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第28話 勇者パーティー加入!?

おっ、いた。


勇者パーティーは練兵場にいた。


勇者パーティーがいそうなところを手当たり次第探して、やっと見つけた。


え?練兵場にどうやって入ったのかって?それは普通に入れましたよ。この鎧だとみんな高位の聖騎士様だと思ってくださってね。

入る時に門兵は敬礼までしてくれたよ。



いたいた!変わってないなぁ。

勇者パーティーの聖女クロード・アリル。彼女はちょうど勇者ルーカスとその仲間たちと話していた。


1人になるのを待つか。


しばらくして聖女が席を外した。よし、今だ。


「おい、少し話をいいか?」


「はい?あなた誰ですか?」

アリルはすこし困惑したような表情を浮かべる。


「ここだと話せない。こっちにきてくれ。」

そう言っておれは人気のないところ。建物と建物の間の路地に聖女を連れ込もうとする。


「えっ?嫌ですけど。なんでそんな人気のないところにあなたと行かなければならないのですか?」 

当然アリルは拒否する。


それはそうだ。どう考えてもおかしい。そもそも面識のない人と人気のないところで話すこととはなんなのだろうか。


「んー、どうしようかな。」


「というか、貴方誰なんですか?聖騎士ではないですよね?貴方ほど立派な鎧を着た聖騎士はここにはいません。」


あっ、まずいかも。


「人を呼びますよ!」


「ち、違うんだ。本当に怪しい者ではなくて、いや、怪しい者なんだが、なんというか。わざわざお前に会いにきたんだ。」

弁明をすればするほど人を呼ばれそうな雰囲気になっていく。


「貴方、私のファンかなにかですか?時々いるんですよ。戦場にいるにも関わらず空気を読まずに会いにくる信者なんかが。普通の時ならば優しく対応できますが、流石に練兵場にまで乗り込んで私が1人になるタイミングを見計らい、あまつさえ人気のないところに連れ込もうだなんて。天罰が下りますよ!」


うむ。ごもっともである。


「はぁ、仕方ない。俺たち一緒に一時期暮らした仲じゃないか。少し話を聞いてくれるか?」


「はぁ?暮らしてません!あなたの妄想には付き合ってられませんよ。一体どこで貴方と暮らしたというのですか?」


「死の迷宮。」


「ひゅっ!貴方…一緒に暮らしたって。まさか、中ボスさん?」

アリルはびっくりして変な声が出たあと、口を手で押さえて信じられないように小さな声でそう呟いた。


「いや、違うよ。」


「えっ?」


「俺はラスボスさ。聖女ちゃん話を聞いてくれるかな?」


「…はい。」

アリルは一瞬ゾクリと背中に悪寒が走った。










それで今勇者パーティーのせいでクーリッヒが大変なことになっていることを説明した。


「私たちのせいでそんなことに。すみませんでした。」

アリルはそう言って頭を下げる。


「いや、別に俺は構わない。ただ、クーリッヒに救援に行ってくれないか?お前たちのせいなんだし。」


「それは…できません。まずはこの戦争を終わらせないことには。あの、ラスボスさんがその蜘蛛たちにやめるよういうのはダメなんですか?」


「それはしない。もしも俺がそんなことをすれば

俺は蜘蛛をつまりはモンスターらは殺して人間を生かすという選択をすることになる。それは俺のポリシーに反する。俺が直接、死の迷宮のモンスターに人間のためにどうこうするつもりはない。だから勇者パーティーに責任を取れといっている。」


「そうですか…」


「だが、俺は聖女、お前に借りがある。」


「借りですか?なにかしましたっけ私?」


「ラスボスと戦う前バフをかけてくれただろ?あの戦いはなにが欠けてもあいつには勝てなかった。お前のバフもだ。だから、俺はお前に大きな借りがある。」


「え、えぇ。」


「だから、俺も勇者パーティーの末席に加えろ。この戦争だけ俺が手を貸してやる。」


「えぇ!!ラスボスさんが手を貸してくれるんですか!?」


「あぁ、まぁ、この身体でだがな。流石に本体で手を貸すわけではない。それでも力になるはずだ。自分で言うのもあれだが。」


「あれ、本人ではじゃないんですか?」


「あぁ、仮の姿で迷宮の外に出ている。」


「へぇ、顔見せてくださいよ。」


「へ?なんでだ?」


「だって、ずっとヘルメット被ってるじゃないですか。」


「まぁ、いいが。これでいいか?」

俺はヘルメットを脱いだ。


「わぁ!綺麗なお顔をしているんですね!」


「何言ってんだ。前はお前の前でヘルメットなんか被ってなかったろ?」


「前は貴方少し腐ってたじゃないですか。それに…クンクン、いい匂いがしますね。」

アリルは俺に近づいて匂いを嗅いだ。


「…やっぱり前は俺臭かったよな。ごめんな、ほんとに。」


「ふふっ、別にいいですよ。では、よろしくお願いしますね。騎士様。」


「あぁ、よろしく頼む。聖女様。」


こうして俺は勇者パーティーに加わり魔王軍を退けることとなった。


「あっ、そうだ。俺がラスボスだってことは絶対言うなよ。言ったら…わかってるな?」


「い、言いませんよ!」

もう!とアリルは頬を膨らませた。

主人公のアリルの出待ちが完全に不審者すぎる…


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