第105話 列国の進軍
すみません、体調崩して更新が途絶えてしまいました。
俺の名前はフェリル、ヴァイハラ軍30万の将だ。
今回の戦いに世界の命運がかかっている。
弱った三大王の1人、竜王ダイヤを打ち倒し世界の覇権を人類の物とする足がけにする。
人類最強の国と名高い 巨人の国 アトラース軍 5万。
世界樹の加護を持つ 森の国 エルランド軍18万。
総勢53万の大軍だ。
アトラース軍はすべて巨人で構成されている。巨人の兵士1人の強さはCランクモンスターにも匹敵するほどの強さをもつ。
エルランド軍もそのほとんどがエルフである。エルフは魔法に精通しておりエルフ軍の戦略魔術は強力である。さらに今回の戦いには精霊術師が指揮しているという。
そして、我が軍 ヴァイハラ軍は獣由来の戦闘力、無理な行軍にも耐えうるタフな身体と研ぎ澄まされた五感による凄まじい探索能力を併せ持つ。
今回の戦いには三国の王も本気であると言うのが伺える。
それはそうだ、これはまたとない絶好の機会。
荒野の覇者というなぞの者により三大王ルーチャルロイド、ダイヤは大きく国の力を失った。
特に竜王ダイヤは、国が滅亡するのではないかというところまで追いやられたのだ。
今しかない。それが三国の思いだった。だから、最大の戦力を投入し、まずは1番弱っている三大王である竜王ダイヤを討つために宣戦布告をしたのだ。
人間の国であるグラン王国、ハムナ神聖王国とも話はついており、支援は惜しまないと。さらに、2国とも隣接している魔王領に向けて牽制を開始してくれるという返事だ。
今、人類が一団となり魔王に立ち向かう時が来たのだ!
しかし、荒野の覇者とは何者なのだ?突如として現れて、三大王ルー・チャルロイドを退け、三大王 竜王ダイヤの国を滅亡寸前にまで追い込む軍事力を持つ謎の人物…
今回の戦いに関わってこなければ良いが…
「報告!アトラース軍が竜王ダイヤの軍勢約5万を打ち破り、龍の国 国境を超えました!!」
「報告!エルランド軍が援軍として現れていた三大王バーバル軍約15万を打ち破り、龍の国 国境を超えたと!」
友軍はすでに敵の防御を突破して敵国の国境を超えたか。
「報告!前方に魔王アナスタシア、魔王モグ、魔王アルモンドの混成軍と思われる敵軍24万の敵影を確認!」
さて、俺たちも息を揃えて行かないとな。
「これより我らは敵軍を突破し龍の国 国境を超える!全軍戦闘準備!」
「全軍突撃!俺に続け!!」
俺は全軍の隊列を整えさせ、10万を率いて俺が先陣を切り敵軍に突撃した。
俺の突撃によって敵軍は押し込まれていく。
「弱い!魔王軍とはいえど、所詮は烏合の衆!我らの敵ではない!」
ガキン!!
「さて、それはどうかな?」
俺の剣を受け止めた黒い鎧を纏ったアンデットの将が俺の前に立ちはだかる。
「お前は…あの噂の死霊騎士団 団長のフルモンド・アーガストか!?」
「いかにも、我は魔王アルモンド様の配下、死霊騎士団を統率する者だ。獣王国 猛将フェリルとお見受けする。相手にとって不足なし!」
「厄介なのがいるな!」
やはり、列国に名を轟かせる死霊騎士団アーガストの実力は凄まじく、俺はアーガストと互角の戦いを繰り広げる。
「ふむ…頃合いか。猛将フェリルよ、また合間見えようぞ!撤退だ!」
アーガストが急に距離を取り全軍に撤退の命を出した。
「なに!?撤退だと?」
たしかに我が軍が中まで入り込んでおり、優勢ではあるがまだ撤退するほどではない。
どういうことだ?
「敵が撤退していくぞ!!」「すごい!フェリル様の突撃一つで勝利してしまった!!」「フェリル様バンザーイ!獣王国バンザーイ!」「魔王軍など恐るるに足らず!我らの勝利だ!!」
敵軍が撤退していくのを見て、軍のあちこちから勝利の雄叫びが轟く。
そんな歓声の中、俺の将軍としての勘が最大限の警鐘を鳴らしていた。
これは罠だと。
だが、俺達は進むしかない。
これが罠だとわかっていても。
俺達は町や砦を攻略しながら龍都 ハクアを目指した。
人間の大国の侵攻が始まりました!
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