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「会社員なんかになりたくない」

「楽して生きていきたい」

そんなことは無理だと知った。

結局のところ、小説家として生きていくには才能も運も実力も必要で。

それはきっと、会社員として生きていくのよりもずっと大変で苦しいんだろう。

もちろん、それぞれの立場に長所や短所はあると思う。

それは人間関係だったり、運だったり、リターンだったり、安定性だったり。

向き不向きも人によって違う。

もちろん、学校としては安定する生き方を、辛くても生きやすい生き方を選んでほしいのだろうけど。

それでも、自分のやりたいことをして生きる、金を稼ぐというのは高校生の僕の目からはずいぶんと魅力的に見えて。

「やりたくないことを極力避けて生きる生き方」ってのは決して「楽な生き方」じゃないと知った。

まぁ、思っているだけだから実際には違うかもしれないけどね。

同じ時間だけかけても得られる報酬が圧倒的に少ないのは当然で。

人口自体が段々と減っていって。読む絶対数も少なくなっていって。

そのうち、作家が読むための小説しかなくなるんじゃないかとおもったけど、たぶんそんなことはないだろう。

結局、自分の将来のことを今決めてもしかたないト思ったし、その時にならないとわからないね。

来年のことを言えば鬼が笑うっていうし、あんまり未来のことは考えないでおこう。

まだ高校生なんだし、ゆっくり生きていけばいいや。

大人は急ぎすぎなんだよ。

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