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第22話 ギルドマスター

「なぁ、最近蜘蛛のモンスターが多いと思わないか?」


「あぁ、俺もそう思う。ギルドも高ランク冒険者に調査依頼を出しているらしいぞ?」


「やっぱりなんかおかしいよな。それにほんとはもっと下の階層にいるはずの魔物が上の階層にも出てきているらしい。そのせいで冒険者が最近何人もやられてるってよ。俺たちも気をつけないとな。」


「あぁ、そうだな。だけどなんで下の階層のやつが上に上がってきてるんだ?」


「さぁ?それもギルドが調査してるんだろう?」


ギルドの食堂で白銀の姿でご飯を食べているとそんな会話があちこちから聞こえてくる。

おそらく蜘蛛たちが上の階層に上がってきているんだろう。


「ねぇ、ジンさんはどう思いますか?やっぱり最近おかしいですかね?」


「たしかに最近ダンジョンに行くと蜘蛛のモンスターが多い気がするな。ユニークモンスターでも生まれてるのか?どう思う白銀?」


一緒に食べているアリとルーファも聞いてくる。

まぁ、俺は理由知っているんだが…


「クローバーの皆さんですね?お話があるのでこちらに来ていただけませんか?」

ギルドの職員がこちらにやってきて話しかけてきた。


「なんの話でしょうか?」

なんにも悪いことしてないぞ。


「個室でお話しさせてください。」


「…わかりました。では、食事が終わってからでもいいですか。」

俺は目の前の熱々のステーキを見る。


「あっ、はい。もちろんです。失礼しました。」


もったいないからね。



「失礼します。」

俺たちは案内された部屋に入る。


「あぁ、ようこそクローバー。そこにかけてくれ。俺は総ギルドマスターのキバだ。よろしく。」

部屋に入ると顔に大きな傷のあるムキムキのおっさんが座っていた。

そして、俺はすぐに部屋の角の影を見る。

そんな俺をみてギルドマスターの頬がぴくりと上がる。


「クローバーリーダーのアリです。」

「ジンです。」

「ルーファです。」


「実はお前たちに明日開かれる会議に参加して貰いんたいんだ。」


「会議?」


「あぁ、今蜘蛛のモンスターが大量発生しているのは知っているか?」


「はい。確かに最近多いですよね。」


「明日はそのことについてギルドが集めた情報の報告会だ。かなりやばいことになっている。参加するパーティーやクランはS級パーティー奇跡の剣、S級パーティー赤星、S級パーティー濡れたナイフ、他A級パーティー多数。クラン フロントライン、クラン 森林、クラン 夜明け、クラン マッスルクラブが参加する。」


「え!?最有力パーティー、クランしか参加しないじゃないですか!?そんな会議にE級の僕たちが?」


「ほんとはありえない。だが、今は少しでも強い冒険者がほしい。白銀、お前はS級冒険者に匹敵する力を持っている。力を貸してくれ。」


「まぁ、明日の会議の内容を聞いてからだな。」


「あぁ、もちろんそれで構わない。」



そう言ってパーティー クローバーは退出した。



「どうだ?合格か?」

キバは部屋の角の影に向かってそう言った。


ぬぅ、と影から人が現れた。


「あいつ、完全に俺に気がついていた。相当な使い手だ。それにあの鎧。純粋なミスリルだ。合金などもしていない純粋なミスリルをあんな大量に鎧に使っているなんて。なにものなんだ?」

出てきたのは濡れたナイフのリーダー カマルだった。


「あぁ、あの鎧は王族や高位貴族がしていてもおかしくない鎧だな。白銀…噂に違わず相当な実力者のようだ。あれならば文句はないだろう?」


「当たり前だ。あんなやつどこから湧いて出たのやら。」

そう、カマルはEランク冒険者が明日の会議に参加することに難色を示していたのだ。キバがそれならば一度見てみるといい、今回部屋に潜み白銀を見定めた。



「しかし、これでも今回は厳しいかもな。なんて言ったって60層に現れた蜘蛛型のAランクモンスター5匹の討伐だ。それも奴らは数を増やしながら上層に侵攻している。なにより異質なのは徒党を組んでいるように見える。Aランク5匹が徒党を組み、大量の配下を従えている。全く、厄介なことこの上ない。」



そう、ギルドはまだ現状を正しく認識できていないのだ。


迫り来る蜘蛛の軍勢はその程度ではない。

補足できているのは先発隊。


迷宮都市クーリッヒは未だかつてない危機にある。


生き残るのは蜘蛛か人か。


迫るヤバすぎる蜘蛛の勢力…


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