第91話 仲間を集めよう
「ふぁ!えっ!?夢だったのかな?」
私は私のベッドで飛び起きた。
不思議な夢を見た。その夢をはっきり覚えている。
「ねぇ、スケさん聞いて!不思議な夢を見ましたの!」
私は隣に寝ている骨。スケさんに話しかける。
—怖かった?—
「ううん、怖くなかった。どちからというとむかついた!」
—そうか。今日はなにをする?—
カタカタとスケさんは笑って答えた。
「今日はね、昨日スケさんが言っていたようにモンスターをテイムするわぁ!考えたんですけど、小さいネズミくらいのモンスターならまだテイムできる余地があると思いますの!さぁ、スケさん、準備して行きますわよ!」
スケさんあんまり召喚コストかかりませんしね!
—今日は午前中に歴史の先生がくるみたいだけど?—
「そんなの関係な…んー、では、午後に行きましょう!」
お勉強も少しはやっておいた方がいいかしら?
—偉いぞ、アリア—
スケさんはそう言って私の頭を撫でる。
「えへへ、当たり前ですわぁ!」
そして、午前中に歴史の授業をしたあと私とスケさんは森に来ましたの。
「スモールラットですわ!」
スモールラットはすぐ見つかりました。
スケさんが弱らせるまでもないでしょう。私はすぐにテイムを唱えスモールラットとパスを繋ぐ。
「テイムっ!って、えぇーー!!!!」
なにこれ!?私の体の中から魔力が溢れ出してくる。
これって!?はっ!
あの夢でもらったスキル 魔力炉ってやつ?
でも、急になんで?私が魔力を使ってテイムをしたから動き出したのかな?
「す、すごい、すごいよこれ!スケさん見て!すごいでしょ!?」
スケさんがすごい口を開けてすごい驚いている。
えへへ、面白い!
「スケさん、もっといろんなモンスターを仲間にしに行こう!」
—お、おう。そうだな。—
それから森を探していくと、お父様が言っていたダブルヘッドベアーともう一体。血のような暗めの赤い毛皮の大きな熊。ブラッディベアーが戦っていた。
ナワバリ争いかしら?
すごく大きい。両者とも5メートルはあるかもしれない。
ダブルヘッドベアーが二つの頭でブラディベアーに噛み付く。グアー!っとブラッディベアーが声を上げる。
ブラッディベアーの身体の噛まれたところから血が吹き出す。
するとそれが鎧のようにブラッディベアーに纏われ、硬質化した。
そのまま、爪にも硬質化した血が纏われ、大きな爪は更に鋭く大きく赤くなりダブルヘッドベアーの体を貫きあっという間に勝負がついた。
強い、怖い!
でも、大丈夫。私にはスケさんがいるもの。
「スケさん、やっちゃっ、むぐっ!?」
私はスケさんに命令しようとしたら、スケさんに口を閉じられそのままスケさんに抱き抱えられる。
—むりむりむり、勝てないって。俺スケルトンなの。わかる?あの分厚い毛皮に攻撃入るわけないじゃん。あの攻撃掠っただけでバラバラじゃん?あれ多分ブラッディベアーの中でも強いやつだから!—
確かにスケさんは本来はEランク、でも、あのワイバーンにもスケさんは勝ったんだ。
きっとあのブラッディベアーにも勝てますわ!
たしかブラッディベアーはCランクだった気がしますわ。
「スケさんなら勝てますわぁ!やりましょうよ!スケさんはワイバーンにも勝ったんですのよ?自信を待ってくださいまし。スケさんに加えてあのブラッディベアーを仲間に加えれば敵なしですわぁ〜!」
スケさんは私を安全な場所まで運んで、大きな石に寄りかかって休んでいる。
—無理に決まってるだろ!ワイバーンの時もびびらせただけだ。それにワイバーンはDランクモンスターでブラッディベアーはCランクモンスターだ。いいか?そもそも俺はスケルトンなんだ。あいつを仕留められる攻撃力はない!—
「えー、じゃあどうすればいいんですか?」
—決まってるだろ。集めるんだ力を—
「えっ?力?どういうことですの?」
—お前に従うモンスターを集めて、あのクマをねじ伏せ、あのクマすらも従わせればいいんだ。そうだろ?—
そう言ってカタカタとスケさんが笑う。
「あー!なるほど。確かにそうですわね!」
なるほど、確かに今の私にはそれだけの力がありますわ!
いっぱい仲間を増やして、あのブラッディベアーもゲットしますわぁー!
—あぁ、やっぱり面白くなって来たなぁ—
スケさんはアリアには聞こえない声でそう言ってカタカタと笑った。
さぁ、アリアは力を集めます!
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