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第18話 アルドの強さ

「来ないならこっちから行くぞ!」

睨み合っていたが、アルドが大剣を構えてこちらに突撃してくる。


くそ!無理だろ!


アルドの大剣が俺に迫る。

もちろんアルドのステータスならば俺は見切ることができる。横薙ぎにされる大剣が俺にはゆっくり見える。


俺は瞬時に大きくしゃがむ。


攻撃にはブレというものがある。俺はそのブレを見極め、合わせてブレを大きくすることで受け流すようにしている。リーナもすごい剣士だが、わずかにブレがあった。だから、ステータス差があっても俺ならば受け流すことができた。


しかし、アルドにはこのブレというものが見られない。あんな重そうな大剣で凄まじく正確な一撃。あの質量にあの技量の一撃を受け流すことはいくら俺でもスケルトンでは無理だ。


「ほう!避けたか!正しいぞ、もし受けていたらそれでバラバラだった。」


ーふざけるな!バラバラにしようとするな!ー


かろうじてアルドの攻撃を避け続けている。アルドの視線や筋肉の動き、姿勢、気配、直感的にほぼ未来予測的にアルドの攻撃を予測して攻撃を避ける。そうしないとステータス的に避けるのも難しい。


「ふむ…ありえん。なぜ、こんなにステータス差があるのに避けられ続けるんだ?」

アルドも俺の超人的な回避力を見て、異常さに気づく。


そろそろ俺も反撃をしようか。


俺はリーナにやったように恐怖のオーラをアルドに向けて放ち、隙ができた時に攻撃するつもりだった。


「…なにかするつもりだったな?」

俺は恐怖のオーラを発動させようとしたらアルドはなにか感じとり大きく下がった。


くっ!悟られるか。


「身体強化。さてこれで終わらせる。」

アルドが身体強化を使い、身体能力が大きく向上する。


アルドが先ほどは比べ物にならない速度で距離を詰める。


いや…スケルトンのステータスじゃもう限界じゃん…


あ、


俺は首を掴まれ降参した。



ー勝てるわけないだろ…どれだけステータス差があると思ってる?ー

俺はアリアに疲れたように言う。


「いや、スケさんならいけるかなぁってだってA級のリーナさんも圧倒してましたし。」


ーいや、この人は無理だよ。リーナやアッシュなら付け入る隙がいくらでもあるけど、アルドは全くない。…完成されている強さだー


「おぉ、結構ほめてくれるじゃねーか。で、お前なに者なんだ?明らかにステータスに合った強さじゃねぇ。ほんとに生前は有名な剣士とかだったのかい?」







ーさぁ、なんだと思う?ー







「言えねぇのかい?」


ー言わないんだよ。そのほうが面白いからねー

俺はカタカタと歯を震わせて笑った。



目の前のいつでも倒せるはずのスケルトンにアルドは密かに背筋を凍らせた。ステータスとこのスケルトンから感じる圧倒的な経験値の乖離。

どう考えてもおかしい。

そして、潜在的に俺はこのスケルトンを恐れている。なぜなのかはわからない。





アルドたちの指導が終わったあと、学校帰りの馬車で揺られながらアリアと話をする。


「今度は白銀様に教えて欲しいですわね。白銀様とアルド様どっちが強いのでしょうか?」


ーさぁ、どっちだろうなー


実際今の白銀のステータスとスキルだったらアルドとやって勝てるかどうかは俺にもわからない。

強化していいんだったらいくらでも勝てるだろうけどな。

…やられっぱなしは気持ち悪いな。今度白銀で戦う機会があれば意地でも勝ってやる。





アルドはクーリッヒで屈指の冒険者の一角です。


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