎧が焼けてボロボロと崩れていく。
俺たちが逃げて行った方向はストーンマン達がいた岩場だ。
—ここで迎え撃つ!甦れストーンマン!—
岩から人型の石が生えてくる。さっきやられた2体のストーンマン達だ。
「さぁ、私の軍門に降りなさい!ブラッディベア!」
アリアがビシッとブラッディベアに指を刺して言った。
「グゥアア!!!」
ブラッディベアは吠えて向かってくる。
ストーンマン達が向かっていき応戦する。
もちろんブラッディベアの爪の一薙でバラバラに吹き飛んでしまうがここは岩場だ。ストーンマン達はやられたらすぐに岩から生えて復活する。
隙をついてワイルドビッグボアも突進を食らわせる。
そして…ついにブラッディベアの膝が地面につき、ブラッディベアは倒れ込んだ。
「今ですわ!テイム!!」
アリアがブラッディベアにテイムをかける。
アリアとブラッディベアがパスで繋がった。
やったぜ!!!
あっ!すぐ火を消さないと死んじゃう!!
俺達は砂をかけてブラッディベアを燃やしていた火を消してすぐに回復薬を大量にかける。
ついに、アリアはブラッディベアを従えたのだった。
まともに戦ったら100戦して100戦負ける相手でしょうね。
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