逢魔が娘-00◆「主要登場人物紹介」
本内容は絶大なネタバレを含みます。お手数でも、注意してお読み下さい。
■あらすじ
悠久の大陸フラネース。その北西部に、山と湖に囲まれた小国、ペーレンランドはあった。その長閑にして美しい国で、何かが起ころうとしていた・・・。
■主要登場人物
☆若い娘／ルナマリオン・エリヤ・ラ・カイラム ［The young Girl/Lunamarion Eria La Kailame 169cm/??］
・人里離れた山の中を、一人で旅をしている。ちょっと見かけない様な美貌の持ち主。何が目的かは不明だが、それなりに腕は立つ様だ。虚空から「聖皇剣」（エンペリアス）なる剣を呼ぶ。以外に酒豪で、“峰の炎”（アルコール度数55%）を軽く飲む。
・一人称は「私」
・どうやら、漠羅爾新王朝は傑門公国の姫君らしい？
・今回、名前が「エリヤ」であることが判明。（名付け親は、盟友のらぱんどら氏です。この場を借りて、氏に感謝申し上げます）
・正式名が「ルナマリオン・エリヤ・ラ・カイラム」で有ることが判明。静流とバッコスは、「ルナ」と呼ぶことに決める。
・破天荒な性格の一部が垣間見えて来ている。
・“聖皇剣”（エンペリアス）と“天使の鎧”（セラフィム）を装備として持つ。
・破天荒な姉の事を心配する、少しシスコン気味な弟が一人いる。
・“聖なる光”を組み込んだ“神聖系”の呪文が得意。その一つが“閃光珠”（Flash Orb）。
☆天嶺静流 ［Shizuru Tenryo 171cm/B］
・酒場に一人残っていたローブの人物。その実、漠羅爾新王朝は恵久美流公国きっての名家である天嶺家の公主（第一公女）。その実力はまだ未知数だが？
・娘同様、怪異の原因調査の為に訪れたことが判明。
・一人称は「我」
・突っ込み上手。
・神意装甲（Mind In Armour）“天龍の鎧”と神器（Artifakte）“地龍の錫杖”を装備として持つ。
・天領家は「魔界の一族」と言われているらしい。“魔人”を輩出しているからとか？
・これまで使用した呪文は：“裂帛”（魔法攻撃力付与）、“堅持”（魔法防御力付与）、“陽光”（太陽光具現）、“防魔”（破邪耐性付与）、“魔衝”（魔法弾）の五つ。
☆バッコス・ドラケンスバーグ ［Baccus Drakensberg 202cm/A］
・警邏隊副隊長。非常に判り易い筋肉莫迦。INT（知識）+WIS（知恵）=一桁（恐竜並み）の強者。その言動はひたすら痛い？
・一人称は「我が輩」
・以外に勝負事に潔い所を見せています。ルナに少しは見直して貰えるだろうか？
・ルナと静流とパーティーを組むことに。自慢のグレイト・ソードが唸る見せ場が見られるか？
・頭突きが得意らしい（笑）。
・“王者の剣”に“勇者の鎧”（笑）を装備として持つ。
☆ステンカ・ルードロワ ［Stenkka Loudrova 180cm/B］
・盗賊団“絆の仲間”の頭目。短絡的だが、根に持たない正確をしている。ルナから“怪異”の事情を聞いて、協力することを決意する。
・一人称は「オレ」
・装備として、魔法の短剣、妖精のマントに靴、護りのベルトと指輪を持っている。
☆ロワン・ワシュリ ［Rowane Wasyri 194cm/A］
・盗賊団“絆の仲間”の副頭目。強面で大男の外見に似合わず、冷静な理解力を持つ。
・装備として魔法の複合弓と矢、妖精の鎖帷子、マント、靴を持つ。
・一人称は「私」
☆ナーシアス・ライアン ［Nartious Rian 189cm/O］
・警邏隊隊長。苦労性の人物で、何時も部下の副隊長に引っかき回されている。腕は立つ。
・以外に優柔不断なところを見せております。まぁ、中間管理職なら仕方が無いのかも？
・一人称は「小職」
☆酒場のマスター ［The Barkeeper 195cm/??］
・ペーレンランドの“黒き泉の都”にある「酒場踊る子馬亭」のマスター。ごっついガタイに似合わず気さくな態度だが・・・？
・おぉ、やっぱり怪異でした。
・憑依された怪異？ 益々謎が深まります。
☆貴婦人 ［Noble Dame/??］
・山中にて助けを求めていた。あやかしの様に思えるが・・・?
・何と女蛇（Naga）が正体。地下や洞窟に生息する怪異が何故地上に？
■用語説明
☆聖皇剣 ［Emperious］
・ルナが虚空から呼び出した剣。両刃の、非常に刃の幅が細い優美な西洋剣。両手でも握れる様な柄となっている。
☆閃光球 ［Flash Orb］
・ルナが手から放った輝く球状の光。相手を包んで動けなくする。
☆漠羅爾新王朝 ［Bakuluni New Kingdoms］
・エーリック大陸西部に位置する、傑門、恵久美流、是偉府、平原諸侯から成る四ヵ国の連合王朝。
☆傑門公国 ［Kalifate of Ket］
・漠羅爾新王朝が一国。漠羅爾新王朝全体を治める晃樂上帝の直轄領。
☆恵久美流公国 ［kalifate of Ekbir］
・漠羅爾新王朝が一国。その版図は北西のドラミディ大洋に面している。
☆グレイト・ソード [Great Sword]
・バッコスの愛剣、自称「王者の剣」（或いは「虎鐵」）。全長2.0mの特注の両刃剣で、両手で握って扱う。巨漢のバッコスにして、使える大技物。SM/Lに対して1d12+1/3d8+1の打撃値を持つ。
☆“その身を縛られよ” ［Hold Person］
静流が使用した呪文。“縛身”（ばくしん）とも言う。複数の相手を、一定時間金縛りにする。
☆“真昼の閃光” ［Lightnig Bolt］
ルナが使用した呪文。直線か、フォークの様に手から電光が放たれる。通常は威力の手加減はできないが、ルナには出来る様だが？
☆“絆の仲間” ［Fellowship of the bonds］
ペーレンランドは都、シュバルツェンブルンの東部地区で活動する盗賊団。団員は、頭目のステンカ、副頭目のロワンの他に、ジャイドー、ブレンム、ゲゲドガル、ギーメン・ドリリ、ビビシヤ、ケルケール、Ｃ・マンパラー、ブラック・Ｅ、タライラー、ルクク、ララウス、バ＝リウス、ロイローイの十五人から成る。
☆妖精装備
妖精が普段身に纏う装備で隠密性に優れている。鎖帷子（ミスリル製）、マント、靴などがある。
この小説は、「Greyhawk Another」の世界を舞台にした作品群の一つです。「Greyhawk Another」の世界に関しては、拙著「GAの世界へようこそ！」をご参照下さい。
http://ncode.syosetu.com/n7934e/
また、Greyhawk Another世界に関しては、下記の地図を参照されると、物語がもっと面白くなります。
http://www.nirgal.com/games/rpg/greyhawk/bigmap
