らぶらぶ
うっぷっ、、、よっ酔いました、、、うっぷっ、、、
姉に散々揺さぶられた私はものの見事に酔ってしまい、ベッドに突っ伏しています、、、まっまだ吐いていません!そして絶対吐きません!乙女の誇りにかけて!うっぷっ、、、
「、、、大丈夫?」
「ごめん!!」
Non problem.少し休めば大丈夫です。たぶん、、、きっと、、、昔の私なら、、、
「う~ん?ご飯はもう少ししてからにしましょうか?今食べてもあなた吐いちゃうでしょ?」
それは間違いないのですが、ご飯を遅くしてしまったらお父さんが困るのでは?門番の仕事は朝早いですし、、、
「大丈夫よ。お父さんだけ一人で食べればいいんだから。どうせあってもなくても変わらないんだから。」
だからなぜわか、、、もうそういうものだと諦めて受け入れましょう。今に始まったことではありませんし。そして、お父さんは置き物かなにかですかね?はいそこ!「確かに!」って同意しない!私もちょこっと思いましたが!
妻と娘からなにげにひどい扱いを受けるお父さん。これは帰ってきたら慰めてあげなきゃですね?、、、やっぱやめました。汗臭い体で抱き付かれるの嫌ですし。女性って男性よりも匂いに敏感なのでなかなかきついんですよ?
皆さんもモテたいなら匂いは気にしましょう。以上、瑠那からのリアルな助言でした。(↑作者出しゃばんな)
「それじゃお父さん餌用意してくるからさっさと着替えなさい。顔も拭くのよ?」
「おいおい母さん?餌は酷くねーか?」
ん?あっお父さんいたんですか?影が薄すぎて目の前にいるのに全く気がつきませんでした。
「、、、ソレイユ、、、」
、、、こっちも正確に考えをよんできますね、、、私のプライバシーはどこへ行ってしまったのでしょうね?帰ってきてください!私のプライバシー!
そんな感じで現実逃避をしていると、
「あ・な・た?」
「、、、なんでしょうか?」
微笑みながらお母さんがお父さんに声を掛けました。なんでしょうか?お父さんの顔がひきつってます。なぜでしようか?さっきまでの笑顔とそう変わらないはずなのですが何となく後ろに般若さんがいる気がします。般若さんが大きな鉈で肩をトントンしてる気がします。
マジなやつです。ヤバイやつです。殺気まで放っています。数年に一度のあるかないかってレベルでお母さんが怒ってます。お父さんなにやっちゃったんですか!?
「餌が嫌ならもう少し自重しましょうか?」
「なっなんのことですか?」
とっても優しいのに本能的な恐怖を感じさせる声を発するお母さん。器用ですね。対してお父さんの声は若干裏返ってます。あっチラッと扉の方を確認しました。しっかり退路を確認するとは、長年門番をやっているだけありますね。流石です。
、、、あれ?なんでお姉ちゃんが扉の影から顔を出しているのでしょうか?さっきまで私の隣にいたのですが?
お姉ちゃんは不穏な空気を察知していつの間にか逃走していたようです。なにも言わず、誰にも気づかれずにしれっと逃走しましたね。〈隠密〉スキルは持っていないはずなのですが、、、あっ戻ってきました。私を助けてくれるのでしょうか!お姉ちゃん助けてください!、、、両手でガッツポーズ?なになに?が・ん・ば・れ?、、、われはほとけなり、、、
「私最近腰が痛くて。」(ニッコリ)
何を思ったのかお父さんは懐から湿布としてよく使われる葉っぱを取り出して、
「、、、湿布いりますか?」
(ビキッ)
お母さん肌白くて綺麗ですね。だからほら、頭の血管があんなにはっきり見えますよ。あはは。
「いっいやっ!その!ふざけている訳ではなくてですね!」
「ではどういうわけなのでしょうか?頭の悪い私にもわかる言うように言ってくださいますか?オークさん?」
察しました。これ全部お父さんが悪いですね。腰が~の辺りで何となぁ~くわかりましたが今ので確信しました。だからお母さんは最近ダルそうだったんですね?納得です。弁護の余地無しです!判決、ギルティ!!
というかこのような会話はよそでやって頂けませんかね。ここには汚れを知らない純情な幼児がいるんですよ?会話の内容をしっかり理解している時点で汚れてる?、、、だまらっしゃい。
「いっいつも優しくシヨうとは思ってはいるんだが、ヤってるとどうしてもお前のことが愛おしくなりすぎて、、、その気持ちが押さえきれなくなってしまって、、、激しくなってしまった、、、すまない!!」
「きゅっ急にそういうこと言わないで!あの、、、その、、、今まで通りでいいから、、、たったまに優しくシテほしい、、、かな?」
(ダバァー)
腰を直角に曲げ謝罪、それを見たお母さんはもじもじしながら上目遣いで。思わず私が砂糖を大量に吐き出してマーライオンと化しましたがこれは不可抗力です。そして娘の前でそんな濃厚なキスをしないでください。教育に悪いです。
、、、仕事、遅刻しないといいですね?